こんにちは、ザビエルです。
あなたがこの記事を読んでいるということは、もしかしたら夫または妻から離婚したい!と言われているのかもしれません。
または、すでに会話がない、話しても暴言で返ってくるなど、険悪な状態かもしれません。
そして、毎日が辛くて苦しい、将来の不安や、悲しみ、これまでの頑張りを否定されたかのような怒り、、、いろいろな感情を感じているかもしれません。
ですが、安心してください。
この記事を読めば、一体何が原因で、夫(妻)から離婚したいと言われ、どうすれば回避できるのか?こういうことが全て理解できます。
まずは焦らず、ゆっくりと何度も読んでみてください。
およそ、軽めの本1冊分のボリュームがありますが、必ずあなたのお役に立ちますので、最後までご覧くださいませ。
それでは、早速ですが、どういう流れで、離婚を回避するのか説明していきたいと思います。
1.なぜ夫(妻)は離婚したいと言ったのか?
まず、なぜ夫(妻)が離婚したいと言ったのか?について理解してもらおうと思っています。
しかし、もしかしたらあなたは、なぜこれを知らないといけないの!?今すぐ離婚を回避する方法を教えてよ!と思われているかもしれません。
ですが、残念ながら、離婚を回避する方法などこの世に存在しません。
いや、確かに、世の中にはいろいろな離婚を回避する方法として紹介されているかもしれません。
たとえば、数十万円かけて浮気相手と別れさせて、離婚を撤回させる方法や、数万円かけてうまくいった事例を教えてもらったり、、、
もちろん、これで一時的に離婚を回避できるかもしれません。
ですが、残念ながら一時的にうまくいっても、結局は幸せな家庭など築けません。
なぜなら、根本解決していないからです。
世の中の離婚回避の方法は、一時的であり根本解決していないという理由は、簡単な言葉で説明すると、夫(妻)が、
「あなたと一緒にいたい」「あなたと一生添い遂げたい」
と思って、離婚をやめたわけではないからです。
結局は、離婚をしたいと言ったのは、
「あなたと一緒にいたくない」「あなたと一生添い遂げたくない」
と思われているということです。
いいですか?大事なことなので覚えておいてください。
離婚したい=あなたと一緒にいたくない
ということなのです。
すなわち、どれだけ大金をかけて別れさせたり、テクニックを学んでも、心の底から「あなたと一緒にいたい」と思わせない限り、根本解決にはならないわけです。
結局は、数ヶ月後か数年後には、夫婦関係は壊れているでしょう。(もしくは仮面夫婦として一生を過ごすことになるでしょう)
ここでは、この根本解決へのアプローチについてお伝えしていきたいと思います。
これは最後まで読めば理解できますが、結果的に、根本解決の道を選ばない限り、夫婦関係は本当に破綻してしまいます。
もしかしたら、そんなものは必要ない!今すぐ離婚を回避したい!と思われているかもしれません。
ですが、冷静になってください。
まずは、冷静になっておよそ15分程度で読めるこの記事を読んでみてください。
きっと心が落ち着いて、今から自分は何をしなければならないかが理解できるはずです。
大丈夫ですからね。
焦らずに、温かいお茶でも用意して、ゆっくり読んでみてください。
それでは、話を戻しますね。
僕は、根本解決するためには、夫(妻)が離婚したいと言った理由を知る必要があると思っています。
もしかしたら、あなたも夫(妻)にこのような理由を言われているかもしれません。
「家事をしないから」「家族との時間をとってくれないから」「女性としてみてくれないから」「家事や育児が適当だから」「ご飯を用意しないから」「話をきいてくれないから」「満足させることができないから」
・・・
いろいろな理由があるでしょう。
ですが、これらはすべて「嘘」です。
え!?嘘!?なんで嘘つく必要があるんだ!!
と思われたかもしれません。
2.夫(妻)が言っている離婚したい理由は嘘
嘘というのは、ちょっと言い過ぎかもしれませんが、本当の理由は本人も気付いていません。(嘘を言っているつもりはありません)
ですが、どれだけ家事を一生懸命しても、ご飯を用意しても、セックスレスを解消しても、話を真剣に聞いても、夫(妻)は
「あなたと一緒にたい」
とは思いません。
実際に、こういう相談は非常に多いです。
「夫(妻)から言われたことを一生懸命やったんです!それでもやっぱり離婚したいと言われました!!どうしてでしょうか?」
これこそ、夫(妻)が離婚したいと言った本当の理由がわかっていないことが原因です。
ここで真実を言いますが、
夫(妻)が離婚したいと言った本当の理由は、あなたと一緒に居て、自分の「存在価値」が低くなってしまったからです。
存在価値とは、簡単に言えば「自分が存在する理由」です。
あなたも聞いた事があるかもしれませんが、すべての人間には承認欲求というものが存在しています。
承認欲求とは、「認められたい」「褒められたい」「必要とされたい」「役に立ちたい」などです。
ですが、あなたと一緒にいることで、
「認められない」、「褒められない」、「必要とされていない」、「役に立てない」
と感じてしまう。
こんな気持ちを感じたくないから、、、
もっと必要とされている人の元に行きたい、褒めてくれる人、認めてくれる人と一緒にいたいと思い、
浮気相手の元に行きたいと思ったり、子供達だけで過ごしたいと思ったり、一人になりたいと思ったりするわけです。
3.あなたは夫(妻)とどんな結婚生活を送ってきたのか?
それでは、あなたは夫(妻)とどんな結婚生活を送ってきたのでしょうか?
関係が壊れてしまう夫婦というのは、ある2つの特徴があります。
1つは、妻であれば「夫は働いて、家族を養うのが当たり前」と思っており、夫であれば「妻は家事や育児をするのが当たり前」だと思っています。
そうなると、「感謝」ができません。
こういうことを書くと、「いえ、私はちゃんと感謝もしてました!」という方もいらっしゃいます。
そんなときに決まって言う言葉があります。
それが、「本当の感謝」をしていますか?ということです。
3-1.感謝
本当の感謝とは、心から感謝するということです。
もし心からの感謝ができていれば、夫(妻)が離婚したいとは思いません。
ちなみに、心からの感謝とは、ふとしたときに夫(妻)の頑張っている姿が思い浮かび、心が暖かくなったり、有難いと感じ、「感謝の言葉を言いたくなる」ことです。
決して、上部の言葉ではありません。
これまでの感謝は、本当に心からだったでしょうか?心から言いたくて言った言葉だったでしょうか?
それともう1つが、どんな会話をしてきたのか?ということです。
二人の会話は建設的な会話だったでしょうか?
3-2.会話
関係が悪い夫婦というのは、会話がほとんどないという特徴も持っています。(会話があったとしても、事務的なことか世間話程度)
なぜ、会話がほとんどなくなってしまうのでしょうか?
それは、結婚してから今までの間で、会話するたびに対立を起こしていたからです。
ようは「意見の対立」です。
意見の対立が起これば、どちらがいかに正しいのか?という議論になります。
議論になれば、夫婦喧嘩に発展します。
そして、これが何度か繰り返されれば、
「話しても無駄、わかってくれない、怒らせるから言わないでおこう」
という思考が生まれ、会話自体が減っていくか、差し障りのない会話になっていきます。
もう少し言えば、相手を怒らせないよう、相手と無駄な議論をしないようになるということです。(夫が無視をするのも、これが理由です)
本来、大切なのは建設的な会話であり、対立するような会話ではありません。
建設的な会話とは、意見が別れたり、家族の問題が起きたときに、「どうすればうまくいくか?」「どうすれば一緒にこの問題を乗り越えられるか?」を議論することです。
どちらが正しいか?という議論ではありません。
いかがでしょうか?
たぶん、両方(感謝、会話)とも心当たりはありませんか?
ですが、勘違いしないでください。
これはあなたが悪いという話がしたいのではありません。
あなたの夫(妻)も一緒です。
結局は、今の夫婦関係になったのは、二人の選択の結果でしかないのです。
夫(妻)が、心からの感謝(優しくしてくれて、労ってくれて、認めてくれる)や、建設的な会話をしてくれていたら、きっとあなたも対応は変わっていたでしょう。
夫(妻)が、心から感謝をしてくれていたらもっと大切にしたいと思うし、建設的な会話ができていれば、心強かったり、頼れたり、もっと信頼できていたでしょう。
大事なことなのでもう一度言いますが、夫(妻)が離婚したいと言ったのは、どちらか一方が原因ではなく、二人の関係が作った結果でしかないのです。
さぁ、ここまでお伝えしてきて、あなたには2つの選択肢が現れました。
それが、
・相手にも原因があるのならもう頑張るのはやめよう
・自分を変えて、一緒にいたいと思われるような人になろう
という選択です。
もちろん、どちらが正しくて、どちらが間違っているということはありません。
あなたが選んだものがあなたにとって正しいと思っています。
なので、もし前者を選ぶのであれば、僕がこれ以上お話しできることはありません。
ですが、後者を選ぶのであれば、ぜひこの続きを読んでみてください。
4.自分を変える=主人公になる
僕の中で、自分の人生の過ごし方は、2つあると思っています。
それが、◯◯のせいにして過ごすか、自分で切り開くか。
自分を変えるというのは、まさに人生を自分で切り開くことでもあります。
僕自身は、人生を自分で切り開く人しか、幸せな夫婦関係は作れないと思っています。
当然、幸せな人生も、目標を達成することも同じです。
すなわち、自分が欲しいものを手にするためには、自分が努力するしかありません。
誰かが幸せな夫婦関係にしてくれることはありませんし、幸せな人生を与えてくれるわけでもありません。
「自分を変える」というのは、ある意味、ゲームや小説に出てくる「主人公」と同じ視点で物事を考える必要があるのです。
ただし、◯◯のせいにすることがダメなわけではありません。
当然ですが、僕もやってきましたし、今でもやってしまいます。
でも、そこ(◯◯が悪い、◯◯のせいという思考)にずっといることはしません。
なぜなら、その先に幸せな未来は繋がっていないから。
なので、たとえ◯◯のせいだと思ったとしても、そのあとで、「いやいやそれをし続けて何かが変わるのか?」という質問を自分にして、◯◯のせいから抜け出すように心がけています。
こういうことを繰り返しながら、自分を変えてきたのです。
何度も言いますが、夫(妻)から一緒にいたいと思われるような人になるには、「自分の人生の責任を自分で背負う」ということでもあります。
自分の人生をより良くするためには、当然ですが自ら学び、実践しない限り、何も変わりませんよね。
ぜひ、ここから、あなたの人生の主人公になりましょう。
もし、自分で学び、実践し、今の状況を打開するという決断ができたのなら、続きを読んでみてください。
今から何をすれば良いのかを、そして、どうやって夫(妻)に、あなたと一緒にいたいと思わせるのか?についてお話ししていますので。
5.離婚を撤回させるために今からやるべきこととは?
それではこれから、離婚を撤回させるために今からやるべきことについてお伝えしていきたいと思います。
あまり聞いたことがない考え方なので、驚くかもしれませんが、僕がこれまで1000人以上の方と話をしてきた結果、たどり着いた真実だと思っています。
それでは、早速ですが、この7つのSTEPで離婚を撤回させていきましょう。
STEP1.離婚を受け入れる
STEP2.心から謝罪する
STEP3.心から感謝する
STEP4.居心地のいい場所を作る(=状態を整える)
STEP5.相手に興味を持つ
STEP6.建設的な会話をする
STEP7.存在を認める
もしかしたらSTEP1の離婚を受け入れるという部分を読んで、
はぁぁぁぁぁーーーー!?どういうこと!???
と思われたかもしれません。
ですが、たぶん、あなたが思っているものとは全然違います。
それもしっかりと説明しますので、じっくりと読んでくださいませ。
STEP1.離婚を受け入れる
先ほど、夫(妻)が「離婚したい」と言ったということは、あなたと一緒にいたくないと思っている、とお伝えしました。
ですが、多くの方は、「自分の理由」で「離婚を阻止」しようとします。
その結果、二人の関係はさらに悪化してしまい、ドロドロな離婚へと発展してしまうのです。
自分の理由?どういうこと??
と思われたかもしれません。
自分の理由というのは「世間体、将来の不安、親を悲しませたくない、子供のために、、、」というものです。
それのどこがダメなんですか!子供のためと考えるのがどうして自分の理由なんですか!と思われるかもしれません。
ですが、これらは「自分(だけ)の理由」です。
ようは自分の立場でしか物事を見ておらず、離婚したいと言った相手の気持ちは考えていません。
その結果、相手は、「あぁーまた自分のことか・・・」と感じ、さらに二人の距離は遠くなってしまいます。
だからこそ、僕は関係がこれ以上悪くなる前に、あなたが「離婚してもいい」と思う必要があると思っています。
で、これは話すと長くなるので割愛しますが、離婚を阻止しようとすればするほど、相手は離れたい!と思い、離婚してもいいと言った瞬間に相手の態度は軟化していくんです。
これがまさに北風と太陽のお話そのものなんです。
離婚を阻止するというのは、無理やり相手の行動を変えようとする北風的なアプローチ。
離婚してもいいというのは、相手の行動を受け入れた太陽的なアプローチ。
相手にとっては、どちらが「自分のことを考えてくれている、認めてくれた」と感じるでしょうか?
先程、相手が離婚したいと言ったのは、存在価値(承認欲求)が低いからだという話をしました。
では、どちらの選択が、結果的にあなたと一緒にいたいと思うでしょうか?
たしかに離婚してもいいと言ってしまうと、そのまま離婚してしまうかもしれません。
その怖さはあるでしょう。
ですが、ここからよく考えて欲しいことがあります。
それが、、、あなたにとって大事なものは何か?ということです。
「結婚」という形?それとも「二人の関係」?
もう少し違う視点で考えてみましょう。
たとえば、あなたがこれまで付き合った人や出会った人で、嫌な別れ方をした人、仮にAさんとしましょう。
そして、良い別れ方をした人をBさんがいたとします。
ある日、AさんとBさんから連絡があり、「困っているから助けて欲しい」と言われたとしたら、助けるかどうかは別にしても、話を聞くのはどちらでしょうか?
きっと良い別れ方をしたBさんではないでしょうか。
そうなんです。
離婚を阻止するというのは、相手からしたらAさんと同じ、嫌な別れ方をする可能性が高くなり、
離婚を受け入れるのは、良い別れ方をしたBさんのように感じる可能性があるのです。
僕たちが見なきゃいけないのは、「将来の不安や世間体」ではなく「今から10年後の二人の関係」です。
結局、関係が良ければ、復縁もあり得ますし、養育の援助、困っているときに助けてくれます。
ですが、関係が悪くなればなるほど、お互いが会いたくない、援助もしたくない、助けたくもないと思ってしまうのです。
離婚を受け入れるというのは、勇気がいります。
将来の不安もあるでしょう。これからどうやって生きていけばいいのか、不安もあると思います。
ですが、これはある意味でチャンスでもあります。
あなたが自分の足で歩くチャンス、しあわせな人生を自分で切り開くチャンス、相手と真の絆を築くチャンスでもあるわけです。
「離婚したいと言われたこと」
は、決してネガティブなものだけではなく、このままだったらもっとひどい夫婦関係になってたよ!辛い日々をあと10年過ごすことになってたよ!っていう警告でもあります。
これが今のあなたに向けられたメッセージでもあると僕は思っています。
※ここから少し補足です
もし「子供のために離婚はしない」と思われている場合、あなたはお子さんの立場に立たれているでしょうか?
本当にそれはお子さんのためでしょうか?
冷え切った家庭、いつもピリピリしている家庭、暗い家庭、こういった家庭で育つことが、本当にお子さんのためになるのでしょうか?
本当に考えてみてください。
もし離婚したとしたら、あなたはもうこの問題について考えることは無くなります。現実的には辛くなるかもしれませんが、感情的には解放された気分になりませんか?
子供にとって大事なのは、父親や母親がいるとか、結婚しているとか、名前が変わるとか、そういうことではなく、あなたが笑っていることだと僕は思います。
そして、笑顔のあなただからこそ、結果的に復縁になったり、新しいパートナーとは幸せな家庭を築ける可能性が圧倒的に高くなります。
STEP2.心から謝罪する
これは、たとえ離婚になったとしても、非常に重要なSTEPになります。
二人の関係性という視点で見ると外せません。
人は何かを言われたり、何かをしてもらったときに、自分にとって嬉しいこと、有難いことなら、心の中に光の玉のようなものができます。
それは思い出すと、その人の笑顔が浮かんできたり、 心が温かくなったり、気分が良くなったりします。
しかし、逆に、自分にとって辛いこと、苦しいことなら、心の中に黒く重い玉のようなものができます。
それを思い出すと、その人の怒った顔や、半笑いの顔、怒りや悲しみを感じたりします。
離婚したいと言った相手の中には、この黒く重い玉が残っています。
これを解放するには、謝罪しかありません。
ですが、多くの方は
「何について謝罪をすればいいのかがわかっていません」
そして、いまいち分からないから、なんとなく謝罪したり、相手の言うことを鵜呑みにして行動してしまう。
ですが、相手にとっては、黒く重い玉は残っているので、関係が修復されることはありません。
その結果、どれだけ一生懸命しても認めてくれない相手に嫌気が指したり、黒く重い玉をわかろうとしてくれないあなたに嫌気が指して、関係が悪化していくのです。
ではどうすれば、黒く重い玉の正体を知ることができるのでしょうか?
それは、「相手の感情が大きく動いた出来事」を思い出してみてください。
これまで夫婦喧嘩になった中で、特に大きな喧嘩になった出来事です。
そこにヒントがあります。
あなたの言った言葉や、とった行動によって、心の中に大きな傷ができた可能性があるわけです。
まず、ここを探す。
そして、そこについて、相手はどうしてそこまで傷ついたのか?、一体何を認めて欲しかったのか?こういうことを考えてみてください。
そのあとで、心から謝罪するのです。
「あのときに、あんなことがあったよね、あなたのことをわかろうとしなかったし、認めようとしなかった、どれだけ自分があなたのことを傷つけてきたのか、本当にごめんなさい」
そしてこれはすごく重要なんですが、謝罪をしても相手は許してくれないかもしれません。
ですが、確実に言わないよりも言った方が、相手の心に変化は起こります。
ただ、言って終わり。ではなく、謝罪したあとが重要になります。
それが次のSTEPになってきます。
ここからは、夫婦関係を改善するためのステップになりますので、ページを分けて説明しています。
それでは、こちらからどうぞ!
※結構長いですが、ぜひ最後までご覧くださいませ^^