こんにちは、ヒロです!
今回は、夫が不倫をしたことを後悔してほしい(夫を責めたい)事例について、どのように深堀していったのか?の具体的な実践&解説付きです~。何かの参考になれば、幸いですm(_ _)m
登場人物‘:
夫:康二
妻:亜美
出来事:康二に不倫をされた。そのことについて、どれだけ傷つけたのか?を知って、後悔してほしい!康二を責めたくなる。
感情:嫉妬、悲しみ、怒り
思考:どれだけ私を傷つけたのか?それを知って、後悔させたい!
ここで大切なのは、康二を後悔させたい!そのために責めたい!という思考がどんな未来につながるのか?
そこに行きたいのか?というところです。
ということで、始めます。
ヒロ:亜美さんは、なぜ旦那さんを責めたいのでしょうか?
亜美:自分のしたことが私をひどく傷つけて苦しめていることをわかって欲しいから。
反省して欲しいから。
心から悪いことをしたと感じて欲しいから。
私が大切だと思って欲しいから。
ヒロ:どうすれば、反省したと分かりますか?
亜美:反省した表情、口調、態度で「自分が悪かった。本当に申し訳ない。」と言って、その後の態度で表す。
例えば、夫が、従順に、私から言われたら通りに行動する。私が望むことを夫が自主的に行動する。
ヒロ:本当に悪かったと思って、自主的に行動するのと、亜美さんを喜ばせたくて、自主的に行動するのとでは、どちらが望みに近いです?
亜美:悪いかったと思って、自主的に行動して欲しいです。
ヒロ:本当に悪いかったという気持ちは持ち続けて欲しいということでしょうか?
亜美:持ち続けて欲しいです。
<ポイント1:今の自分の思考が、どんな未来を作るのか?を想像するために、相手の立場になる>
ヒロ:では、立場を変えてみましょう。
亜美さんが、旦那さんを傷つけたとします。そして、そのことに気付き、心から反省し、本当に申し訳なかったと思っていたとします。
この時、亜美さんは、どんな感情を感じて、いそうでしょうか?
亜美:毎日が重苦しい気持ち
夫に頼み事もできない
笑うこともできない
話しかけにくい
顔色を伺う感じ
ヒロ:その日々が、何ヶ月、何年も続いたとしたら、どんな気持ちになりますか?
亜美:逃げ出したい
居心地が悪い
毎日が楽しくない
何のために生きてるかわからない
<ポイント2:自分自身が、本当はどんな日々を過ごしたいのか?ゴールに意識を向けていく>
ヒロ:この日々を旦那さんが感じたとしても、本当に悪かったという気持ちを持ち続けて欲しいです?
亜美:持ち続けて欲しくないです。
ヒロ:では、旦那さんが亜美さんと過ごす日々は、どんな気持ちを持ち続けて欲しいですか?
亜美:楽しい、安心ができる、気持ちが楽、晴れやかな気持ち
ヒロ:旦那さんがその気持ちになるにはどうすれば良いでしょうか?
亜美:私が責めないこと
私がにこやかでいること
私が過去の出来事(不倫)に執着しないこと
私が今あるものに目を向け、感謝できること
ヒロ:最初に持っていた、謝らせたい、という想いは、今はどうです?
亜美:こうやって考えていくと、心からの謝罪の言葉がなくても、心の中には謝罪の気持ちを持っていたんだと思えて、「謝らせたい」がなくなってきます。
ヒロ:今は、旦那さんに対して、ネガな思いは、あまりない感じです?
亜美:そうですね。おかげさまで、あまり感じてないです。
逆に、自分はなんでその選択をしてきたのかなーの方が気になっています。
<ポイント3:ここで自身の行動に疑問が湧いた。これは自分の中で、やりたくないことをやってきたことに気づいたから、かもしれない>
ヒロ:例えば、どんな選択です?
亜美:夫のしたことをあえて思い出して、「ひどい」と思う選択。
わざと、大切ではない行動をする選択。
ヒロ:なるほど!今でもその選択はとりそうです?
亜美:わざと大切ではない行動をとる方は、やりそうです。
ヒロ:わざと大切ではない行動とは何でしょうか?
亜美:笑顔を見せない
楽しそうにしない
夫が家にいるときに、部屋にこもる、などです。
ヒロ:なぜその行動を取るのですか?
亜美:なぜ取るのだろう?
夫より優位に立つため?
私、傷つけられましたらから。
私、楽しくないですけど。
一人は寂しいでしょ?
寂しさを味わいなさい。
みたいな?
ヒロ:その行動はやりたいですか?
亜美:やりたくないと思います。
やってるってことはやりたいのかなー
ヒロ:夫よりも優位に立ちたいのはなぜでしょうか?
亜美:自分の希望が主張できるから
自分の主張が通せるから
ヒロ:自分の主張とは具体的に何でしょうか?
亜美:例えば、どこそこに買い物に行きたいから連れて行って、とか、今度、温泉に連れて行って欲しい、とか。
ヒロ:今でも、旦那さんが家にいるときに、部屋にこもります?
亜美:サイコロジー⭐︎ラボでやりとりしていたら、自分はバカらしいことをしていると思えてきました。
もうこもりません。
ここで、亜美さんの中で、色々とご自身の中での矛盾が見えてきたのだと思います。
簡単に言えば、旦那さんと幸せな関係を作りたいのに、全てを相手のせいにして、関係を壊しに行っていたことですね。
これも、自分が気づかなければ、関係はもっと悪化して、壊れていたかもしれません。
何を大切にしたいのか?それをするとどこにつながるのか?ぜひ、いろいろな視点で考えてみてください!