どうも、ザビエルです^^
今回は、10月28日のテレビ「世界一受けたい授業」の中で、子供の脳が変形する危険な子育てというものが紹介されていました。
非常におもしろく、見入ってしまったので、少し紹介してみようと思います。
この友田先生という方は、日本の脳科学者で、福井大学の教授です。
また、ハーバード大学との共同の児童虐待が脳を委縮させる件についての研究が有名だそうです。
この方の研究の中で、親の行動により、子供の脳が変形するという研究結果が出たそうです。
で、テレビの中では、親の行動の中でも、特に子供の脳に影響を与えるランキングが紹介されていました。
5位:過干渉
危険・恐怖心を感じる「偏桃体」が変形する
→自分は信用されていないと認識し、自分に自信を無くす。その結果、大人になった時、いつもビクビクする
4位:スマホ育児
感情をコントロールする「脳梁」が変形する
→集団行動ができなくなる
3位:風呂あがりの裸(特に子供が嫌がっている場合)
視覚を司る「視覚野」が変形する
→記憶力・認識能力が低下
2位:兄弟・友達と比較する
喜びや快楽を感じる「線条体」が変形する
→アルコール依存や薬物中毒に発展する恐れがある
1位:感情に任せた暴言(体の暴力よりも言葉の暴力の方が脳にダメージを与える)
聴覚を司る「聴覚野」が変形する
→心因性難聴などの症状が起こる
※詳細は、下記の 「子どもの脳を傷つける親たち」を読んでみて下さい。
(僕も実際に読みましたが、非常に興味深く、面白かったです。あと、この方の思いも伝わってきたすばらしい一冊だと思います。これは僕が受けた印象ですが、少しだけ難しい感じがしました^^;)
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で、ここからは専門家でもなんでもない僕の視点で解説してみようと思います笑(まぁ、一応心理学視点です)
・・・
僕の中で、子供が問題行動を起こすのは、
「自己肯定感の低下」(僕は存在価値という言葉を使っているので、以下は存在価値という言葉で説明します)
だと思っています。
これって、よく言われますよね。
で、自分が存在する価値というものが低ければ低いほど、自分の自信が無くなっていきます。
その結果、
自分なんてどうでもいい
とか、
自分は何をやっても失敗する
と思っていくわけです。
では早速解説してみましょう。
<過干渉>
干渉されればされるほど、「自分の意志」というものは育ちにくくなります。
これは、僕の考えですが、基本的に、この5つのSTEPで人は成長すると思っています。
STEP1.自分で考える
STEP2.自分で選択する
STEP3.自分で決断する
STEP4.失敗or成功体験をする
STEP5.体験から学ぶ
って感じです。
ですが、干渉(親が考え、選択し、決断する)が起こると、子供は何も学べなくなります。
学べないと何が起こるか・・・
失敗or成功体験がないから、決断できない。
決断ができないから選択ができない。
選択ができないから考えられない。(考えられるけど、本当にそれでいいのか悩んでしまう)
なんてことが起こるわけです。
その結果、この子はどんな大人になるのかというと、、、
自分に自信がないから、自分で考えられず、周りの人の考えを気にし、人の選択に乗っかり、人に決断を委ねる。
失敗すれば、人のせいにして、成功すれば自分のおかげだと思う。
もしくは、自分自身が出せない(うまくいかないと思い込んでいる)ため、人と関われない、その結果、引きこもりや不登校のきっかけになるかもしれません。
そんな大人になるかもしれません。
もちろん、必ずそうなる!って話ではなく、可能性の話です。
<スマホ育児>
スマホ育児(特に1日中スマホやパソコンを使わせるような場合)は、人間との関わりが減るため、対人関係において、どんな行動や言動が、相手にどんな影響を与えるのかがわからない。
そのため、相手が怒ったとしてもなぜ怒ったのかわからないし、喜んでいてもわからない、、、
ようは、「人間の感情に鈍感になる」という感じでしょうか。
人間の感情に鈍感になるため、「人の気持ちが全くわからない」、、、そんな大人になるかもしれません。
<風呂あがりの裸(特に子供が嫌がっている場合)>
これはちょっと僕の言葉では説明が難しいです。(体験が無いので汗)
ただ、子供が嫌がっていることをやり続けるということは、子供にとっては好ましくないのは確かです。
また、その理由も必ずあると思います。
ようは、風呂あがりの裸を見ると、どうして嫌なのか?の理由ですね。
だからこそ、子供の中でどんなことが起こっているのかを聞いてみることは必要かもしれません。
<兄弟・友達と比較する>
なぜ、兄弟・友達と比較するのが、問題行動を起こす理由になるのでしょうか?
比較するパターンとしては2つ存在すると思っています。
1つは、自分の子供が下、比較相手が上のパターン、もう1つは、自分の子供が上、比較相手が下のパターン。
これは、どちらも問題行動に発展する可能性が高いです。
それでは、もう少し詳しく説明していきましょう。
自分の子供が下、比較相手が上のパターン
こちらは、単純に言えば、いかに自分(子供)ができないのか?を認識させるパターンになります。
なぜなら、その比較は、常に子供が勝てない比較だからです。
・あの子は出来ているのに、あなたは出来てない
・あの子は上手なのに、あなたは下手
といった常に勝てない比較をさせられるために、できない自分とどんどん認識していきます。
そうなると、子供は、どんどん自分に自信を無くし、余計にできなくなっていくし、さらにほかのことが出来なくなったり、他に問題行動が起きたりします。
自分の子供が上、比較相手が下のパターン
こちらは、先ほどと似ていますが、逆に「自分よりも下の人と比較するパターン」が出来上がります。
そのため、自分がたとえ出来ていなくても、出来ていないという認識よりも、「あの人よりはできている」という認識が強くなります。
そうなると、何かを学び、成長する、成し遂げる、、、こういうこととは無縁な人生を送るかもしれません。
もう少し言えば、常に自分が勝てる場所でしか勝負をしなくなり、自分で道を切り開くということが出来なくなるかもしれません。
<感情に任せた暴言>
ここでいう暴言とは、主に「人格否定」の言葉になります。
人格否定とは、相手の存在価値を無くす言葉と言っても良いでしょう。
たとえば、、、
「生まなきゃよかった!」とか
「いない方が良かった!」とか
「なんでここにるの!」「もう嫌い!」「出て行って!」
・・・
という、その子の存在そのものを否定するような言葉になります。
存在を否定された子供は、いろいろな問題を起こします。
内に溜める子供であれば、精神が崩壊(うつ病や、自閉症、不安症、パニック障害などの精神疾患)していくかもしれません。
外に出す子供であれば、暴言、暴力、犯罪行為などなど
そんなことが起こるかもしれません。
これらもすべて、存在価値が低下することで起こるものだと思っています。
もちろん、このようなことをしたことがある、子供が問題行動を起こしている、、、という場合でも安心してください。
ここで説明した通り、存在価値が低いから問題行動を起こしているのだとしたら、、、逆に存在価値を認めてあげることで、問題は改善に向かう可能性が高いです。
実は、僕自身もそうで、干渉、比較、暴言をしてきました。
その結果、息子の問題行動はひどくなっていったんです。(一番下のページをご覧いただければ、どんな問題行動を起こしていたのかがわかります)
そして、僕は心理学を学び、息子の「存在価値」を高めることだけに意識を向けました。
およそ1年、、、
息子の問題行動はほぼすべて改善しました。
存在価値を高めるって実は、そんなに難しいことではありません。
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今から3ヶ月後、、、、あなたが子供にイライラせずに、子供も自分らしく幸せな人生を過ごせる育て方だと自負しています。
周りから「お子さん本当に良い子ですごいわね!」と言われるような家庭を一緒に作りましょー^^