こんにちは、ザビエルです。
先日家族でレゴランドに行ってきました。
世間では「かなりおもしろくない」という評判が先行していて、僕の中でもあまり期待してなかったんです。
ですが、なぜかその日は、入場チケットを購入するまで「1時間かかる」と言われるほどの盛況ぶりでした。
久しぶりのテーマパークという事もありちょっとワクワクしながら並んでいたんですね。
いやー、やっぱりワクワクすると1時間なんて早いもんで、サクッと時間は経ち、入場したんですが・・・・
結果、レゴランドは大満足で年パスも買っちゃいましたw
で、ここでちょっと考えたんです。
どうしてレゴランドはニュースで取り上げられるほど評価が低かったのか?と。
それでいろいろと考えた結果、、、
あぁ、これって夫婦関係でも同じだなと。
結局はこの視点を持てるかどうかが、夫婦関係の改善に役立ってきます。
どういうことか説明していきますね。
元々、レゴランドはファミリー層向けのテーマパーク(だそう)なので、ディズニーやUSJと比べると、カップルとか、友達同士なら、ちょっと物足りないかもしれません。
ですが、それでもそんなに評価低いか?と。
で、テレビでインタビューをしていた人たちの言葉を思い出したんです。
「入場料が高い!」「乗り物がしょぼい!」「食べ物が高い!」
なんてことを言ってたんですね。
たぶんこの人たちは、物質的な比較ばかりしてるんだろうなぁ~と思ったわけです。
ようは、ディズニーはいくらで、あんな施設で、こんなパレードもある。
USJは、あんなんでこんなんで〇〇円。
でも、レゴランドは、こんなんで〇〇円!?と。
簡単に言えば、目で見える物質的なものに価値を置いて、その物質同士を”比較”してるんですよね。
もちろんこれは全然悪い事では無いし、ダメな事でもありません。
むしろ普通に生きてたら自然な事でしょう。
でも、それやって「楽しいんか?」と、思っちゃうわけです。
確かに目で見える部分って比較しやすいんですよね。
でもそれやってると、どこ行っても、”不足の種”を見つけちゃうんですね。
”不足の種”とは、あそこがダメだった、あれはあり得ない、あの金額でこれは、なんてことばかり見つけちゃうんです。
そうなると、この”不足の種”は、立派な花を咲かせ、
あぁ、行って損した!行くんじゃなかった!誰があそこに行こうって言ったんだ!
なんて、悲しい結末を迎えるわけです。
まぁ、こんなことを言っている僕自身も、前はやってましたけどね笑
あれはなかったよな、あの金額でこれはない、二度と行くか!
なんて事ばかり話していました。(今でもたまにありますがw)
ただ、今の僕は目で見える物よりも、見えないものに価値を置いています。
たとえば、レゴランドで言えば、子供たちが喜んでいる姿や、笑顔、先走っていろんなところに走りまくる姿、、、
そんな景色ばかりが思い出されるんです。
そして、奥さんと、あのときのあの顔は忘れられないね、とか、あの乗り物に向かって走っていく姿が超可愛かったね。
なんて会話をするんです。
そうなると何が起こるのか?っていうと、僕も奥さんも「感情の記憶」が思い出されるので、
その場面を思い出すだけで、心が温かくなったり、笑みがこぼれてくるんです。
そうなると当然ですが、金額以上の価値を感じる様になります。
(毎回こんな感情を得られるかも!って思ったら行きたくなりますよね。)
これって言葉を変えると、「損する思考」か「得する思考」かって話なんです。
大分前にブログで書いた幸せセンサーとか不幸センサーの話にもつながってきますよね。
結局は、自分がどんな視点を持つか?によって損するし、得も出来るって話です。
で、ここからが本題です。
実は夫婦関係もおんなじことが起こっています。
幸せセンサーを働かせていると、目では見えないパートナーの思いに気付くことができます。
ですが、
逆に、不幸センサーが働いていると、思いに気付かずに、目で見えることばかりに目が行きます。
たとえば、パートナーがあなたに「お菓子を買ってきた」としましょう。
大半の方は、自分の好きなお菓子なら喜ぶし、そんなに好きじゃないと、なんでこんなん買って来たんだと思ってしまいます。(表面上はありがとうと言いますが。)
ですが、実はこの「あなたのためにお菓子を買ってきた」という出来事には、何層にも分かれるほどの深さを持っているのです。
具体的に言えば、
・あなたに何かを買おうと思った(あなたを思い出し、あなたのためだけの行動を起こそうと思った)
・わざわざ売店に向かった(もしかしたら、すごく遠い所にあったかもしれないし、何店舗も回ったかもしれない)
・何を買うか選んだ(時間をかけたかもしれない、さらにあなたが何が好きで、何が嫌だったのかも思い出そうとしたかもしれない)
・お金を払って買った(自分のお小遣いで買ったかもしれない、節約したお金で買ったかもしれない、仕事で頑張って働いたお金で買ったかもしれない)
・買ったものを忘れないようにしていた(忘れないようにずっと意識していたかもしれない、一度忘れて急いで取りに戻ったかもしれない)
もちろん、真実はわかりませんが、こんなことが「お菓子を買ってきた」という1つの出来事に含まれているかもしれないわけです。
で、ここに気付くから、「心からの感謝」が出来るわけです。
「あぁ、自分のためにここまでやってくれたんだ!」
ということに気付けるわけです。
これは誰かのブログや書籍か忘れましたが、こんなことが書かれていました。
フランスでのこと。
夫が洗濯物を畳んでいたんですが、畳み方がめちゃくちゃで結局は奥さんがやり直したらしいです。
で、この時の話をママ友にこんなふうに話していたそうです。
「うちの旦那ってほんと可愛いの!洗濯物がめちゃくちゃなのよ!!」
と。
多分ですが、夫の”思い”に気付いているんじゃないかな~と思って。
目に見える「洗濯物がめちゃくちゃ」ってとこよりも、
「自分を思って、行動してくれた」ってとこに気付いているんじゃないかな~と。
レゴランドも同じです。
レゴランドのおかげで、僕たちはこんな感情を与えてもらえるんだという意識で見るのと、
こんなにお金を払ったのに、これだけしか返ってこなかったという意識で見るのとでは、
自分に返ってくるものは、全く違うわけです。
結局は自分で自分に損をさせているって話ですね。
なので僕としては得する思考を身に付けようよ!って提案をしているわけです。
だって、そっちの方が絶対に楽しいし、人生を豊かにしてくれるんで。
ぜひ、夫や妻、子供の行動に対して、深堀してみて下さい^^
いろいろなことに気付けると思いますよ♪