楽しい子育て

子供が可愛いと思えないのであれば、これで全て解決です!

こんにちは、エルと申します。

今回は、「子供が可愛いと思えないのであれば、これで全て解決です!」ということで、僕の経験を元にお話しさせて頂きます。

※僕自身は、1500名以上の夫婦関係や子育ての悩みを直接サポートしてきた内容を元にお話しさせて頂きます。(おかげさまで、2冊の本を出版しています)

 

この記事を読まれているという事は、もしかしたら、子供が可愛いと思えない事に、悩まれているのかもしれません。

子供が可愛いと思えない自分は母親(父親)失格なんじゃないか・・・

なんてことを考えていらっしゃるかもしれませんが安心して下さい。

 

心理学的な視点から見ると、子供が可愛いと思えないのは、自然な事であり、誰でも起こりえることなんです。

ちょっと安心しました?(^^♪

(というか、僕自身もその状態になったことがありますので、気持ちはすごくわかります。)

 

では、もう少し論理的にこの事象について説明していきたいと思います。

この記事を読み終えた時に、子供が可愛いと思えない事が、どれだけ自然なことであり、逆にどうすれば子供が可愛いと思える様になるのか、、、

これがすべて理解できているでしょう^^

 

では、ガッツリと書いていきますので、最後までどうぞじっくりとご覧くださいませ!

子供が可愛いと思えなくなる人間の心理

さぁ、それではなぜ子供が可愛いと思えなくなるのか?

このメカニズムについてお伝えしていこうと思います。

まず、マズロー欲求5段階説を使って説明しますが、人間は尊厳欲求(承認欲求とも言われます)を満たして欲しい生き物です。

簡単に言えば、人から認められたい、人から必要とされたいという欲求です。

 

で、人から認められたいとか必要とされたいという事は、人との関わりが不可欠です。

すなわち、人と人との関係性によって、尊厳欲求が満たされたり、満たされなかったりするわけです。

この子供が可愛いと思えないのは、この尊厳欲求が大きく関係している僕は考えています。

 

たとえば、尊厳欲求が満たされない人間関係というのは成立しません。

言葉を変えると、「必要とされていない関係」なので、二人の関係性は極めて薄いか、成立していない状態でしょう。

たとえば、夫婦関係の場合、「必要とされていない関係」になることで、敵同士になっていきます。

その結果、この夫婦が迎える結末は、

仮面夫婦

浮気・不倫の末の離婚

別居からの離婚

借金・DV・モラハラなどによる家庭の破壊

へと発展する可能性が高いです。

 

この場合、夫婦関係は少しずつ壊れていきます。

付き合った当初は、味方同士として、お互いを大切に思い、愛していたと思います。

しかし、少しずつ必要とされないと感じることで、敵同士へと変化し、お互いがお互いを嫌いになっていくわけです。

 

で、これはすべての人間関係に当てはまります。

すなわち、子供との関係も同じ。

子供との関係で、尊厳欲求を満たしてくれない相手に対して、嫌になっていくわけです。

もう少し言葉を変えて説明すると、自分の尊厳欲求を満たしてくれない子供に対して、可愛いと思えなくなるわけです。

 

じゃー子供が可愛いと思う為にはどうすればいいのか?

それは、先ほどの説明と逆のことをすればいいのです。

そう、尊厳欲求を満たすような関係になれば良いだけです。

それだけで、子供の事が可愛いと思う様になりますのでワクワクしながら読んで下さいませ^^

では、いってみましょう(^^♪

 

誰の尊厳欲求を満たす?

先ほど、子供の事を可愛いと思うには、お互いが尊厳欲求を満たす関係になる必要があるという話をしました。

では、単純に、子供の尊厳欲求を満たせば良いのか?というと、そうではありません。

いや、間違いと言うわけでは無いのですが、順番が違います。

まず、誰の尊厳欲求を満たすのか?

 

それが、「あなた自身」なんです。

 

まず初めに、あなたが、あなた自身の尊厳欲求を満たす必要があります。

自分の尊厳欲求を自分で満たせないと、人から満たしてもらおうとします。

そうなると、自分の本音が言えずに、人に合わせて、ストレスを抱えたり、逆に他者を自分に合わせたり、コントロールしようとします。

これが起こるからこそ、関係性が壊れていくわけです。

では、自分の尊厳欲求を満たすために何をすれば良いのでしょうか?

そのために、僕は最低限この3つは必要だと思っています。

 

1.自分を認める

2.自分を甘やかす

3.自分の時間を作る

 

では、もう少し深く入って行きましょう。

1.自分を認める

自分を認めるとは、自分のこれまでの努力を認めるということです。

もう少し言えば、多くの人は、結果に対して評価を下します。

たとえば、結果が良ければOKだけど、結果が悪ければNGだと判断します。

 

そして、尊厳欲求を自分で満たせない人ほど、完璧主義の人が多いです。

完璧主義の人は、結果に対してシビアになるので、結果にOKが出せません。

結果にOKが出せないので、その理由を自分のせいか、他者のせいにする傾向があります。

 

もちろん、それがダメとか、間違っているという話では無く、それでも良いんです。

ですが、結果だけにフォーカスをすると、自分を認める事が難しい。

だからこそ、「過程」にフォーカスを向けて欲しいのです。

 

確かに結果は、あまり良い結果では無かったかもしれません。

ですが、そこに向かう道中は、全力を尽くしていたのではないでしょうか?

そこにOKを出してあげて欲しいのです。

もちろん、良い結果でなければ、やり方を変える必要はあるかもしれません。

ですが、その過程は、自分なりにでも一生懸命やってきたのではないでしょうか。

 

ここにOKを出す。

一生懸命やったよね、頑張ったよね、大丈夫だよ・・・

と、あなたが、あなた自身を認めてあげる。

 

これがすごく大切なんです。

あなたにとって、あなた自身は、どんな人でしょうか?

きっと世界で一番大切な人ではありませんか?

2.自分を甘やかす

自分を甘やかしていますか?

尊厳欲求を自分で満たせない人と言うのは、自分に対して厳しくしている傾向があります。

これも別に厳しくすることがダメって話ではありません。

ただし、厳しくすればするほど、自分を追い詰めてしまいます。

そして、当然ですが、他者に対しても厳しくし、追い詰めてしまうかもしれません。

だからこそ、自分をおもいっきり甘やかせてあげてください。

 

具体的に言えば、

「手を抜く」

ということです。

 

家事や育児に対して、手を抜いてください。

ただ、こんなことを書いても、頑張り屋さんのあなたは「もう手を抜いている」と思われるかもしれません。

しかし、あなたと僕では、手を抜く基準は全く違う事でしょう笑

 

たとえば、食事は出来合いを買ってきて、一切作らないとか、しかも、朝も、昼も、晩も。

それを週3回やってみるとか。

子育ても、率先して人に預けてみるとか。

もっともっと自分のために手を抜くことをお勧めします^^

3.自分の時間を作る

これは1つの目安として、何もしない時間を1時間作ってみて下さい。

自分を甘やかし、手を抜いて、「今から何しようかな~」という時間を1時間作ってみて下さい。

 

大切な事なので覚えておいて欲しいのですが、

時間の余裕=心の余裕

にもなります。

 

自分を認めるというのは、自分ことを労わることでもあります。

労わるとは、自分のために、体を休め、心を休め、やらなければならない事をやるのではなく、やりたい事をやる時間を取ってあげる。

これがものすごく大切な時間なんです。

自分の心に余裕ができると、子供の言動や行動にも余裕を持って接する事ができます。

 

以上3つのポイントをお伝えしましたが、簡単にまとめると・・・

自分の状態を整えること。

時間に状況を作る事。(時間に追われれば追われるほど、自分に厳しく、きつくなっている可能性があります)

そして、最後は「やらなけければならない」を減らす事。

“自分を認める”ためには、これらがすごく重要になってきます。

 

もちろん、今すぐ何とか出来るわけでは無いと思いますが、これらを意識して少しずつでも良いので、チャレンジしてみて下さいませ^^

また、もしこれらの事に興味がありましたら、メルマガでさらに深く話していますので、ご覧下さい(‘ω’)ノ

なんか違う!と思われたらすぐに解除できますので^^

と、話がそれたので戻しますね^^;

子供の尊厳欲求を満たす

では、自分の尊厳欲求を満たせたとしたら、次は、お子さんの尊厳欲求を満たしていきましょう^^

お子さんの尊厳欲求を満たすためには、二人の関係性において、ネガティブをより多く感じるか、それともポジティブをより多く感じるかで変わってきます。

 

もう少し言葉を変えると、

1日のうち、あなたとの関係において、ネガティブとポジティブのどちらをより多く感じるのか?ということです。

たとえば、笑顔、褒める、ポジティブな言葉などと、怒り、脅し、嫌味、ため息などであれば、どちらを多く与えているかって感じです。

 

もし、ポジティブの方が多いのであれば、子供の尊厳欲求は満たされているので、もしかしたらそこまで可愛くない!とは思われていないかもしれません。

ですが、ネガティブが多いのであれば、子供の尊厳欲求は満たされていないため、あなたをイライラさせることを多くしてくるかもしれません。

 

すなわち、すごーく簡単に言えば、笑顔、褒める、ポジティブな言葉をかけると同時に、怒り、脅し、嫌味などを減らすことをすれば、子供の尊厳欲求は満たされることになります。

ただ、笑顔や褒めるなどを無理矢理しても、ストレスになる可能性がありますし、相手にもポジティブを与えられたと感じない可能性が高いです。

これはトレーニングをすれば出来るようになるんですが、ちょっと説明も時間もかかるので割愛します。

 

ここでは怒り、脅し、嫌味などのネガティブを減らす方法についてお伝えしていきますね^^

ちなみに、怒り、脅し、嫌味などのネガティブな言動や行動と言うのは、多くの場合、「イライラ」が原因で起こったりします。

では、イライラとは何なのか?

ここについて説明していきますね。

イライラの根源を知る

僕はイライラの根源は3つあると言っています。

1つは、「正しさ」

2つ目は、「思い込み」

3つ目が、「状態」

です。

 

それでは、1つずつ説明していきます。

 

1.正しさ

正しさと言うのは、自分が持っているルールのようなものです。

これは、自分が生まれ育ってきた環境から作られます。

僕は他の言い方で「枠」と言ったりしています。

 

これは子供だけでは無いんですが、自分が持っているルールから外れた行動をされると、相手に対してネガティブに感じます。

逆に自分がそのルールから外れると、自分に対してネガティブに感じます。(嫌悪感や自分を責めるのはこれが原因です。)

たとえば、あなたが食事のマナーとして

「お椀に手を添えて食べないといけない」

と思っていたとしましょう。

 

簡単に言えば、これが”正しさ”です。

もう少し言葉を変えると、「お椀に手を添えて食べるのは正しい事」だと認識しています。

そうなると、お椀に手を添えないで食べている姿を見ると、それは「間違い」だから正さないと!となり、注意したり、指摘したりします。

そして、それが何度か繰り返されると、、、イライラするわけです。

 

2.思い込み

次に思い込みです。

こちらも事例で説明すると、たとえば、子供が友達に暴力を振るったとしましょう。

そうすると、その場面を見て暴力はいけないことだと教えたとします。

しかし、また同じことをしたとします。

 

すると今度は、怒りや脅しで、その行動を辞めさせようとします。

子供を叩いたり、怒ったり、今度やったら遊ばせないよゲーム無し、お菓子無しと言ったり。

それでも、また友達に暴力を振るうと、この子は、どんなふうに伝えても、話がわからないし、わかろうとしてくれない

おかしい子なんじゃないか?

将来犯罪でもおかすんじゃないか?

と不安に感じ始める。

 

さらに友達に暴力を振るうと、この子には何を言っても無駄だ私の話を聞いてくれない、となり、子供が可愛いと思えなくなったり、触れるのも嫌になっていく。

(もしくは異常なんじゃないか?と思い、精神科に連れていくか)

 

ですが、実は、この

おかしい子なんじゃないか?

将来犯罪でもおかすんじゃないか?

これがそもそも「思い込み」になります。

この思い込みが起こるから、その「子供のおかしい部分」を改善させようと躍起になる。

なんとかしようと躍起になればなるほど、イライラが募ります。

イライラが爆発すると、ヒステリックになったり、暴言を吐いたり、暴力を振るってしまったり、こんなことが起こってしまうのです。

 

3.状態

最後は状態です。

イライラする時と言うのは、「自分の状態が悪い」という時もあります。

 

この状態と言うのは、

・体調がすぐれない

・体が疲れている

・精神的に嫌な事があった

・精神的に疲れている

・時間に追われている

いろいろとあります。

 

この状態が悪ければ悪いほど、イライラしやすいです。

たとえば、同じ事が起きてもイライラする場合としない場合があると思います。

具体的に言えば、子供が飲み物をこぼした時に、必ず怒るのではなく、怒らないときもあると思います。

そんなときを思い出して欲しいのですが、怒るときは忙しかったり、時間がなかったり、疲れていたり、でも怒らない時は時間に余裕があったり、元気だったり、何か良い事があったり、こんな状態に近いと思います。

この3つが、僕の中ではイライラの根源になります。

 

ただし、ここで勘違いして欲しくないのは、「正しさ」を持つ事や「思い込み」をしてしまうこと、「状態」が悪い事が、間違っているとか、おかしいとか、ダメな事ではありません。

 

いいですか?

これはどんな人間も持っているものです。(当然ですが、僕も持っています)

ここで説明したのは、イライラの原因というだけなので、知識として知っておいてもらえればいいです。

それ以上でも以下でもありません。

 

では、この3つに対して、どうアプローチすれば良いのか?というと、あまりにも長くなるので、興味があれば、メルマガを読んで欲しいのですが、、、

ここでは、3つ目の状態に関するアプローチについてお話していきます。

で、鋭い人は気付かれたかもしれませんが、実は最初に話した“自分を認める”ことこそ、この状態によるイライラはほぼ解決します。

自分の状態によるイライラは、多くが「時間に追われる事」「“しなければならない”が多い事」「自分に厳しくきつい事」が原因だったりします。

ですので、自分を認めることができれば、この状態によるイライラは改善するでしょう。

そして、先ほどイライラの根源について、3つ話しましたが、この「状態」こそ、最も大きな割合を占めます。

そのため、ぜひ自分を認め、状態を整え、ご自身とお子さんの尊厳欲求を満たしてあげてください。

そうすれば、「子供が可愛いと思えない」ということは解決しますので^^

ぜひぜひ、お試しあれ!

 

まとめ:子供が可愛いと思えないときにやるべき事

まず、子供が可愛いと思えない事は、決してダメな事ではありません。

むしろ、心理学的には自然なことです。

なので、子供が可愛いと思えなかったとしても、自分を責める必要は全くありません^^

ご安心くださいませ^^

 

で、子供が可愛いと思える様になるには、「尊厳欲求を満たす関係」を構築する事。

簡単に言うと、お互いがお互いにとって”必要だ”と認識している状態です。

そして、この状態を作るために、まずやらなければならないのは、「あなた自身を認める事」。

あなたがあなたの存在を認め、世界一大切にしてあげること。

 

これが最優先です。

 

そして、次に子供の尊厳欲求を満たしていくんですが、そのためには、まずあなた自身のイライラを取り除いてあげる事。

イライラには、正しさ、思い込み、状態がありますが、最も簡単な「自分の状態を整える」ということをしていきます。

そして、そのためには「自分を認める」ことをすれば、状態は整うということです。

これは本当に大切な事なので覚えておいて下さい。

 

あなたにとって、最も大切な人は、パートナーでも子供でもありません。

 

「あなた自身」

 

あなたをどれだけ大切にするかで、子供を大切にでき、パートナーを大切にでき、他者を大切にすることができます。

そして、その結果、パートナーはあなたを大切にし、子供はあなたを大切にし、他者はあなたを大切にしてくれます。

 

ぜひ、覚えておいてください^^

 

ちなみに、ここで1つ質問があります。

あなたにとって、子どもの幸せとは何でしょうか?

 

こちらの記事に書いてみたので、興味があれば読んでみてくださいませ^^

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