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今回は、「旦那や妻にイライラしたりむかつくのはなぜ?そのメカニズムを解明!」ということで、これまでサポートしてきた経験を元にお話しさせて頂きます。
このページを見られているということは、旦那や妻にイライラしたり、むかついたりしているのかもしれません。
ですよね、イライラもするし、腹立つときってありますよね。
たとえば、単純に相手の言動や行動が許せない、指摘されるのがムカつく!人にはいろいろ言ってくるくせに、自分はやれてない!あまりにも普通からかけはなれていて、相手が理解できない!などなど、、、
いろいろな理由があるでしょう。
しかし、実は、このイライラしたり、むかつくことと言うのは、あなたの中にある自分すら知らなかった、あるメカニズムが大きく影響しているのです。
このメカニズムが理解できなければ、もしかしたら、これから先もずっとパートナーにイライラしてしまい、結果的には浮気をされたり、自分が浮気をしたり、離婚という結果になってしかうかもしれません・・・
もし、そんな未来は、望んでいない!と思われるのであれば、ぜひこの先をお読みください。
目次
1.旦那にイライラするランキング
先ほど「旦那 イライラ」で検索し、夫にイライラするランキングというものを見つけました。
いやーいろいろとありますね((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
実際に見つけたランキングはコチラ。
1位:整理整頓をしない
1位:ケータイやスマホばかりいじっている
3位:帰りの時間を連絡しない
4位:休みの日に寝てばかりいる
5位:靴下を脱ぎっぱなしにする
6位:食後、リビングやソファーで爆睡する
7位:ホットカーペットや電気をつけっぱなしにする
8位:玄関を靴で散らかす
9位:掃除をしようとしない
10位:夕飯を食べてくるときに連絡しない
(引用元:ガールズちゃんねる・http://girlschannel.net/topics/117680/)
ふむふむ、過去に何個か言われたことがあるような、、、他の家庭でも良くあるということですねw
また、逆に、妻にイライラするランキングというものを見つけました。
2.妻にイライラするランキング
これも僕がこれまで何度かイライラしたことがある出来事ですね^^;
1位:整理整頓をしない
2位:掃除をしようとしない
3位:自分ばかりが忙しいそぶりをする
4位:ケータイやスマホばかりいじっている
5位:物を捨てられない
6位:料理はするのに片付けない
7位:ホットカーペットや電気をつけっぱなしにする
8位:段ボールに入れっぱなしなものが大量にある
9位:帰りの時間を連絡しない
9位:必要でないものを買ってきて結局あまり使わない
(引用元:Goo ランキング・http://ranking.goo.ne.jp/ranking/category/017/MA_tDKRw4T01/)
・・・なんか似たような感じですねw
もしかしたらあなたは、イライラしたりむかつくのは、あの人がこういう行動をするから!とか、あいつのあの態度がおかしいんだ!と思われているかもしれません。
では、どうしてイライラしたり、むかついてしまうのでしょうか?そのメカニズムを詳しく解明してみましたので、ぜひご覧ください。
このメカニズムが分かれば、、、今からでも理想の夫婦関係を構築できるかもしれません。
あなたが、愛し愛される夫婦になりたい、お互いがお互いを大切にするような家族にしたいと思われるのであれば、この記事はあなたのお役に立てるでしょう。
しかし、あと30年、今の状態で過ごしたい!と思われるのであれば、どうぞこのページを閉じてください。
3.旦那や妻にイライラしたり、むかつくメカニズム
この話をする前に、まずはあなたの無意識の中で起こっている脳の働きについて3つの原理原則を覚えておいてください。
無意識とは、自分が意識していない部分。
たとえば、水を飲むのに頭で、「よし水を飲むために、あのコップをとって、蛇口を捻って、4分の3まで入れて、、、」なんて考えてないですよね。
せいぜい、頭で考えるのは「のどか湧いたから水を飲もう」ぐらいだと思います。
そこから先は無意識の世界になるんですが、この無意識がイライラとどのように関係してくるのか?
その3つの原理原則というものがこちらです。
では、詳しく説明していきましょう。
3-1.原理原則1:違いによるイライラ
この世のスベテノモノには違いがある・・・突然ですが、あなたに質問があります。
それは、、、あなたとヒヨコは一緒ですか?
・・・
はぁ!?バカにしての!?
という声が聞こえてきそうですが、そんなことあるわけがない!!と思われたでしょう。
たしかに、ヒヨコは見た目も、思考も、動きも、いろいろな点において違うと思います。しかし、逆に同じところもあります。たとえば、目が2つとか、心臓があるとか、、、
それでは、あなたとパートナーはどうでしょうか?同じところや、違うところってありますか?
当然、両方ありますよね。
この原理原則1で伝えたい事は、あなたとあなた以外の他者(全てのもの)には、「違い」が必ずあるということです。
また、この「違い」は、見た目だけでなく、思考や感じ方も全然違うのです。
今回のブログ記事である「旦那や妻にイライラしたり、むかつくのはなぜか?」は、
とくにこの思考や感じ方の違いが大きく影響してくるので、ここを中心にお伝えしていきます。
・・・ですので、当たり前のことかもしれませんが、この原理原則1では自分と他者は「違う」ということを必ず覚えておいてくださいね。
3-2.原理原則2:枠(フィルター)で見たときのイライラ
人間は生まれてから死ぬまでにありとあらゆる枠を脳に植え付ける・・・
ここで言う「枠」とは、目の前の出来事に対して、自分の中で「これは正しい」、「これは間違っている」ということや、
人の表情、態度、声のトーン、言い方、言葉に対して、この人は、きっとこう感じている、とか、
この人はこんな風に思っているんじゃないか?と”勝手に判断する基準”のことです。
また、ここでは、
・目の前の出来事に対して「これは正しい(何々すべき)」、「これは間違っている(何々すべきではない)」と判断することを《正しさ》
・表情、態度、声のトーン、言い方、言葉に対して、「相手は多分こう感じている」とか、「相手はこう思っているんじゃないか」と"自分で思い込み判断すること"を《意味付け》と言っています。
たとえば、この記事の最初で紹介した、旦那や妻にイライラすることランキングについて《正しさ》と《意味付け》について、なんとなくですが変換してみますね。
(これは例なので、あなたの思考と当てはまらないこともあります)
1位:整理整頓をしない
→家族だから助け合うべきだ《正しさ》、私ばかりがんばって、相手は気付いてくれない《意味付け》、それぐらいしてほしい
2位:ケータイやスマホばかりいじっている
→父親ならケータイやスマホはいじらずに、子育てに協力すべきだ《正しさ》、私ばかりが頑張っていて不公平だ
3位:帰りの時間を連絡しない
→ご飯を作っている身にもなってほしい、それを考えれば連絡することが当たり前だ《正しさ》、私のことを何も考えてくれていない《意味付け》
4位:休みの日に寝てばかりいる
→家族ならどこかに出かけるのは当たり前だ《正しさ》、ご近所の○○さんの家は、毎週出掛けてるのに。うちの旦那は家族の事を何とも思ってないのか?《意味付け》
5位:靴下を脱ぎっぱなしにする
→汚い靴下を片付けるのは誰だと思っているのか、私の事を家政婦とでも思っているんだろうか《意味付け》
6位:食後、リビングやソファーで爆睡する
→寝ている姿を見るだけでイラつく、私は一日疲れているのに、旦那は自分のことばかり《意味付け》、少しぐらい私もゆっくり寝たい
などなど・・・
そのように感じたことがある場合も、ない場合も、あなたの気分が良くなるときも、悪くなるときも、あなた自身の《正しさ》や《意味付け》が働いている可能性が高いのです。
もう少し言い方を変えると、「色メガネで見る」という言葉がありますが、意味は「先入観や偏見を持って判断すること」なんですが、まさにこれなんです。
この色メガネというものが、自分が育ってきた環境の中で作られた《正しさ》だったり、自分を守るための《意味付け》であると僕は思っています。
もちろん、これが間違っているとか、これが正しいという話ではなく、原理原則の話をしているので、「ふーん、そうなんだ~」という感じで聞いてくださいね。
この原理原則2で伝えたい事は、主に人間は、育ってきた環境に伴う《正しさ》を持っていたり、《意味付け》をしてしまう。
そして、目の前で起きた出来事に対して、、、「正しい」、「間違っている」という判断をしたり、
その出来事は、こうだからこうなるのだろうという"勝手"な想像で思い込み、自分の感情が影響されるということを覚えておいてください。
3-3.原理原則3:イライラには意味は無い(フラット)
出来事には何の意味も無い・・・あなたの目の前で、起きている出来事には意味はありません。
え???どういうこと???と思われたかもしれません。
たとえば、あなたの目の前で、すごいスピードで、大きな音をたてながら1台の車が走り去りました。
これは出来事であり、何の意味もありません。しかし、だいたいの方はこの出来事を見て、そこに意味付けをします。
大きな音が嫌いな人や、速いスピードで走る車に対して、悪い印象がある場合は、あぶないな~、事故をしたらどうするんだ!とか音がうるさいな~迷惑だ!と感じます。
しかし、逆に車が好きで、音やスピードに凝っている人は、良い音だな~とか、速いなぁ、どんな部品を使っているんだろう?と感じます。
「1台の車が目の前を通り過ぎる」という出来事に、本来は意味はありません。
また、
・大きな音
・速いスピード
というのは、人それぞれ違うのはわかりますか?
どれぐらいが大きな音なのか?どれぐらいが早いスピードなのか?特に決まった基準はありません。
でも、あなたはこれまでの経験を元に、これぐらいの音は大きい、これぐらいのスピードは速いと感じているのです。
たとえば、騒がしい街中で1年ぐらい過ごしてから、この車の音を聞くと、たいした事ではないと感じるかもしれません。
逆に、車も通らないようなのどかな田舎で1年ぐらい過ごして、この車の音を聞くと、非常に驚くと共に、不快になるかもしれません。
何度も言いますが、「1台の車が目の前を通り過ぎる」という出来事に、本来は意味はありません。
ですが、あなたがこれまで育ってきた環境や知識を元に、出来事に対して「無意識」で意味付けすることで、出来事が意味を持ち始めるのです。
あなたの興味があるもので、好きなものなら、良い意味付けを。
あなたの嫌なことで、悪い印象があるものなら、悪い意味付けを。
でも、、、何度もいいますが、その出来事(目の前を車が通る)には本来意味はありません。
ここでは、目の前で起きている出来事に意味はなく人それぞれその出来事に意味を付けている。
また、その内容も様々であるという、原理原則を覚えておいてください。
さぁ、ここまで原理原則を1から3までお伝えしました。少しまとめますね。
原理原則1:あなたとそれ以外の他者は「違う」
原理原則2:「枠」(色メガネ)で、出来事を《正しさ》で判断したり、《意味付け》している
原理原則3:出来事には本来意味はなく、フラットである。
この3つは、原理原則として常に出てきますので覚えておいてくださいね。
それでは、長くなりましたがこれから記事の本題に入っていきたいと思います。
4.旦那や妻に対してイライラしたり、むかつくときに無意識で起こっていること
イライラする理由は3つあります。
1つは、相手の言動や態度、行動に対して、あなたの《正しさ》で判断している。
もう1つは、相手の言動や態度、行動に対して、あなたが自分の状態を悪くする《意味付け》をしている。
最後は、自分の状態です。この状態は、自分の機嫌だったり、体調だったりしますが、ここでは割愛しますね。
このどれかの可能性が高いです。
先ほど原理原則3で、出来事には意味がない(フラット)という話をしました。
ですが、本来は意味が無い出来事に対して、自分の《正しさ》で判断したり、《意味付け》することによって感情が良くなったり、悪くなったりしているのです。もう少し詳しくお話しましょう。
4-1.正しさとは・・・
深く話すとすごくながーくなるので、ここでは簡単に説明しますね。
たとえば、「○○すべき」だと思っていることを相手がしない場合や、「○○すべきではない」と思っていることを相手がしたとき。
ようは、自分のルールを相手が守らなかったときに気分が悪くなり、自分のルールを相手が守ったときに気分は悪くならない(よくもならない)ということ。
4-2.意味付けとは・・・
こちらも簡単に説明していきます。
たとえば、相手が怒っていると感じたときに、自分が何かしたんじゃないか?あれをしたことで怒らせたのか?あのときのことを根に持っているんじゃないか?ということを考えているときや、
相手の言動、態度、行動に対して、自分のことをわかってくれようとしていない、とか、自分のことばかり大切にしてるという《意味付け》をしたとき。
ようは、自分のこれまでの経験を元に、他者の言動や態度、行動だけを見て、この人はこういう人だと勝手に判断すること。
また、特に気分が悪くなる場合ですが、1に関して僕はこのことを「ジャッジする」と呼んでおり、2に関しては「自分の状態を自分で悪くしている」と言っています。
たとえば、一番初めに紹介した「旦那や妻にイライラするランキング」を実際に見てみたいと思います。
3位:帰りの時間を連絡しない
ですが、、、
これは、「帰りの時間を連絡しない」というのは、私のことを考えれば、連絡してくるのは"当然"だ、
それをしない相手は"おかしい"という自分の《正しさ》で相手の行動をジャッジしている可能性がありますし、
連絡しないのは、私のことをなんとも思ってない、どうでも良い存在だと思っている、という《意味付け》をしている可能性もあるのです。
何度も言いますが、本来は「帰りの時間を連絡しない」というのは、出来事として、意味はありません。出来事は、まるで白いキャンバスなんです。
でも、先ほども言ったとおり、自分の《正しさ》でジャッジしたり、自分の状態が悪くなる《意味付け》をしてまうと、
白いキャンバスは、あなたの感情を悪くする色で塗りつぶされてしまい、連絡をしないことはおかしいと思い、イライラしたり、むかついたりしてしまうのです。
他にも、、、あなたのパートナーが目の前でぐうたら寝ていたとしても、そこには何の意味もありません。
しかし、今のあなたがその出来事を目の前にしたときに、
・自分ばかり頑張っているのに、なんでこいつばかり楽をしているんだ!
・自分のことしか考えていない、家族をなんとも思ってないんだろうか?
という《意味付け》をして、自分の気分を悪くしてしまったり、
・妻なら旦那が帰ってくる前に起きて「おかえりなさい」の一言も言えないのか!
・家族なんだから、休みの日ぐらい遊びにいくのは当たり前じゃないの!
という《正しさ》でジャッジしてしまう可能性が高いのです。
逆に、、、仲が良かった頃に、この出来事(相手が目の前で寝ている)が起きたとしても、イライラはしなかったのではないでしょうか?
同じ出来事なのに、《正しさ》でその出来事を見るのか、どんな《意味付け》をするのかで、あなたの気分が変わるということです。
これもどちらが正しくて、どちらが間違っているという話ではなく、旦那に対してイライラしたり、むかついたりしたときに自分の枠が原因で起こっていることとして覚えておいてください。
まとめ:旦那や妻にイライラしたり、むかつくことを無くすために・・・
旦那や妻にイライラしたり、むかいついたりしてしまうメカニズムというのは、
相手があなたを怒らすのではなく、相手の言動、態度、行動に対して、あなたの《正しさ》で相手をジャッジして、あの人はおかしいと感じたり、あの人は自分の事ばかりで、私のことを考えてくれない、といった感じで自分の状態が悪くなる《意味付け》をしている
わけです。
ここではっきりと言いますが、イライラしているのは、自分で自分の状態を悪くしているのかもしれないという事でもあります。
もちろん、そんなことを言われても納得いかないこともあるでしょう。
「それじゃー、あいつの言うことを聞けっていうのか!?あの人の全てを受け入れないとダメなのか!?」と思われたかもしれません。
そうですよね。
この記事を読んだだけでは、「頭では理解できたけど、感情的には許せない!」という状態かもしれません。
ただ、僕は全てを相手の言う通りにしましょうなんて、一言も言っていません。もしそう思ったのなら、それも自分の勝手な《意味付け》かもしれないので、注意をしてくださいね。
そうではなく、これが事実だとしたら、、、あなたは人生で大きな損をしているかもしれない、ということです。
・・・ただし、パートナーが浮気をした、会話がない、無視される、モラハラ、DV、別居しているなどの問題が起きている場合は、このメカニズムは当てはまりませんのでご注意ください。
これら(↑)の出来事は、既に痛み(心、体の両方)があるものなので、《正しさ》を手放しても、《意味付け》を変えても痛いものは痛いんです。
なので、このメカニズムは使えません。
ただ、これは覚えておいて欲しいのですが、これら(↑)は、結婚当初から《正しさ》でジャッジしたり、自分の状態が悪くなる《意味付け》をすることで、イライラしたり、むかついて夫婦喧嘩になったり、
《正しさ》や《意味付け》を自分の中で処理することで、相手に対してあきらめたり、会話などがなくなったり、、、これらの積み重ねの結果かもしれません。
ですから、もし先ほどのような問題が起こっているとしたら、今一度考えて欲しいのです。
あなたが、結婚当初から《正しさ》を手放し、《意味付け》を変えることで、気分が悪くならなかったら、、、
むしろ良い気分で毎日を過ごしていたとしたら、、、あなたの夫婦関係は、今はどのようになっていたと思いますか?
あなたのパートナーは浮気をしていたでしょうか?
あなたとパートナーの間に会話は無くなっていたでしょうか?
あなたがパートナーから無視されていたでしょうか?
あなたがパートナーからモラハラを受けていたでしょうか?
あなたはパートナーからDVをされているでしょうか?
今現在、別居しているでしょうか?
もちろん、結果はどのようになっていたのかはわかりませんが、今よりは良い関係になっていたのではないでしょうか?
※この記事では決して、妻が変われということを言いたいのではありません。
僕が伝えている方法は、自分を変える方法になります。
すなわち、この記事を読み人が変わる方法を書いているに過ぎません。
夫向けの記事ならば夫が変わる方法を、妻向けの記事ならば妻が変わる方法をお伝えしています。
もし、今から幸せな夫婦になりたい!と思われる場合、ぜひ、一度「6万人以上に伝えた夫婦関係を改善する方法」をご覧くださいませ^^
※こちらのチャンネルでは、夫婦関係の悩みや浮気・不倫、別居・離婚だけでなく、子育ての悩みなどについても、動画を作っていますので、チャンネル登録をしておいてくださいませ。
また、そもそも幸せな夫婦とは何か?どうすれば幸せな夫婦になれるのか?ということを記事でもしっかりと書いてみましたので、ぜひご覧くださいませ!