※この記事を読むと、どうすれば夫婦円満になれるのかが明確にわかります。そして今日、今すぐにそれは実践可能です。※
こんにちは、ザビエルです^^
ご夫婦の関係は、いかがお過ごしでしょうか?
今回は、実際に僕が離婚寸前から夫婦円満になった秘訣をお伝えしていければと思います。
たぶん、これまで聞いたことも無いような事が書いてありますので、どうぞ、じっくりと最後までご覧くださいませ^^
で、ちなみに僕自身、他の人達は、夫婦円満の秘訣に対して、どんなことをしているのか?これを検索してみました。
すると、このようにトップ10が書かれていました。
1位:会話
2位:思いやり
3位:感謝すること
4位:おいしい食事
5位:干渉しすぎない
6位:相手を尊敬・尊重する
7位:セックス
8位:スキンシップ
9位:たまに喧嘩をする
10位:ペット引用元:http://allabout.co.jp/gm/gc/64728/
まさにその通り!すばらしい!!と思いましたし、僕の夫婦関係もたしかに全てに当てはまっています^^
うまくいっているところには、ちゃんとそれなりの理由があるんですね~。
でも・・・多分、昔の僕なら「どうやってそれをすりゃいいんだ!」と思っていたと思います。
たとえば、、、
会話をすることが大事だから、今から会話をしよう・・・夫婦関係が悪ければ、会話=喧嘩なので無理です。
干渉し過ぎないようにしましょう・・・夫婦関係が悪いうえに、干渉しなかったら会話がほとんどありません。
スキンシップが良いから、今日からスキンシップしましょう・・・夫婦関係が悪ければ、相手に嫌がられるだけで無理です。
僕の中では、今現在、夫婦関係が悪ければ、どれもうまくは出来ねぇ~だろ!と思ってしまいました苦笑
ある意味、いろいろなサイトで語られている夫婦円満の秘訣は、”結果論”であり、夫婦関係を改善するのは難しい。
そして、夫婦円満とは、夫婦関係が悪い場合、夫婦関係を改善していく過程で起こるものでもあります。
じゃー、一体どうすれば、夫婦関係を改善させることが出来るのか?その夫婦円満の秘訣にについてお伝えしていきたいと思います。
夫婦円満の秘訣1.人間の原理原則を知る
まずは、人間の原理原則を知る必要があります。その原理原則がこの3つ。
原理原則1:あなたとそれ以外の他者は「違う」・・・あなたと他者には同じところもあれば、違うところもあるというという原理原則。
原理原則2:「枠」(色メガネ)で、出来事を《正しさ》で判断したり、《意味付け》している・・・これまで生まれ育った経験(枠)を元に、”無意識”で出来事に対して、自分の《正しさ》で判断したり、《意味付け》したりしている。
原理原則3:出来事には本来意味はなく、フラットである・・・出来事には、本来意味はない。たとえば、あなたの目の前でパートナーがぐうたら寝ていたとしても、そこには「パートナーが寝ている」以上の意味はない。
詳細は↓こちらをごらんください。
そして、この原理原則がネガティブな方向へ働くことで、パートナーに対してイライラしたり、むかついたりしてしまうのです。
具体的には、本来意味が無い出来事に対して、自分の《正しさ》で判断(正しいとか間違っているというジャッジ)したり、あの人はこう思っている、あいつはこう感じていると勝手な《意味付け》をすることで、自分の状態が悪くなるということです。
この《正しさ》と《意味付け》により、自分の状態が悪くなり、些細なことがきっかけで、夫婦喧嘩に発展していくわけです。
そして、夫婦喧嘩が増えるにつれて、会話が減り、関係は希薄になっていき、、、浮気、不倫、モラハラ、借金、別居、離婚などの問題へと発展していくわけです。
夫婦円満の秘訣2.ある2つの法則
先ほど、《正しさ》と《意味付け》により、自分の状態が悪くなり、些細なことがきっかけで、夫婦喧嘩に発展してしまう。という話をしました。
なので、単純にいうと、この《正しさ》を手放して、《意味付け》を変えれば良いだけなんです。
では、まずはこの《正しさ》を手放していきましょう。(実際のセッションのやり取りも載せています)
正と楽の法則
さぁ、それでは1つ目の法則である、正と楽の法則についてお話していこうと思います。
これまであなたは、テレビや書籍、雑誌、知人、親などから、「これは体に悪い」という話は聞いたことがありませんか?
例えば、コーラは骨を溶かす、とか、マーガリンは体に良くない、とか、、、他には、子供の睡眠時間は9時間は取らなければ体の成長に影響する、とか、食事は朝、昼、夜と食べることが当たり前、とか、、、
本当はコーラを飲みたいけど、骨が溶けるからやめる、子供の睡眠は9時間は取らなきゃいけないからその時間までに寝かせるようにする、肉ばかりだと栄養が片寄るからサラダも食べないといけない。
あなたにも思い当たりませんか?
これがまさに正と楽の法則なんです。ようは、楽しさよりも正しさを優先させてしまうってこと。
そして、これが起こるとどうなるか、、、
・本当はコーラを飲みたい→我慢しなきゃいけない(楽しくない)
・子供は9時間寝なきゃいけない→その時間までに寝かせなければならないから、子供たちに怒ってしまう(楽しくない)
・肉ばかり食べたい→我慢してサラダを食べないといけない(楽しくない)
このように、楽しさよりも正しさを優先させてしまうと、ストレスが溜まりやすくなります。
これが、パートナーに規制されていたり、あなたがパートナーを規制していたりしたら尚更ストレスが溜まります。
たとえば・・・
・妻、母親は、朝昼晩と食事を作るのが当たり前だ。
・部屋は毎日掃除して、ワイシャツはアイロンぐらいかけるのが普通。(うちの母親はそうだった。それぐらいはやるだろ。)
そして、朝、昼、晩と食事を作らない奥さんに対して、食事を作ることが正しいと思っている旦那は、奥さんは間違っていると指摘するわけです。
・旦那は、子育てを手伝うのは当たり前だ。
・仕事が休みの土日ぐらい家事や育児を手伝うのが普通。(お隣の○○さんちや、ご近所の△△ちゃんの家の旦那さんもやってるんだから。)
そして、家事を手伝わない旦那さんに対して、他の家と比較して、手伝うことが正しいと思っている妻は、旦那さんは間違っていると指摘するわけです。その指摘から、夫婦喧嘩に発展してしまう。
じゃーどうすれば良いのか?それが、正しさを優先するのではなく、楽しさを優先させるということです。実際にYさんとの電話セッションで、こんな会話がありました。
※ザ:ザビエル、妻:セッション相手の奥さん
ザ「旦那さんとの喧嘩で、どんな内容が多いですか?」
妻「料理のことで、例えば、、、旦那はこれまで朝ごはんを食べていませんでした。でも、朝ごはんを食べたほうが体に良いと思っていた私は、旦那のために朝ごはんを作り、食べてもらっていたんです。」
妻「そして、ある日、健康診断を受けて帰ってきたら、“お前のせいで俺の体が悪くなった”って言われたんです。私が、毎朝食べさせるから健康診断の結果が良くなかったんだ!って。」
ザ「なるほど。ということは、旦那さんは本当は朝ごはんを食べたくなかったということですか?」
妻「結婚当初は、嫌ではなかったと思います。でも、夫婦関係があまり良くなくなって、しかも健康診断で結果が良くなかったので、そういったんだと思います。」
ザ「ちなみに、あなたは料理を作る事は好きですか?」
妻「はい、私は料理を作ることが好きで、朝昼晩、必ず手作りの料理を作っています。」
ザ「例えば、あなたの料理をお子さんが食べて、“うわ、まず!”と言われたら、どう思いますか?」
妻「めちゃくちゃへこみます。悲しい、というより怒りかもしれません。せっかく作ったのに!って思います。」
ザ「では、もし惣菜を買っている主婦を見たら、あなたはどう思いますか?」
妻「おかしいんじゃない?って思います。主婦なら料理ぐらい作ってあげればいいのにって。」
少し話をはしょっていますが、この中に楽しさよりも正しさを優先させている部分が何箇所かありますが、わかりますか?それがこの3つ。
1.朝ごはんを食べるのは体に良い
2.食事は朝昼晩と作る
3.惣菜を買うのはおかしい
そして、この正しさを優先させることで一体何が起きるのか?ということについて、もう少し詳しく説明しますね。
1.朝ごはんを食べるのは体に良い→朝ごはんは食べなければならないという正しさの押し付けが起こる
朝ごはんを食べない旦那さん(子供にも)に、半強制で食べさせることになる。
しかも、旦那さんがなぜ朝ごはんを食べないのか?を理解することよりも、体に良いんだからという自分の正しさを優先させる。
旦那さんが朝ごはんを食べないと、気分が悪くなる。(私は心配しているのに、私のことなんて何とも思ってない、もっと私の思いを知って欲しいなど)
そして、気分が悪くなると、思っていたこと(↑)を口に出したり、最悪は喧嘩に発展する。
2.食事は朝、昼、晩と作る→朝、昼、晩と料理を作らなければならないという正しさで、自分で自分の首を絞める。
この正しさを持っている場合、基本的に手を抜こうとしない。その結果、体がしんどくても、精神的につらくても、料理を作ろうとする。
料理を作らなければならないという正しさを優先させることで、自分の状態よりも、料理を作ることを優先させてしまう。
特に状態が悪い場合(体が疲れてしんどい、精神的に辛い)、料理を作っているときの顔は、表情が暗いか、イラついているか、無表情。
それを見ているパートナーから、「たまには手を抜きなよ」とか「もっと楽しなよ」と言われるが、正しさを優先させているから、手を抜くなんてことが考えられない。
そして、料理を作る=自分の状態が悪くなる。
状態が悪いから些細なことでケンカになったり、もう少し手伝ってよ!とか、少しぐらい気付かないの!?なんてことを言ってしまい、喧嘩に発展することもある。
3.惣菜を買うのはおかしい→ちゃんとご飯を作らないのはおかしいという正しさで、自分を苦しめ、他者をも苦しめる可能性がある
先ほどと同じように、主婦なら、妻なら、母なら料理を作らなければならないという正しさを優先させているので、それ以外の手段を否定しがち。
もし、パートナーが、あなたの体を気遣って、惣菜とかでいいじゃんって言ったとしたら、惣菜に対する否定的な意見を言うか、それを言うパートナーを否定してしまう。
(実は、惣菜が好きというわけではなく、あなたの体を気遣っているだけなのに否定されてしまう。)
そして、結局は自分の状態を悪くする「手料理を作る」という選択をしてしまう。状態が悪いから、何かがきっかけで、夫婦喧嘩に発展してしまう可能性が上がる。
また、惣菜を買う人たちも否定するから、その場面を見ただけでも、自分で自分の気分を悪くしてしまう可能性がある。
・・・
さぁ、先ほど3つの正しさについて、お伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
ただし、これは勘違いしてほしくないのですが、この正しさが間違っているとか、ダメって話ではありません。
その選択(正しさを優先させること)は、あなたが幸せ(欲しい感情)を感じる道に繋がりますか?ってことです。
もしかしたら、体がしんどいときには、手を抜いた料理にしたり、外食をしたり、惣菜や、カップラーメンでも良いのかもしれません。
自分が楽をしたり、自分の時間を確保する料理を考えたり、外食して気分転換をしたり、、、それで、自分の状態が良くなり、イライラせず、ニコニコの割合が増えるのであれば、あなたにとっても家族にとっても良い気分になりやすいのではないでしょうか。
もちろん、パートナーや子供の体を気遣い、料理を頑張ることはすばらしいことです。
でも、料理の手を抜いて、自分の状態を良くし、家庭が笑顔になることも同じようにすばらしいことだと僕は思います。
手を抜くことはダメ、外食はダメ、カップラーメンはダメ、スーパーの惣菜はダメ、コンビニの弁当はダメ、、、「ダメ」が増えれば増えるほど、あなたには選択肢が無くなり、どんな状況であろうと「正しさ」(唯一の選択)しか選択できなくなります。
そうなると、自分が苦しくなり、状態が悪くなり、それを見ている周りも苦しくなります。
逆に「ダメ」が減れば減るほど、あなたには選択肢が増えます。そうなると、状況によって何を選んでも良いということになるんです。
自分の状態が良くないときは、それ以上状態を悪くしない選択や、逆に状態を良くする選択を選ぶことが出来るということです。
「ダメ」を減らし、自分の選択を増やすことが、結果的にあなたがあなたを助けることに繋がり、あなたが欲しい感情を感じることにも繋がるということです。
《正しさ》を手放すとは、「○○をしなければならない」「それ以外はダメ」を減らして、「○○をしても、しなくてもどっちでも良い」「自分が楽しめるのはどっちだろう?」という選択が出来るようになるということです。
ただ、これも注意が必要ですが、これは決して自分勝手に振舞うということではありません。そうではなく、自分で自分の状態を悪くしている《正しさ》を手放して、自分の状態を良くする行為なんです。
たとえば、パートナーから、料理は絶対に作れ!などと言われた場合は、これはあなたの《正しさ》ではありません。
ここでは、「○○しなければならない」という《正しさ》を持っている自分と、
「○○をしてもしなくてもどっちでも良い」という《正しさ》を手放した自分であれば、
どちらが、幸せな毎日を過ごしているのか?この視点で考えてみてください。
では、《正しさ》を手放すにはどうすれば良いのか?
それは5つのステップで、手放すことが出来ます。さぁ、それでは紙とペンを用意して下記をご覧ください。
1.最近、自分の状態が悪くなった出来事(ストーリー)を書き出す。(怒り、悲しみ、苦しみなど)
2.書き出した出来事から、自分は一体どんな《正しさ》を持っているのか?を書き出す。
3.この《正しさ》を持っていない自分が、同じ出来事と遭遇したとしたら、どんな対応をしているか書き出す。(自分にとって「楽」は何か?を書き出す)
4.それを持っている自分と、それを手放した自分ならどちらが幸せな毎日を送っているのか?を想像する。
5.この《正しさ》を手放す行為は、一体誰のためなのかを書き出す。
※もし、2で《正しさ》が見つからなければ、次の《意味付け》が関係しているかもしれませんので、このまま読み進めてみてください。
(ちなみに、浮気、会話がない、無視、DV、モラハラなどの場合は、これをやっても効果はありません。)
さぁ、次は《意味付け》を変えていきましょう。
上下左右の法則
あなたがパートナを見たときに、相手が、ムスッとしている、なんか機嫌が悪い話し方をしている、ということが過去にありませんでしたか?
そして、その出来事を見たあなたは、このように思いませんでしたか?
・何か自分がしたことで怒っているんだろうか?
・さっき言った言葉に反応してるんじゃないだろうか?
・なんで怒ってんの、怒りたいのはこっちだよ!
・あのときのことまだ根にもってんのかな?バカじゃないw
でも、これって実は“思い込み”なんです。
あなたの目の前で起きたのは、パートナーがムスッとし、機嫌が悪い話し方をしている。というだけです。
もしかしたら、本当は機嫌も悪くなくて、怒ってもいないかもしれないのに。しかし、その出来事を見たあなたは「怒っている」という意味付けをしました。
そうなると、先ほども伝えたように、自分の中に原因を探そうとしたり、相手の中に原因を探そうとします。具体的にどうなるのかというと・・・
・何か自分がしたことで怒っているんだろうか?
→自分が悪い事をしたから、怒っているんじゃないか?(自分のせい)
・さっき言った言葉に反応してるんじゃないだろうか?
→自分の言葉のせいで怒ってるんじゃないか?(自分のせい)
・なんで怒ってんの、怒りたいのはこっちだよ!
→自分のせいだけど、反対に、過去にされた嫌な事を思い出し、怒る(自分のせい→相手が悪い)
・あのときのことまだ根にもってんのかな?バカじゃないw
→自分のせいだけど、そこに怒っていることに対してバカにしている(自分のせい→相手をバカにする)
もし、このような経験がある場合、1つ覚えておいて欲しいことがあります。
それが、、、あなたのパートナーは、怒っているのかどうかは「本当はわかりません」。
もし、怒っていたとしても、あなたが想像している理由で怒っているのかどうかは「本当はわかりません」。
あなたが想像している理由で怒っていたとしても、あなたに対して怒っているのかどうかは「本当はわかりません」。
いいですか。
あなたの目の前で起きている、その出来事の本当の理由は「わからない」んです。
それにも関わらず、あなたは「思い込みで、自分を責めたり、相手を責めて、状態を悪くしている」ということです。夫婦円満の秘訣1の原理原則3でもお伝えしましたが、「出来事に意味はなく、フラットである」ということ。
出来事に意味はない?フラット?どういうこと!?と思われたと思います。先ほども書きましたが、「パートナーがムスッとし、機嫌が悪い話し方をしている」というのは、
あなたの思い込みで、本当はあなたのパートナーは普通に話しているのかもしれないということです。「パートナーが話している」ことは出来事として、そこにそれ以上の意味はありません。
しかし、それを見たあなたが、「相手の表情を見てムスッとしている」という意味付けをしてみたり、「相手の声を聞いて機嫌が悪い」という意味付けをしているのです。
もう少し、わかりやすい例でお伝えしましょう。実際にメールで頂いた感想を元にどういうことか説明していきます。(あなたもイメージしてみてください。)
ある朝の6時12分。私達夫婦は共働き。今は子供が祖父母宅へ遊びにいっているので、夫婦二人の生活。同じ位の時間に起き、私は先に台所に立って会社に持っていく二人分のお弁当の用意をしている。
夫は自分の朝ご飯の支度をし、テーブルについて一人で食べている。家を出るのは私が7時、夫が少し早い6時半から45分の間。お弁当の支度をしながら、横目で朝ご飯を食べている夫を見ていると沸き上がってきた嫌な気持ち。
こんなにやっているのに誰も感謝してくれない。それがお母さんの仕事、やって当然、と思っているんじゃないか。私だって決まった時間に家を出なきゃいけないのに、私だって座ってゆっくり食べたい、共働きなのに私ばかり朝忙しくて不公平だ。
と思うとネガティブな気持ちになった。
ここで、注意して見て欲しいのですが、出来事としては、「朝ごはんを食べている夫」というだけです。
しかし、その出来事をみた彼女は、こんな意味付けをしています。こんなにやっているのに誰も感謝してくれない。それがお母さんの仕事、やって当然、と思っているんじゃないか。
私だって決まった時間に家を出なきゃいけないのに、私だって座ってゆっくり食べたい、共働きなのに私ばかり朝忙しくて不公平だ。そして、結果的に彼女の感情はどうなるのか?
・沸き上がってきた嫌な気持ち
・ネガティブな気持ち
を感じています。そして、この話には続きがあります。
。。。。。!!!!!!!!! あ、物事自体はフラットってこういう事か!自分の中の勝手な意味付けってこういう事か!と強く思った瞬間でした。
書いてある事を読んでも、イマイチ「???」で難しいなと思っていたけど、実際こういう些細な事にでも応用できるし、やってみたら、なるほど!と。
私は、ただ黙って一人だけ食べている夫を、何て気の利かない、思いやりのない人だ。自分だけ良ければいいのか?とネガティブ思考で見ていました。
以前の私のパターンだったら、きっと嫌見たらしく相手に聞こえる様な大きな溜息をついて、「私だって忙しいのに、感謝してよね!」と喧嘩腰な口調で言い放っていたと思います。
相手が嫌な思いになると分かっていても、止められない。自分にはそれ位言う権利がある。私はもっと感謝されるべきだ、という思いの方が強かった。
だけど言った後は、必ずいつも自分も相手も嫌な気持ちになるばかりでした。
そうする事で「どうして私ばっかり?」「こんなに頑張っているのになんで?」と言うネガティブな方向へと、無意識の内に「思い描いている理想の夫婦/家庭」とは逆の方向へ自分を進めていたんですね、、、、。
本来は、出来事に意味はありません。しかし、夫婦関係が良くないと「悪い意味付けをしやすくなる」のです。そして、自分の感情を悪くし、自分の気分を悪くし、夫婦喧嘩に発展したり、お互いが嫌な感情になる。
じゃーどうすれば、《意味付け》は変えることが出来るのか?これも先ほどの《正しさ》を手放すワークと似ていますが、5つのステップで変えることができます。
1.最近、自分の状態が悪くなった出来事(ストーリー)を書き出す。(怒り、悲しみ、苦しみなど)
2.書き出した出来事から、自分は一体どんな《意味付け》をしているのか?を書き出す。
3.この出来事に対して、どんな《意味付け》をすれば、自分の状態が良くなるのかを書き出す。
4.どちらの《意味付け》(2で出したものと3で出したもの)をした方が、自分は幸せな毎日を送っているのか?を想像する。
5.この《意味付け》を変える行為は、一体誰のためなのかを書き出す。
さぁ、これが上下左右の法則になります。
出来事には、元々意味はないので、自分の見方次第で、いろいろな意味付けが出来ます。
その出来事を、上から見るのか?下から見るのか?左から見るのか?右から見るのか?どこから見れば、自分の欲しい感情が手に入るのか?
これも自分で選ぶことが出来るのです。
今は「気分が悪くなる意味付けをする習慣」が身についています。
これを、まずは意識的に、出来事を「気分が良くなる意味付けをする」ようにすれば、その習慣(パターン)が壊れていきます。
もう一度、言いますが、「あえて、気分が悪くなる意味付けをする必要はありません。」なぜなら、結果的に自分を傷つけることに繋がるから。
どうせ意味付けするなら、「あえて、自分の気分が良くなる意味付けをしてください。」それが、自分が幸せ(欲しい感情)を感じ、あなたの周りを助けることに繋がるのです。
何度もいいますが、《正しさ》を手放すのも、《意味付け》を変えるのも、パートナーのためではありません。子供のためでも、家族のためでもありません。
「自分のため」です。
まずは、あなたが《正しさ》を手放し、《意味付け》を変えることで、日々、良い感情を感じやすくなります。あなたが気分の良い時を思い出してください。
声のトーンは柔らかく、表情はニコニコして、心は落ち着いて、余裕があり、相手に対していつもより寛容ではありませんか?
この状態のあなたに接するから、あなたのパートナーも、あなたのお子さんも、その場所の居心地が良くなり、そこにいたいと感じるのです。
あなたもイメージしてみてください。あなたのパートナーの、声のトーンが柔らかく、笑顔で、落ち着いている様子だと、どんな感情を感じますか?
そんなパートナーと接したときに、イライラします?悲しくなります?苦しくなります?そんなことはないでしょう。
じゃー、逆にパートナーの、声のトーンは強く、鋭く、表情は険しく、イライラしている様子だと、それを見ているあなたはどんな感情を感じるでしょうか?
嬉しい?楽しい?・・・そうではなく、そんな感情とは真逆のものを感じているでしょう。
これが、毎日続いたとしたら、、、これが1日の中で大きな割合を占めているとしたら・・・
あなたはどんな毎日を送っているのでしょうか?
ですので、まずは自分の状態を整えましょう。これが、最初の大切な一歩なのです。
・・・
さぁ、ここまでが2つの法則になります。この2つの法則は、主に自分の内面を探るものになります。自分一人だけなら、これだけでも毎日、感じたい感情を感じやすくなるでしょう。
しかし、夫婦円満となると相手が存在します。なので、パートナーに対して、相手を満たす行為が必要になってきます。・・・その相手を満たす行為というのが、「相手の存在価値を認める」という行為です。
一体それはどうすれば良いのか?については↓で書いていますので、ぜひご覧ください^^
存在価値を満たす方法は↓コチラ