夫婦円満の道

嫁が愚痴ばかり、、、それはサボテンと一緒です。

 

嫁の愚痴は、「フンフン」聞いてても終わりません。

うちの嫁もこの間、職場の愚痴を僕に話していました。
この人がどーだのあーだの、、、

会社がどーだのあーだの、、、

 

え?誰がどうだったっけ?
この人って、こんな人だったけ?

知らない人の話を想像しながら聞くのは
かなりのイメージトレーニングになる。

ただ、僕の場合、愚痴を聞くことはできるけど
はっきり言って「好きじゃない」。

聞いてて楽しいもんじゃないし、
時にはこちらの気分が悪くなる。

 

まぁ、これは奥さんが悪いとかじゃなくて
僕がうまく感情のコントロールができてないからだけど。

 

ところが、すんごい不思議なんだけど、
女性同士はこれができる。

 

いくら愚痴を聞いても、
感情は変わらない。

むしろ楽しんでいるようにも見える。

 

じゃー、嫁にとってというより
女性にとって愚痴とはいったい何のか?

 

と考えたときに、サボテンと一緒なんじゃないか?と
思ったんです。

 

・・・

 

果てしなく広がる砂漠にニョキッと生えたサボテンは、
西部劇にはなくてはならない存在です。

砂漠とサボテンは切っても切れない関係のようですが、
実はサボテンはアメリカ大陸にしか分布していないので、
ほかの砂漠でいくら探し回っても見つけられません。

 

砂漠という厳しい環境で生きていくため、
サボテンには他の植物には見られない特徴がたくさんあります。

 

高さが10メートルにもなる
オオハシラサボテンの幹に刻まれたひだは、
強い日差しを避けるのに役立っています。

 

縦に走るひだのおかげで、
日光が真上から差さない限り、
体表面のかなりの部分が日陰になるからです。

 

また、多くのサボテンが球状をしているのも、
常に体の半分を日陰にするための適応です。

 

 

サボテンに葉が無く、表面がロウのような
熱いクチクラ(膜)で覆われているのは、
体の水分を蒸発させないためです。

 

さて、サボテンのトゲは葉が変形したものですが、
いったい何のためにあるのでしょう。

 

動物に食べられるのを防ぐという防御の役目もありますが、
それだけではありません。

試しに、トゲを全部取ってしまうと、
体表面の温度が10度も上がるそうです。

 

つまり、トゲは強い日差しを
散乱させる冷却装置でもあるのです。

 

また、トゲには空気中から水分を得る
という役割もあります。

静電気に帯電した空気中の水分子が、
鋭く尖ったトゲの先端に電気的に
吸着されるというのです。

このおかげで、サボテンは朝夕に
霧が発生するところなら、
雨がまったく降らなくても
生きていくことができると言います。

<雑学の本「サボテンには、なぜトゲがあるの?」から引用>

 

 

このサボテンと同じで、ストレス(サボテンの場合は温度)
を溜めないように発散しているんだと思います。

 

 

だから、愚痴はどんどん言わしてあげる必要があるし、
むしろ、それを楽しんで聞ける男になりたいとすら
感じています。

 

そして、この記事を書いていてふと気づいたんですが、
僕は「愚痴は悪いもの」という認識をしていたかもしれません。

 

なぜなら・・・

 

相手の気になる点や悪いところを並び立てたところで
「自分は幸せにはなれない」という想いがあります。
(誰かをバカにしないとストレスを発散できないから)

 

でも逆に、相手の良いところや、すばらしい点を
探そうとすると、そこばかりが目について
気になる点や嫌なところがあまり目につかなくなるんです。

 

これまで、たくさん人と出会いましたが、
毎日を楽しく、幸せに生きている人は
後者の人が圧倒的に多い気がします。

 

じゃー、愚痴は悪いものなのか?

答えは"NO"です。

今いる環境や、その人の考え方、感じ方によっては
「必要」という結論に今はいます。

ただ、僕自身が受け入れ態勢ができてなかった。

 

愚痴は「悪いもの」という認識があるから
その愚痴を受け取ったときに「気分が悪くなった」だけ。

 

なので、嫁の愚痴は、次回から
「どうやったら楽しく聞けるか?」という
テーマを持って接してみたいと思いました^^

 

いつもいつも、嫁が僕に沢山の気付きを
与えてくれます。

ありがたいことです^^

 

メルマガ

-夫婦円満の道