もしかしたらあなたは、旦那が嫌いで嫌いで仕方が無いかもしれません。
もしかしたらこれ以上嫌いになったらどうしよう、夫婦を続けていけれないかもしれない、そんな状態かもしれません。
ですが、ここでぜひ想像して欲しいことがあります。それが、このまま後5年、10年と過ごした場合、どんな毎日を送っているのか?
実際に、数百人と話をした実例を元に、なぜ旦那が嫌いになるのか?このまま過ごすと何が起こるのか?ということをお伝えしていきたいと思います。
1.旦那が嫌いになるメカニズム
もしかしたらあなたは、旦那と性格が合わない、、、すなわち「価値観の違い」と思ってしまうと、結末は本当に怖いことになってしまいます。
なぜ、怖い結末になるのか?そして、そもそも怖い結末とは何なのか?について説明していますので、じっくりと最後まで読んでみてください。
1-1.人間による違い
旦那が嫌いになるメカニズムの前に前提として知っておいて欲しいことがあります。
それが、「人間は違う」ということです。はぁ?当たり前のことを言うな!という声が聞こえてきそうですが、放置します(笑
見た目はもちろんですが、知識、考え方、感じ方、常識など、、、脳みその中身も全然違うのです。この「人間は違う」ということが、旦那を嫌いになるメカニズムの根本原因であると言っても過言ではありません。
1-2.違いに魅力を感じる
人間は、違いに魅力を感じやすい生き物です。あなたも旦那さんは、自分とは真逆の性格、考え方だと感じたことはありませんか?
そして、旦那を好きになったきっかけは、その「違い」ではありませんか?
たとえば、自分は「ケチケチ」しているけど、旦那さんは「気前が良い」「面倒見が良い」という部分を見たときに「魅力」を感じていませんか?
他にも、自分が持っていない部分に対して、魅力を感じ、恋になるパターンがほとんどだと思います。
出会った当初は、「違い」に”魅力”を感じるのです。
1-3.違いに嫌気がさす
結婚して立場が変わった瞬間、この違いに対して嫌気がさしていきます。
具体的には、、、先ほどの魅力と感じていた「気前が良い」「面倒見が良い」という部分が、結婚し、家族になった瞬間、「家計を圧迫する行為」となってしまうのです。
他には、、、
- 「マメ」な部分に魅力を感じていた場合、結婚したら「細かい」に
- 「男らしい」と感じていた部分は、「亭主関白」に
- 「優しい」と感じていた部分は、「自分の意見を何も言わない」に
結婚してすぐぐらいは良いのですが、結婚の期間が長くなったり、子供が出来たりして、立場が変わることで、その部分の見え方が突然変わってしまうのです。
あなたもそんな経験はありませんか?
前は魅力と思っていたけど、今ではウザい面になってしまいった・・・なんてことが。
1-4.価値観の違いに気付く
一般的に勘違いされることが多いのですが、先ほどの「違い」を「価値観の違い」と受け取り、この違いに対して、ぶつかるようになります。
簡単に言えば「違い」に対して、どちらが正しくて、どちらが間違っているのかという裁判を起こし「ジャッジ」することで、夫婦喧嘩に発展してしまうのです。
※ジャッジについては「夫婦喧嘩が起こるたった1つの原因と、仲直りする唯一の方法」で詳しく説明しています。
その結果、夫婦関係は少しずつですが、確実に壊れていくのです。
1-5.このまま進むことのリスク
もしあなたが、「価値観の違い」と受け取っている場合、本当に注意が必要です。なぜなら、その「違い」について、”相手のことを思って”一生懸命、変えるように説得しようとするからです。
ですが、残念ながら、相手には「あんたのその部分はおかしい」と言われているようにしか聞こえません。だから相手は、不機嫌になったり、無視したり、言い返すことで夫婦喧嘩に発展するのです。
何度も言いますが、あなたが、この事実に気付かずに、相手を変えようとしたり、相手を変えることをあきらめることで、関係は悪化していきます。
1-6.本当に怖い結末に、、、
関係が悪化することで、起こる出来事が、、、仮面夫婦、家庭内別居、浮気、不倫、別居、離婚なのです。
もしあなたが、それを望んでいるのであれば、この記事はこれ以上読む必要はありません。ですが、それはまずい!今からでも何とかしたい!と思われる場合は、この続きをじっくりと読んでみてくださいね。
2.自分次第で結末は変わる
もしあなたが、そんな結末は望んでいない!と思われるのであれば、ぜひぜひ、今から結末を変える行動をしてみてください。
ただし、、、夫婦関係が悪くなればなるほど、修復は不可能になりますので、いかに早く、いかに真剣に取り組むかがカギになってきます。(本当です)
このまま、想像もしていなかった結末を迎えることも、今から変えることも自分で選ぶことができるということです。
2-1.結末は選択により決定する
あなたの夫婦関係が良かったころを思い出してみてください。笑顔に溢れ、いろいろなことに感謝が出来ていたのではないでしょうか?
「ありがとう」「助かるよ」「いつも感謝してます」こんな言葉が、毎日のように交わされていたかもしれません。しかし、今ではどうでしょうか?
感謝の言葉よりも、もっと家事を手伝ってよ!もっと育児に参加してよ!もっと話聞いても!もっと、、、、
こんなことを思ったり、言ってしまうことの方が多くなったのではないでしょうか?
そして、夫婦喧嘩が多くなり、怒り、寂しい、悲しい、辛い、苦しいという感情を感じる毎日になってしまったのではないでしょうか?
なぜ、このようなことが起きてしまうのか?
それは、あなたが望んでそのような選択をしているからです。
よく考えてみてください。
- あなたは家で笑顔と無表情ならどちらが多いですか?
- 相手を褒めるか指摘するかだと、どちらが多いですか?
- ありがとうの代わりに、もっとやってよ、足りないなんてことを言ってませんか?
良いですか?どちらも、今この瞬間に、選ぶことが出来るんです。
2-2.なぜ結末を変えられるのか
先ほども説明しましたが、選択を変えることで結末は変えられるのです。
笑顔であいさつを「する」or「しない」
褒めることが出来るのに「する」or「しない」
指摘を「する」or「しない」
ありがとうを「言う」or「言わない」
ここで、超重要なことを考えて欲しいことがあります。
それが、どちらの選択が「あなたの人生をよりよくしてくれる」と思うのか?ということ。
もしかしたら「旦那のためにやりたくない。」「何でそんなことをしないといけないの?」「やる気がおきない」と思われたかもしれません。
もちろん、やらなくても良いです。ただし、あなたが望んでいない結末を迎えることになりますが・・・
2-3.結末を変える3STEP
もし、そんな結末は迎えたくない!自分の望んだ結末に変えたい!幸せな家庭を作りたい!と思われるのであれば、3つのSTEPで今から結末を変える行動をしてみてくださいね。
2-3-1.STEP1決断
初めにするべきことは、「決断」。自分が自分の家庭を立て直す!そして、幸せにしてもらうという他者依存の考え方を捨て、自分が理想の家庭を作るんだ!という気持ちを持つ。
旦那が家庭を壊しているのではなく、自分が家庭を立て直すことを「旦那のせいにして」あきらめていると自覚してください。
今の家庭になったのは、どちらが悪いとか、どちらが正しいというものではなく、二人の選択の結果でしかありません。だから、今から選択を変え、未来を変えるのです。
2-3-2.STEP2学ぶ
じゃーどうすれば、家庭を立て直せるのか?そこについては、勉強する必要があります。
簡単に言えば、夫婦関係を立て直した人は、どうやって立て直したのか?どんなことを勉強して、どうやって改善していったのか?
それを調べるのです。ちなみに僕の場合は、心理学、コーチング、NLPなどの「人間の心」を扱った学問を学んだことが、夫婦関係に一番影響を与えていると思います。
2-3-3.STEP3実践
世の中には、学ぶことは沢山学んだけど、実践しないという人が本当に多い。簡単に言えば、学んだことにより自分の知識が増えるから、自分が変わった気になってしまう。
だから、「私はすごく勉強したけど、夫婦関係は変わらないのは、この人のやり方が悪いんだ!この方法が悪いんだ!旦那がおかしいんだ!自分の能力が低いんだ!」と言って他の方法を探すか、相手のせいか、自分のせいにしてあきらめてしまうわけです。
でも、先ほども言いましたが、実践しないと夫婦関係は変わるわけがないのです。自分に当てはめる、学んだことを実際に使ってみる、言ってみる、行動してみる
そして、そのときに何が起きたのか?どんな反応が起こったのか?それを注意深く探るのです。変化していないから、同じパターンを繰り返す。同じパターンを繰り返すから、同じ結果になる。
違う選択をすれば、違うパターンが生まれ、違う結果が起こるのです。なので、これは覚えておいて欲しいのですが、当然ながら「実践しないと何も変化しない」ということです。
しかし、旦那が嫌いな状態では、前を向くのは難しいと思われたかもしれません。ですので、今から伝えることを読んでみてください。
3.どうすれば旦那が嫌いにならないのか?
それではこれから、嫌いな旦那を今以上に嫌いにならず、自分の中の旦那の好感度を上げる方法をお伝えしたいと思います。
もし、あなたの中で旦那が嫌いじゃなくなれば、少なくとも今よりは前向きな行動が出来るんじゃないでしょうか?
3-1.旦那の存在に価値を与える
初めにやることは、自分の中で、旦那の存在に価値を与えていくということ。これまでは「旦那元気で留守が良い」という状態が望みだったかもしれません。
しかし、これでは夫婦関係の改善は難しいでしょう。ですので、これから言うことをしっかりと想像してください。
3-2.旦那の存在を消す
それでは、早速実践に移ろうと思います。まず、あなたの中で「旦那の存在」そのものを消してください。
そして、それに伴う物理的なものも消してください。お金、家事を手伝ってくれていたなら、その労力、子育てへの協力、、、すべてを消してください。
次に、感情的なものを消してください。あなたが感じるもの。
旦那さんは朝起きてきません。帰ってもきません。どこかに出かける時もいません。夜もいません。お酒も飲みません。会話もありません。その姿を見ることがありません。二度と。
そんな状態にもしなったとしたら、、、自分は何を感じるでしょうか?じっくりと感じてみてください。
3-3.いなくなって困ることを探す
旦那さんがいなくなることで、あなたにとって困る面はどんなことがあるでしょうか?これを書き出してみてください。
紙にしっかりと書いてください。物理的に困るところ、感情的に悲しい、寂しい、辛いと感じるのであれば、それを書き出してみてください。
3-4.困るところからすばらしいところに書き換える
次に、書き出したものを、「旦那が存在することで、自分にとって助かるところ、感謝できるところ、すばらしいところ」に書き換える。
ここで僕が言いたいのは何か?「旦那さんが存在することは、当たり前ではない」ってことです。
実際にこういう方がいらっしゃいました。
「洗い物をしてくれるんだけど、洗い方が雑」
「洗濯物を畳んでくれるんだけど、結局畳みなおす」
「料理を作ってくれるんだけど、後片付けを全くしない」
この方に、僕はこういいました。
「旦那さんは、なぜ洗い物をしようとしたんでしょうか?洗濯物を畳もうとしたり、料理を作ろうとしたり、、、旦那さんも疲れているかもしれないのに、なぜなんでしょうか?」
その奥さんは答えました。「楽して良いよ、休んでてよ。って言ってたんで、私を助けようとしてくれたんだと思います・・・」
そして、僕はまたこう言いました。「その”気持ち”の方がやってくれたことよりも大切なのではないでしょうか?」
過去を振り替えってみてください。あなたはどうでしたでしょうか?
4.旦那の性格を書き換える
あなたにとって、旦那さんの嫌なところって沢山あるのではないでしょうか?
性格的なところや、しぐさ、クセなど、数えればきりがないかもしれません。
でも、そこすらも書き換えることが出来るとしたら、、、もし、気にならなくなったとしたら、あなたの夫婦関係は今以上に悪くなると思いますか?
これもやってみないとわかりませんので、ぜひ実践してみてくださいね。では、今度はそこを書き換えていきたいと思います。
4-1.旦那の嫌なところを探す
紙に旦那さんの嫌なところを書き出してみましょう。とりあえず、1つだけでいいです。
たとえば、荷物を持ってくれない、病気になっても看病してくれない、家事を手伝ってくれない、子育てに厳しい、、、
いろいろとあるかもしれませんが、とりあえずあなたが一番気になっていることを1つだけ紙に書いてみてくださいね。
4-2.嫌なところをなぜそうなったのか考える
この記事の初めの方でも伝えていますが、「人間には違い」があります。この違いは、「生まれ育った環境が違う」ことにより現れるものだとしたら、、、
あなたが「嫌」だと思っているところは、旦那さんが生まれ育った環境から、作られたものである可能性が高いと言うことです。
たとえば、僕は「亭主関白」でした。家事も育児も「女の仕事」と思っていました。なぜなら、うちの家庭がそうだったから。
僕の父は亭主関白で、家に帰って来ると一切動きません。母が全てを用意する。
そんな毎日を見ていると、それが僕の中では「常識」になるのです。
だからこそ、結婚したことで「同じパターン」を繰り返したのです。(というか、その選択しか知らなかった、という表現の方が正しいかもしれません)
じゃー、旦那が「亭主関白」ならどうすれば良いのか?というと、「夫婦喧嘩の原因は集約すると、ある3つのパターンだけだった!」の最後の方で説明しているので、一度ご覧ください。
もし、旦那さんの性格的な部分が、旦那さんの知らないところで作られたものであったとしたら、、、ということで、実際に書き換えていきましょう。
4-3.旦那の嫌なところを書き換える
旦那の嫌なところ、気になるところを一つだけあげてもらいました。今度は、その嫌なところ、気になるところに対して、
そこが出来上がる過程を想像してみてください。どんな背景があって、どんな家庭で育ったことで、そのようになったのでしょうか?
パートナーが、これまで育ってきた家庭環境や、これまでの経験で「それをせざるを得ない」最悪の出来事を想像してください。
たとえば、「子育てについて、叩いて言うことを聞かそうとする」という部分があったとしたら、、、自分が子供の頃に同じような経験があった(同じように親から叩かれて育った)。
人を動かす手段として、最終的には力で訴える方法しか知らない。(本当は自分もしたくないはず)
こういったことをしっかりと想像してみてください。本当かウソか、それが正しいのか、間違いなのか、そんな判断をするよりも、やってみてください。
やらないことには、どんな結果が待っているのかなんて、超能力者以外はわかるわけがないと思っているので。
まとめ.嫌いだと思っていた旦那だけど、、、
いかがでしたでしょうか?旦那のことが嫌いになるメカニズムは理解できたでしょうか?
結論から言うと「人間の違い」に対して、最初は魅力を感じていたが、次第にその違いに対して、嫌気がさしてしまったということ。
その違いに対して、指摘をしたり、変えようと一生懸命になればなるほど、夫婦喧嘩になったり、夫婦関係は少しずつ確実に壊れていく。
そして、このまま進んでいったとしたら、想像もしていない結末が待っている可能性があるという話をしました。
もし、結末を変えたいのであれば、今から選択を変える必要があるのです。
ということで、、、具体的なSTEPは下記にまとめておきますね。
旦那の価値を再認識する
STEP1.旦那の存在を消してみる
STEP2.存在を消したときに、物理的、感情的にネガティブな部分を洗い出す
STEP3.ネガティブな部分を、旦那が存在することですばらしい部分に変える
これで、旦那さんの存在に価値を与えてあげてください。
旦那の嫌なところや気になるところを書き換える
STEP1.旦那の嫌なところ、気になるところを1つだけ探す
STEP2.嫌なところや気になるところを書き出す
STEP3.その性格が出来上がる過程を想像する
そして、このワークで、旦那さんに対する思い込み(この人はこんな人だ、こう感じて、こう思って、こんな言動や態度をする人だという自分の思い込み)を取っ払ってみてください。
全てを取っ払った状態で再び旦那さんを見たときに、これまでの自分が感じたことが無いものを感じることが出来るでしょう。