※この記事を読むと、旦那や妻が嫌いな場合、どうして嫌いになってしまうのか、どうすればパートナーから愛され、大切にされるのか?ということが明確にわかるでしょう※
旦那や妻が嫌い、、、多分、あなたもその一人かもしれません。もしかしたら、本当に嫌いで嫌いで仕方がないのかもしれませんし、少しだけむかつく!って程度かもしれません。
ただ、この質問に答えてみてください。もし、今の状況が後、30年続くとしたら、あなたの人生は、どんな人生になるでしょうか?
もし、そんな人生は嫌だ!もっと幸せな人生にしたい!と思われるのであれば、ぜひこの記事を読み進めてください。パートナーが心からあなたを大切にしてくれますので^^
旦那や妻を嫌いになるメカニズム
まずは、あなたはどうして旦那や妻を嫌いになってしまったのか?このメカニズムを覚えておいてください。結婚した当初を思い出してください。二人の関係は、今よりも悪くは無かったでしょう。
では、どうして関係が悪くなったのか?そこには、”必然的に関係が悪くなる法則”というものがあります。それでは、はじめの5つのSTEPをご覧ください。
1.人間同士の違い
あなたとあなたのパートナーは、同じ人間ですが、考え方や感じ方は全く違うということはご存知でしょうか?「そんなの当たり前じゃないの?」と思われるかもしれませんが、実は、こんな単純なことから、夫婦喧嘩、人間関係の悪化などが起こっているのです。
人間と人間の違いに対して、あることをするからあなたの気分は悪くなるのです。では、そのあることとは一体何なのか?
2.違いに対してジャッジする
人間の違いに対してジャッジすることで、あなたの気分は悪くなります。たとえば、あなたが子供を保育園に預けるのはかわいそうだと思っていたとします。
その場合、パートナーが子供を保育園に預けようとか、近所のお母さんで子供を保育園に預けている人を見ると、「子供が可愛そうだ!」と感じてしまい、その意見を言った人を否定したり、それをしている人を「へぇ~、あの人ってそういう人なんだ」と、相手の評価を自分の中で下げてしまうのです。
そして、否定したことで、パートナーは反発し、喧嘩に発展しまうのです。
3.相手の言葉や態度に対する意味付け
相手の言葉や態度に対して、あなたは思い込んでいませんか?たとえば、「こんなことを言うってことは、この人はこう感じているんだろう」とか、「あんな態度をするなんて、もう私のことを好きじゃないんだろう」といった感じです。
ようは、自動車の免許を取るときに、勉強したと思いますが、「だろう」運転をしているってことです。だからと言って、夫婦関係において「かもしれない運転」をすればいいのか?と言われれば”NO”です。
結局は、どちらにしても、自分にとって、悪い意味付け(思い込み)をしているに過ぎないからです。
4.ジャッジ、意味付けは枠によって作られる
なぜ、ジャッジ、意味付けということが起きてしまうのか?それには、「枠」が影響してきます。枠とは簡単に言えば、これまであなた自身が生まれ育った環境により作られるものです。
たとえば、妻は家事や育児をするのが当たり前、夫は仕事をして稼いでくるのが当たり前といった考え方です。この考え方を持つと、それをしないパートナーに対して嫌な気分になります。
・家事が下手な奥さんに対しては、なんでこれぐらいできないんだ!
・給料の少ない旦那さんに対して、甲斐性がない旦那だ!
と感じてしまい、夫婦喧嘩の原因にもなるのです。
5.そして習慣化された・・・
自分の枠からはみ出た相手に対して、ジャッジしたり、意味付けをして、自分の気分を悪くし、夫婦喧嘩をする。このパターンが習慣化されることで、相手は自分のことをわかってくれない、わかろうとさえしてくれない、なんて人と結婚したんだ、と感じ、
さらに夫婦関係が悪化していきます。そして、この状態が何年も続くと、パートナーの浮気、不倫、別居、仮面夫婦、などの、理想とは間逆の結果を生んでしまうのです。
旦那や妻が嫌いでも愛されるメカニズム
あなたに質問があります。たとえ、旦那や妻が嫌いでも、相手から愛される、大切にされるというのは、嬉しくありませんか?もし、嬉しくないのなら、まぁ、それはそれで良いのですが、もし嬉しいのであれば、その方法を知りたくありませんか?
どんな状態でも愛されるために、一体何が必要なのか?ここでは、その方法を5つのSTEPに分けて説明しています。
より詳しく書いた記事は↓コチラになります。
旦那や妻が浮気をやめ、あなただけを心から大切にしてくれる3ヶ条
6.マズローの欲求5段階説
まず、人間の基本的な欲求である、マズローの欲求5段階説を覚えておいてください。マズローの欲求5段階節とは、人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されているという説で
アブラハム・マズローというアメリカの心理学者が唱えた人間が感情的に求める欲求になります。これがその図。
簡単に説明すると
生理的欲求(Physiological needs)・・・生きていくための基本的・本能的な欲求(食べたい、寝たいなど)で、この欲求を充たせれば、次の階層「安全欲求」を求めます。
安全欲求(Safety needs)・・・安全・安心な暮らしがしたい(雨風をしのぐ家・健康など)という欲求が含まれます。
社会的欲求(Social needs / Love and belonging)・・・集団に属したり、仲間を求めます。この欲求が満たされない時、人は孤独感や社会的不安を感じやすくなります。
尊厳欲求(Esteem)・・・他者から認められたい、尊敬されたいという欲求が芽生えます。ここからは外的なモノではなく、内的な心を満たしたいという欲求に変わります。
自己実現(Self-actualization)・・・自分の能力を引き出し創造的活動がしたいなどの欲求が生まれます
そして、今の時代の夫婦関係において、相手から愛される、大切にされるためには、上から2つ目の”Esteem”(相手の尊厳欲求)を満たす必要があるということです。
7.時代の話
戦国時代などは生きるか死ぬかという時代なので、「生理的欲求」が満たされれば、それだけで十分だったと思います。(もちろん、不満はあったと思いますが、それも我慢できた)
特に女性の場合は、そこを結婚(男性)に求めていたんです。そして、時代は変わり、明治、大正、昭和などは、「安全欲求」を満たすことが結婚に求められる時代。エリート、特に女性は、結婚相手として大卒、エリート、高給取りの男ということが条件として挙げられていた。
そこから、女性の社会的地位が確立され「安全欲求」の上の「社会的欲求」を今の時代に求めた、、、と言いたいところですが、ここは既に満たされている可能性があります。女性の場合は、自分のコミュニティ、男性の場合は、職場などですね。
ですので、今の時代は「尊厳欲求」が満たされることを夫婦関係に求められているのです。
8.尊厳欲求を満たす
尊厳欲求を満たすとは、簡単に言えば、パートナーがあなたから「存在価値を認められた」と感じることです。では、一体どうやったら相手に存在価値を感じさせることが出来るのか?どうすれば、相手は存在価値を感じるしょうか?
実は、すごく簡単なことです。「言葉に出す」これだけ。他にも満たし方はありますが、最も簡単なのは、この「言葉に出す」ということだと僕は思っています。では、具体的にどうやって言葉に出せば良いのか?
9.相手の人格を肯定する
「相手の良いところ」に対して、人格肯定をするというもの。これを伝えるだけなんです。人格肯定って何?一体どうするの?と思われたかもしれません。これから具体的にお話ししていきます。
人格肯定をするとは、こんな感じに使います。まず、24時間以内に、パートナーにしてもらって嬉しかったことを思い出します。そこに人格肯定の部分を入れるのです。たとえば、「重いものを持ってくれて嬉しかった」ということだとしましょう。これを言うだけでは、「行為に対するお礼」になります。(これだけでも言わないよりは良いです。)
ここからさらに相手の人格を肯定するのですが、具体的には、、、重たいものをもってくれて助かったわ→重たいものを持ってくれて、「男らしい」と思ったわ。「頼りになります」。本当にありがとね!といった感じで、具体的な行為から相手の人格に繋げて褒めるということをするのです。
でも、もしかしたらあなたは、なぜ私(俺)がそんなことをしなきゃいけないんだ!と思われるかもしれません。
10.誰のためにやるのか?
ここであなたに、質問があります。それが、、、あなたは、どちらの自分になりたいですか?または、どちらの自分が、幸せな毎日を過ごせそうですか?
・相手の存在価値を奪う自分
・相手の存在価値を認める自分
もし、相手の存在価値を認める自分になりたい、誰からでも大切にされる自分、誰でも大切に出来る自分になりたいのであれば、望んだ夫婦関係を構築したいのであれば、相手の存在価値を満たすために、人格肯定をしてみてください。
より詳しく書いた記事は↓コチラになります。
旦那や妻が浮気をやめ、あなただけを心から大切にしてくれる3ヶ条
旦那や妻が嫌い→大好きになるメカニズム
ここまでを理解し、実践すれば、パートナーから大切にされることはほぼ間違いはありません。でも、残念ながらあなたはまだ、パートナーのことが嫌いとかそもそも関心が無い状態かもしれません。
では、あなたがパートナーを好きになったり、大切にしたいと思うために、何をすべきなのか?ここでも6つのSTEPにわけてお伝えしていきますね。
11.ジャッジに気付く
ジャッジとは、最初の<旦那や妻を嫌いになるメカニズム>でも伝えたとおり、自分の正しさで相手の行動や言動をジャッジ(正しいか間違っているか?)していることです。このジャッジしていることに気付くことが、最初に必要なステップになります。では、一体どうやってジャッジに気付くのか?それが、あなたの「感情」になります。
あなたの感情が悪い=ジャッジをしている可能性が高い
ということなんです。感情が悪くなると言うことは、自分の正しさ(○○すべきとか、○○すべきではない)に対して相手が、そのルールに反したからです。そのため、まずは自分の感情が悪くなったときに、自分にどんな正しさ(○○すべきとかすべきではない)を持っているのか?を探る必要があります。
12.ジャッジを手放す(質問する)
STEP1をしてもらい、ジャッジを探ったのであれば、あなたは、自分が持っている正しさというものに、なんとなくでも気付けたかもしれません。たとえば、妻を朝昼晩と食事を作るべき!とか、旦那なら、妻を手伝うべき!といった正しさ。
この正しさを持っていると、朝だけ食事を作らない妻に対して、嫌な気分になったり、家事を手伝わない旦那に対して、気分が悪くなります。本当は、昼夜とご飯を作ってくれることってありがたいことなのに。働いてお金をいれてくれることってありがたいことなのに。
そこを見ようとせずに、足りないところを見つけてしまうんです。じゃー、あなたに質問があります。
そんな正しさを持ったあなたと、その正しさを持っていないあなたなら、、、どちらのあなたのほうが、毎日気分良く過ごせているでしょうか?どちらのあなたがよりイライラしていますか?
このようなことを考えたときに、もう1つの質問に答えてみてください。どっちのあなたが、好きなあなたであり、なりたいあなたなのでしょうか?毎日、イライラしているあなた?それともイライラが減り笑顔が増えているあなた?
そして、今持っている「正しさ」は、本当に必要かどうか考えてみてください。これを繰り返すことで、その正しさを手放すことが出来ます。
13.意味付けを変える
あなたの感情や状態が、出来事に対して悪くなる場合、ある2つのことが影響してきます。1つは、先ほど話した「正しさ」、もう1つが、「意味付け」なんです。最初のほうのSTEP3にも書いていますが、意味付けとは、簡単に言えば、相手の言葉や態度に対する、”勝手な”思い込みということ。
たとえば、「この人にこう言われた!ということは、この人はこう感じているんだろう」とか、「あんな態度をするなんて、もう私のことを好きじゃないんだろう」といった感じです。そして、この意味付けを変えることで、あなたの気分を整えることが出来ます。
STEP2でも話したように、まず自分の気分が悪くなったら、それは「正しさ」が原因か、「意味付け」が原因かを探ります。もし、「意味付け」(勝手な思い込み)であれば、その思い込みは、自分にとって本当に必要なものなのか?を自分自身に質問します。
自分の人生をより良くしてくれる意味付けなのか?それとも自分の状態をおとしめる意味付けなのか?を真剣に考えるということです。そして、もし、自分の状態をおとしめ、自分にとって不要な意味付けなら、このように質問してください。
「自分の状態がよくなるような意味付けは何だろうか?」
自分の思い込みというのは、これまで発してきた相手の言葉や、態度をベースに考えてしまいがちです。しかし、あなたも経験があると思いますが、自分の発した言葉や、態度というのは、”自分のそのときの状態”によって大きく変化しませんか?
ということは、相手もその可能性があるということです。相手のことは100%理解できない(自分のことすら100%はわからない)のにも関わらず、相手のことを「こういう人だ」と決め付ける。それにより、自分の状態が悪くなっているのです。ぜひ、気分が悪くなり、その原因が「意味付け」であれば、それを変化させていきましょう。その繰り返しが、あなたの状態を良くしてくれます。
14.視点を変える
夫婦関係が悪いとき、視点は負になります。一体どういうことか?負の視点とは、相手の嫌なところや気になるところばかりが目に付く状態ということです。あなたの夫婦関係がどういう状態なのかはわかりませんが、付き合った当初や、結婚当初は相手の良い所ばかりが目に付いたのではないでしょうか?
でも、夫婦関係が悪くなるにつれて、どんどん相手の悪いところが目立つようになった。これは、別に不思議なことでもなんでもなく、単なる「慣れ」から起こることなんです。ようは良い所も見飽きたってこと。その状態になると、昔は「感謝できていたこと」が、慣れてしまったことで、感謝出来なくなっていきます。
これも全て「視点」が問題なんです。じゃーどうすれば、その視点は変えられるのか?それが、逆の視点を探せば良いのです。逆の視点とは、「目の前にある良いところ」を探すってことです。
たとえば、太陽の日差しが暖かくて、心が落ち着く、、、子供が家事を手伝ってくれた、失敗したけど、その姿が可愛かった。といったように、”具体的に探す”ということをするのです。
15.旦那や妻の良いところを見つける
STEP4でもお伝えしたように、「目の前にある良いところを探す」ですが、実は、これは夫婦関係を改善させるためにも必要なことなんです。簡単に言えば、旦那や妻の良いところを意識的に探していくと、相手のすばらしさに気付くことが出来ます。
また、それと同時に自分の良さにも気付くことにつながるのです。結果的に、夫婦関係を改善するという行為は、自分の人生をより良くするための、最初の一歩にもなるということです。
今は相手のことが嫌いかもしれません。見るだけで腹が立つし、話すとイライラするかもしれません。でも、それは、これまでこの記事で書いてきた、あなたが持っている「正しさ」や、これまでしてきた「意味付け」が大きく影響していることもあります。
ぜひ、自分の人生を良くするという目的のもと、旦那さん、奥さんと向き合ってみてください^^
16.これを習慣化すればいい・・・
あなたが旦那や妻を嫌いな状態から、どうやって好きになればいいのか?というと、「正しさ」を手放し、「意味付け」を変え、「出来事の良い部分」を探す、ということを日々の中で繰り返すことです。
これまでは、自分の正しさで気分が悪くなり、悪い意味付けをして、出来事の悪いところを探す毎日だったわけです。(習慣化されていた)
なので、習慣を逆にしましょう。これを繰り返すことで、自分の習慣にでき、無意識に出来るようになります。ぜひ今からでも、夫婦関係を理想のものへと変化させていってくださいね!
まとめ:旦那や妻が嫌いだけど、今から最高の夫婦関係を作るために・・・
最後に、あなたはどんな人生を歩みたいでしょうか?そして、どんな毎日を過ごしたいのでしょうか?僕たちは、人生も毎日もコントロールすることが出来ます。
理想の夫婦関係を作るために、ぜひ「正しさ」を手放し、「意味付け」を変え、「出来事の良いところ」を探しましょう。この中の1つに気付けば、本当に人生が変わることが実感できると思いますので!