※この記事を読むと、旦那や妻が浮気をやめてあなただけを大切にする理由と、そのために今から何をすれば良いのか?がわかります。※
こんにちは、ザビエルです^^
今回は、旦那、妻から浮気をされた状態から、あなただけを心から大切にしてくれるために、何をすれば良いのか?ということについてお伝えしていこうと思います。
また、浮気されたときって、本当に辛いと思います。僕がこれまでセッションした方々も、7割以上の方が、浮気で苦しんでいました。
裏切られた、相手に詰め寄ってわめき散らした、夜寝られない、ご飯が食べられない、本当にショック、心がどんどん暗くなる、自分を責めてうつになりそうだった、毎日涙が止まらない・・・
もしかしたら、あなたもこんな状態かもしれません。でも、もう安心してください。この記事で、得体の知れない「浮気」というものの、正体を掴み、解決に向けて進んでいきましょう^^
正体がわかれば、どう料理すれば良いのかが、見えてきますので!それでは、まず、この記事を読む前に、↓コチラの記事を読んでください。
ここで、浮気・不倫についての正体を知ってください。
こちらでは、パートナーが浮気をする理由が解明されていますので、この記事を読む前に、↑の記事は必ずご覧くださいね。
これがわからないと、常に「浮気」という得体のしれないものに心を覆われてしまうので。
・・・
では、ここから、旦那や妻が浮気をやめて、あなただけを心から大切にしてくれる3ヶ条を紹介しようと思います。
その3ヶ条はこちら!
旦那や妻が浮気をやめる第一条:時代と夫婦を知る
旦那や妻が浮気をやめる第二条:尊厳欲求を満たす
旦那や妻が浮気をやめる第三条:真の理由
では、早速ですが、詳しく説明していきたいと思います。
旦那や妻が浮気をやめる第一条:マズローの欲求5段階説
僕の中で、ですが夫婦関係というのは、時代と共に変化していると思っています。
例えば、江戸時代、明治、大正、昭和の初期などは男尊女卑の時代と言われていました。だからこそ、亭主関白でも何も言われない時代だった。
まぁようはそれが「常識」だったということ。
そして、女性にも社会的地位をということで、少しずつ女性の地位が向上した事で男女平等という文化になり、男尊女卑の文化は壊れていった。
(明確に言えば、まだ男尊女卑の思想は残っていますがそういう夫婦はどんどん破綻しているという状況だと思います。)
そして、その時代と共に求められることが変わっていくのです。これを「マズローの欲求5段階説」で説明していきたいと思います。
下の図は人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されているという説でアブラハム・マズローというアメリカの心理学者が唱えた人間が感情的に求める欲求というものです。
そして、低階層の欲求が満たされるとより、高い次元での階層の欲求を欲するというものです。
うちの夫婦関係が良いのは、このマズローの五段階欲求説で言えば「尊厳欲求」(上から2番目)を満たせているからだと思っています。
また、今の時代はこの尊厳欲求を満たすことが夫婦にとって求められていると思っています。とは言え、尊厳欲求って何?って思うかもしれないので簡単に1つずつの欲求を見ていきたいと思います。
生理的欲求(Physiological needs)・・・生命維持のための食事・睡眠・排泄等の本能的・根源的な欲求
極端なまでに生活のあらゆるものを失った人間は、生理的欲求が他のどの欲求よりも最も主要な動機付けとなる。一般的な動物がこのレベルを超えることはほとんどない。
しかし、人間にとってこの欲求しか見られないほどの状況は一般的ではないため、通常の健康な人間は即座に次のレベルである安全の欲求が出現する。
安全の欲求(Safety needs)・・・安全性・経済的安定性・良い健康状態の維持・良い暮らしの水準、事故防止、保障の強固さなど、予測可能で秩序だった状態を得ようとする欲求
病気や不慮の事故などに対するセーフティ・ネットなども、これを満たす要因に含まれる。この欲求が単純な形ではっきり見られるのは、脅威や危険に対する反応をまったく抑制しない幼児である。
一般的に健康な大人はこの反応を抑制することを教えられている上に、文化的で幸運な者はこの欲求に関して満足を得ている場合が多いので、真の意味で一般的な大人がこの安全欲求を実際の動機付けとして行動するということはあまりない。
社会欲求と愛の欲求(Social needs / Love and belonging)・・・生理的欲求と安全欲求が十分に満たされると、この欲求が現れる。
自分が社会に必要とされている、果たせる社会的役割があるという感覚。情緒的な人間関係・他者に受け入れられている、どこかに所属しているという感覚。
かつて飢餓状態に置かれていた時には欲することのなかった愛を求め、今や孤独・追放・拒否・無縁状態であることの痛恨をひどく感じるようになる。不適応や重度の病理、孤独感や社会的不安、鬱状態になる原因の最たるものである。
承認(尊重)の欲求(Esteem)・・・自分が集団から価値ある存在と認められ、尊重されることを求める欲求
尊重のレベルには二つある。低いレベルの尊重欲求は、他者からの尊敬、地位への渇望、名声、利権、注目などを得ることによって満たすことができる。マズローは、この低い尊重のレベルにとどまり続けることは危険だとしている。
高いレベルの尊重欲求は、自己尊重感、技術や能力の習得、自己信頼感、自立性などを得ることで満たされ、他人からの評価よりも、自分自身の評価が重視される。
この欲求が妨害されると、劣等感や無力感などの感情が生じる。
自己実現の欲求(Self-actualization)・・・以上4つの欲求がすべて満たされたとしても、人は自分に適していることをしていない限り、すぐに新しい不満が生じて落ち着かなくなってくる。
自分の持つ能力や可能性を最大限発揮し、具現化して自分がなりえるものにならなければならないという欲求。すべての行動の動機が、この欲求に帰結されるようになる。
これら5つの欲求全てを満たした「自己実現者」には、以下の15の特徴が見られる。
1.現実をより有効に知覚し、より快適な関係を保つ
2.自己、他者、自然に対する受容
3.自発性、単純さ、自然さ
4.課題中心的
5.プライバシーの欲求からの超越
6.文化と環境からの独立、能動的人間、自律性
7.認識が絶えず新鮮である
8.至高なものに触れる神秘的体験がある
9.共同社会感情
10.対人関係において心が広くて深い
11.民主主義的な性格構造
12.手段と目的、善悪の判断の区別
13.哲学的で悪意のないユーモアセンス
14.創造性
15.文化に組み込まれることに対する抵抗、文化の超越
引用元:wikipedia・・・http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E5%AE%9F%E7%8F%BE%E7%90%86%E8%AB%96
もう少し簡単な言葉で説明するとしたら・・・
生理的欲求(Physiological needs)・・・生きていくための基本的・本能的な欲求(食べたい、寝たいなど)で、この欲求を充たせれば、次の階層「安全欲求」を求めます。
安全欲求(Safety needs)・・・安全・安心な暮らしがしたい(雨風をしのぐ家・健康など)という欲求が含まれます。
社会的欲求(Social needs / Love and belonging)・・・集団に属したり、仲間を求めます。この欲求が満たされない時、人は孤独感や社会的不安を感じやすくなります。
尊厳欲求(Esteem)・・・他者から認められたい、尊敬されたいという欲求が芽生えます。ここからは外的なモノではなく、内的な心を満たしたいという欲求に変わります。
自己実現(Self-actualization)・・・自分の能力を引き出し創造的活動がしたいなどの欲求が生まれます
戦国時代などは生きるか死ぬかという時代なので、「生理的欲求」が満たされれば、それだけで十分だったのではないでしょうか。(もちろん、不満はあったと思いますが、それも我慢できてしまうのです)
特に女性の場合は、そこを結婚(男性)に求めていたんです。そして、時代は変わり、明治、大正、昭和などは、「安全欲求」を満たすことが結婚に求められる時代。
特に女性は、結婚相手として大卒、エリート、高給取りの男ということが条件として挙げられていた。
そこから、女性の社会的地位が確立され「安全欲求」の上の「社会的欲求」を今の時代に求めた、、、と言いたいところですが、ここは既に満たされている可能性があります。
女性の場合は、自分のコミュニティ、男性の場合は、職場などですね。
ですので、今の時代は「尊厳欲求」が満たされることを夫婦関係に求められていると思っています。
簡単に言えばパートナーが浮気をするのは、この「尊厳欲求」が満たされていないからだと思っています。だから、浮気相手からパートナーを取り戻すには、「尊厳欲求」を満たせば良いということになります。
ここではこの「尊厳欲求」を満たすための法則をお伝えしていきたいと思います。この法則を守りパートナーと関わることができれば、あなたは今現状がどうであろうが、最後にはパートナーから選ばれることができます。
(ただし、会えない(住んでいる場所がわからない)、話せない(相手に完全に無視される)、メールの返事もない場合は極めて難しいです。)
もちろん100%ではないし、即効性はありません。
これをやったからと言って、明日には夫婦関係が良好になるなんてことはあり得ません。
しかし、たとえ長期戦になったとしても最後に、パートナーはかなり高い確率であなたを選ぶことになるし、逆に言えばここだけ守っておけば、あなたが相手との終止符を打たない限り関係を維持することができます。
「私は本気で夫婦関係を良くしたいんです!今の状況を良くしたい!」
と思っているのならば常にこの法則を意識しながら日常を過ごしてみてください。少しずつですが、確実に変化していくでしょう。それでは、まずは「尊厳欲求を満たす」についてお伝えしていきますね。
旦那や妻が浮気をやめる第二条:尊厳欲求を満たす
尊厳欲求を満たすとは、簡単に言えば、パートナーがあなたから「存在価値を認められた」と感じることです。
コチラの記事(パートナーが不倫相手に本気になってしまう4つの条件とは?)で、浮気・不倫をする場合2つのパターンがあるという話をしました。
ちゃんと読みました?
1.自分の存在価値を不倫という行為で満たすために、結婚前から不倫を何度も繰り返している
2.自分の存在価値を満たしてくれる人に魅力を感じ、その結果不倫をしている
※ここでは、不倫も浮気も同じものとして扱っています。
だから、存在価値を満たせば浮気相手からパートナーを取り戻せる可能性は高くなるのです。じゃー、どうやって存在価値を満たせばいいのか・・・
この話に入る前に、なぜあなたのパートナーは、あなたとの結婚生活の中で存在価値を失ってしまったのか?
ここについて知る必要があります。
ではなぜ、パートナーはあなたとの結婚生活において『存在価値』を失ってしまったのか?
自分が自分の存在価値を失うというのは、簡単に言えば
・必要とされていると感じない
・否定される
・拒絶される
・興味がないと感じる
こんなことを「無意識」で感じています。
この感じが長い間続くと、「自分の居場所がない」と感じ始め、家に帰るのが遅くなったり、家にあまりいなくなったり、、、ようは家族と過ごす時間がどんどん減っていきます。
一緒に過ごす時間が減るのは、そこに自分の居場所を感じられないから居心地が悪いのです。
居心地が悪いところに1分1秒だっていたくはないですからね。その心の状態が、現実の世界で(家に帰らないというふうに)表現されているに過ぎないのです。
そんなときに、ちょうど先ほどの感情を満たしてくれる相手が現れてしまう。こんな感じで。
・必要とされていると感じない→必要としてくれる
・否定される→否定されない
・拒絶される→拒絶されない
・興味がないと感じる→興味を持ってくれる
この感情を感じさせてくれる相手に対して、居心地がどんどん良くなっていきます。だから、家族と過ごす時間の割合、浮気相手と過ごす時間の割合が、少しずつ逆転してしまう。
では、一体どうやったら相手に存在価値を感じさせることが出来るのか?さぁ、何だと思います?どうすれば、相手は存在価値を感じるしょうか?すげー簡単です。
「言葉に出す」
これだけ。他にも満たし方はありますが、最も簡単なのは、この「言葉に出す」ということだと思っています。
具体的にはどうすれば良いのか?
それは、「相手の良いところ」に対して、人格肯定をするというもの。これを伝えるだけなんです。
まぁ、いきなり伝えるのはおかしいので、僕はこんな感じで使っています。まず、24時間以内に、パートナーにしてもらって嬉しかったことを思い出します。
そこに人格肯定の部分を入れるのです。たとえば、「重いものを持ってくれて嬉しかった」ということだとしましょう。これを言うだけでは、「行為に対するお礼」になります。(これだけでも言わないよりは良いです。)
ここからさらに相手の人格を肯定するのですが、具体的には、、、
重たいものをもってくれて助かったわ→重たいものを持ってくれて、「男らしい」と思ったわ。「頼りになります」。本当にありがとね!
といった感じで、具体的な行為から相手の人格に繋げて褒めるということをするのです。
これは、パートナーだけでなく、あなたの親御さんや、お子さん、友人に対してもすごい力を発揮します。
特にお子さんに対しては、「怒る」「叱る」よりも強烈な力を発揮します。自分の人格を肯定され、存在価値を認められると、そこに居場所を感じます。
子供の居場所を作ってあげると、子供はあなたを信頼します。信頼するからこそ、あなたの言葉を真剣に聞くのです。
圧力で支配しようとしても、信頼関係は絶対に生まれないと僕は思っています。
・・・すみません、話がそれました。ということで、存在価値を認めるというのは、簡単に言えば、相手の人格を肯定することなので、早速やってみてくださいね!
でも・・・あなたはこう思いませんでしたか?浮気をしているのは、相手なのになんでこっちが頑張らなきゃいけないの?褒めるという行為がバカバカしい、納得いかない!
こんなことを感じたかもしれません。おっしゃるとおりです。しかしそれを感じる前に、次の第三条をご覧ください。
旦那や妻が浮気をやめる第三条:真の理由
先ほども書いたように、もしかしたらあなたは、なんで相手のために頑張らないといけないのか?!バカバカしい!と思われるかもしれません。でもでも、こう感じたあなたは心の中で何が起こっているのかわかりますか?
これが、相手にフォーカスし、相手の行為をジャッジしている状態です。
※相手にフォーカスする?ジャッジ?意味がわからないという場合は、下記をご覧ください。
相手が悪い事をしたのに、なぜ、私が頑張らないといけないのか・・・こう感じているということです。そして、こう感じたあなたに僕はあることを聞きたいのです。
それが、、、何のために旦那や妻の浮気をやめさせたいのか?
・結婚しているのに浮気をすることが悪いことだから?
・自分が裏切られて、腹が立つから?
・相手に本気になり、離婚されてしまうから?
・そこの居心地が良いと感じて、帰ってこなくなるから?
・子供のため?
・本当にパートナーのことが好きだから?
さぁ、あなたがパートナーの浮気をやめさせたい理由は何でしょうか?もちろん、理由は何でも良いのですが、↑の理由に近ければ、残念ながら浮気はやめないでしょう。
むしろ、浮気に腹を立てて、離婚したとして、、、その後、再婚したとしても、同じような結果が待っている可能性が高い。
(浮気ではなく、違う出来事が起こるかもしれませんが、結果は仮面夫婦か、別居か、離婚です。)
なぜ、そんなこと(パートナーが浮気した)が起きてしまうのか?あなたとパートナーの関係において、何が原因で、そうなってしまったのか?
これがわからない限り、あなたは、相手が誰であろうと同じパターン(相手の存在価値を奪う)を繰り返す可能性が高いということです。
だから、結果(理想の夫婦関係が築けない)が一緒だと言っているのです。
ここであなたに、再び質問があります。それが、、、あなたは、どちらの自分になりたいですか?または、どちらの自分が、幸せな毎日を過ごせそうですか?
・相手の存在価値を奪う自分
・相手の存在価値を認める自分
もし、相手の存在価値を認める自分になりたいのであれば、望んだ夫婦関係を構築したいのであれば、相手の存在価値を満たすために、人格肯定をしてみてください。
たしかに浮気をしたパートナーは悪いかもしれない。
でも、パートナーが浮気をする理由について、あなたは知るべきなのです。
パートナーが浮気をしたことは、あなたも大きく関係している可能性があるということです。
そこに気付かず、相手の出来事(浮気)だけをみて、「正しいか」、「間違っているか」で判断(ジャッジ)してしまうと、あなたが理想としている夫婦関係とは真逆に進んでしまいます。
実際に、 これまで僕がセッションしてきた人の実際の例を2つだけ紹介します。
<相手の役割や立場は変わった瞬間、対応も変わってしまった例1>
一人目は、Bさん(男性)と同じ職場で出会い、結婚したAさん(女性)。Aさんが上司で、Bさんが部下という関係でした。Aさんは、部下に対して、信頼も厚く、人気の上司。
その理由は、相手の存在価値を認めることが出来ていたから。(相手の人格を肯定することが多く、否定的なことはあまり言わない)しかし、AさんとBさんが結婚したとたん、Aさんの態度は変わってしまう。
僕が実際に話をしたときに、Aさんは「結婚してから褒めたことがない」と言っていました。(なぜなら、相手の存在が、部下→旦那に変わったため)
そして、旦那であるBさんからは、しょっちゅう「俺ってすごいでしょ?」というような事が語られたそうです。
たとえば、同僚の愚痴や、自分の仕事自慢など。。。それを聞いていたAさんは、「愚痴を言うなんて最低!」、「自慢とか聞きたくないし!」と思っていたそうです。(たまに言葉に出したり、態度にも出ていた)
でも、実はBさんは、ただ褒めて欲しかった(存在価値を認めて欲しい)だけだった。
Bさんの心を言葉に表すと、「僕をもっと見て欲しい、あなたにふさわしい男になろうと頑張ってるよ!」、、、
「いつになったら、認めてくれるの?もっと頑張らないと!!」、、、
「僕と一緒に居ても楽しくない?辛い??」、、、
「どうすればいいかわからない、何をすればいいのか」、、、
そして、相手の存在価値を奪い続けることで、夫婦関係は破綻していき、旦那であるBさんは浮気をしてしまった・・・結局、そこに気付かなかったAさんは、Bさんに対して嫌気がさしてしまい、夫婦関係を構築しなおす気力が無くなり、離婚という選択をすることに。
さぁ、では旦那であるBさんは、どうして浮気をしたのでしょうか?初めから浮気をしたかったわけではありません。
結婚するときは二人とも、暖かい、幸せな家庭を作るつもりだったはず。
しかし、二人がよかれと思って選択してきた結果は、、、、理想とはかけ離れたものだったのです。
<相手の役割や立場は変わった瞬間、対応も変わってしまった例2>
二人目は、会社経営者と結婚した、そこで働いていた元社員のHさん(女性)
結婚前は、優しかった旦那。でも、今では、家に帰ってくると眉間に皺を寄せ、イライラして、落ち着かない様子。会話はなくなり、いつもビクビクするHさん。一体、なぜこんな状態になってしまったのか?
それが、奥さんであるHさんの立場が原因だと僕は思いました。Hさんは、自分の社長である旦那さんと結婚しました。
このとき、立場が変わります。ようは旦那さんの会社の社員から、(本来の立場は)旦那さんと一緒に会社を支える人です。
しかし、Hさんは会社を支える立場と言うよりも、社員という立場のほうが強かった。なので、会社のことに関しては、一歩引いてみていたおり、、、その結果、社員の愚痴などを社長である旦那さんに言っていた。
そこに対して、旦那さんから「あなたは、自分の立場がわかってない!」と言われたそうです。
まぁ、簡単に言えば、自分の子供なのに、旦那さんから「この子をこういうふうに育てたい!」言われたときに、、、Hさんは、「どっちでもいいんじゃない?」という答えをいつも言っているような感じです。
Hさんの発言は、旦那さんから見たら、自分(Hさん自身)には関係がないという態度に聞こえたのかもしれません。
(ちなみに、実際にHさんは、旦那さんを社長と認識し続け、会社に関しては社長の会社という感じで一歩引いてみていたそうです)
その結果、自分が育ててきた大切なものに対して「あなたのことだから、私には関係がない」と感じていたのではないかと思ったんです。
それは間接的に、旦那さんの存在価値を奪っているのと一緒。
そして、今では会話はなくなり、毎日ビクビクしているそうです。さぁ、この話を聞いて、あなたはどう思いましたか?もしかしたら、旦那さんが悪いとか、奥さんが悪いと思われるかもしれませんが、ジャッジをしてもらうために、このお話を紹介したのではありません。
そうではなく、「形は違うけど、あなたも同じようなことをしていませんか?」ってことです。
ここに気付いて欲しいのです。パートナーが浮気をするのは、必ず原因があります。また、夫婦関係が悪くなることにも原因が必ず存在するのです。
何度も言いますが、そこを見ようとせずに、「浮気」という出来事だけを見て、相手が悪いとジャッジすることは、同時に夫婦関係を壊すことに繋がるのです。
最後にもう一度聞きます。あなたは、存在価値を奪う人と、存在価値を認める人と、どちらが自分の理想の人なのでしょうか? もし、存在価値を認める人になりたいのであれば、、、この質問にも答えてみてください。
あなたが存在価値を認める人になれたとしたら、どんな毎日を送っているでしょう。
パートナーは、どんな表情で、どんな態度であなたと毎日を過ごしているでしょう。
そして、存在価値を認める行為は、一体誰のために、誰が幸せを感じるためにやるのでしょうか?
もしあなたが、浮気をしたパートナーが許せない!と思われても、離婚したい!と思われても、良いと思います。ですが、せっかくなのでこの出来事(浮気)で、これまでの夫婦関係をさかのぼり、なぜ、このようなことが起きたのか?を探り、
存在価値を奪っていたのなら、それを認められる自分に変えるチャンスにしてみてはいかがでしょうか?あなたが、これから取る選択は、全てあなたにとっては正しいものなのです。
怒っても、イライラしても、悲しんでも、離婚しても、頑張って戻ろうとしても、別居しても、物に当たっても・・・
全てが「自分の心が表に出ているだけで、ダメなことじゃない」んです。
何が正しいのか?ではなく、何が自分にとって大切なことなのか?を見極めてください。
また、離婚したいという選択を選ぶとしても、今回、僕が話した「浮気の原因を探る」「存在価値を認める」ということを実践すると、
あなたの今後の人生に、大きく役に立つと思っています。
パートナーのために、頑張るのではなく、、、言い方は悪いですが、あなたの理想とする未来のために、今のパートナーを利用して、成長していってくださいね。
(その結果、もしかしたら考えられないような変化が起こる可能性が高いです)