こんにちは、ザビエルです。
もしかしたら、この記事を読んでいるという事は、あなたはお子さんの問題行動に悩んでいらっしゃるかもしれません。
子供の問題行動・・・
いろいろなものがあると思います。
たとえば、
癇癪、暴言、暴力、不登校、ひきこもり、自信がない、チック症、幼児の自慰行為、非行、家出、反抗などなど。
でも安心して下さい。
このページを読んで、問題行動が起こる理由とその改善方法について全て公開しています。
少し長いですが、じっくりと最後まで何度も読んでみて下さい。
では、早速ですが、子供はどうしてこれらの問題を起こすのでしょうか?
子供はなぜ問題行動を起こすのか?
それは、子供の「存在価値」が低いからだと思っています。
もう少し言葉を変えると、”子供が持っている自分自身に対する価値”です。
はぁ!?
自分自身に対する価値!?
それが、どうして問題行動に繋がるんだ!!??
と思われたかもしれません。
あなたも体験した事があるかもしれませんが、自分の存在価値が低い時は、
死にたい、自分なんていない方が良い、自分が皆に迷惑をかける、もうどうでもいい、自分は人から認められない、、、
と感じる様になります。
これは、自分には存在する価値が無いと、自分が感じているからです。
そして、その結果、
どうせ誰からも認められないと思い込み、何もやる気が起きなかったり
誰かに見て欲しい(認めて欲しい)ために、自傷行為に走ったり、
もうどうでもいいと思って、自暴自棄になったり、
いわゆる、「破壊」的なエネルギーが動き始めます。
また、このエネルギーは、どちらかに動き始めます。
それが、「内」か「外」か。
内に向けば、自分自身を破壊する方向に働きます。
逆に、外に向けば、自分以外のものを破壊する方向に働きます。
その結果、先ほどあげたような問題(癇癪、暴言、暴力、不登校、ひきこもり、自信がない、チック症、幼児の自慰行為、非行、家出、反抗などなど)が起こり始めるわけです。
ですが、別にこれらの問題が悪い事だと言う話ではありません。
僕の中では、問題が表面化している状態はそこまで深刻ではない可能性が高いです。
だからこそ、今のうちに、対応をされることをお勧めします。
では、どうすれば、これらの問題行動は改善するのでしょうか?
問題行動はどうすれば改善するのか?
先ほど、問題行動が起こるのは「存在価値が低いから」という話をしました。
ということは、問題が改善するには、「存在価値を高める」ことをすればいいのです。
では、どうすれば存在価値を高められるのでしょうか。
この話の前に、「存在価値が低くなる理由」について説明していきたいと思います。
僕の中で、存在価値が低くなるのは、”周りの人の言動と態度”だと思っています。
どういうことか説明していきます。
僕は、すべての人間は「他者の発した言葉や態度で、相手が自分のことをどう思っているか?を決めている」と思っています。
すなわち、周りの人が、子供にどんな言葉や態度で接するかにより、「子供自身が、周りからどう思われているのか?を勝手に決めてしまう」のです。
もう少し言えば、
1日のうちに、ポジティブな言葉や態度、または、ネガティブな言葉や態度のどちらの割合が多いかで、子供の存在価値が高まるか低くなるかは決まると思っています。
ポジティブな言葉や態度が多ければ、存在価値は高まります。
逆にネガティブな言葉や態度が多ければ、存在価値は低くなります。
それでは、ポジティブな言葉や態度、ネガティブな言葉や態度とは一体何なのでしょうか?
ポジティブな言葉や態度
ポジティブな言葉とは、簡単に言えば、「褒める」ということです。
ただし、褒め方には3つの段階があります。
その段階はこちら。
1.出来事を褒める
2.人格を褒める
3.存在を褒める
それでは、1つずつ説明していきましょう。
1.出来事を褒める
これは非常に簡単ですが、起きた出来事に対して褒めるという事です。
たとえば、手伝ってくれた時に、「手伝ってくれてありがとう」という感じです。
これは多くの方が言ったことのあるフレーズだと思います。
2.人格を褒める
次に人格を褒める。これは先ほどの例で言うと
手伝ってくれた時に、「手伝ってくれてありがとう、あなたって本当に優しいね」という感じです。
ようは、相手の人格を肯定するような言葉をかけるということです。
これも比較的、簡単に出来ると思います。
3.存在を褒める
これこそが、存在価値を圧倒的に高める言葉になります。
これは何かをしてくれた、何かが出来たとか、成績が良いとか一切関係ありません。
褒める対象を「その子の存在」にします。
簡単に言えば「生まれてきてくれて、私はハッピーだ」ということを話すのです。
僕の場合、長男がいてくれるお陰で、ママと結婚が出来た、妹と弟が出来た、本当にありがとうとう感じです。
(このとき、僕が奥さんと関係が悪ければ、存在価値は低くなる可能性があります)
他には、娘には、生まれてきてくれてパパはすごく嬉しいんだよということを伝えます。
子供がこの世に存在することを心から喜んでくれる人が一人でもいると実感すれば、その子の心には強固な土台が出来ます。
この土台は、何が起きても崩れる事はありません。
次に、ポジティブな態度です。
これは非常に簡単で、言葉以外の表現方法です。
それが、笑顔やハグ、抱っこなどです。
そこに向けられる笑顔、その子へのハグ、抱っこは格別な心の栄養になります。
今でも中学3年生の長男にはハグをしますし、笑顔で話をします。
小学4年生の娘には、ハグも抱っこもします。
もちろん、常に出来るわけではありません。出来ない時もあるし、やりたくない時もあります。
そういうときは、あえてやらないでも全然OKです。
なので、「無理をせずに、出来る時に、出来るだけ」というのが肝です。
ネガティブな言葉や態度
ネガティブな言葉というのは、否定や拒絶、非難、嫌味など、相手が言われて「嫌な気分になる言葉」です。
簡単に言えば、
「どうしてそれぐらいできないの!?」
「〇〇ちゃんは出来てるのに!」
「普通、そんなことしないよ!」
「そんなことするなんて、おかしいんじゃない!?」
「人の気持ちが分からない子ね!」
いろいろな言葉があります。
もちろん、こういう言葉を言ってしまう気持ちは分かります。
なぜなら、僕自身も言ってきましたから。
でも、その結果、僕の長男は問題行動を起こする様になりました。
言う事を聞かず腹が立つし、バカにされてるように感じるし、間違えるし、失敗するし、、、あなたの気持ちもよく分かるんです。
ましてや、人間には喜怒哀楽は標準装備しているので、そう感じるのは自然です。
ただ、1つ考えて欲しいのです。
もし、自分がこういう言葉を毎日のように言われていたとしたら、、、どんな毎日でしょうか?
楽しい日々でしょうか?辛い日々でしょうか?
もしかしたら、「そんなことを言わせる子供に原因があるんです!」と思われるかもしれません。
おっしゃる通り、子供に原因があるかもしれません。
では、違う方向から質問します。
あなたは、どんな家庭を作りたいのでしょうか?
多分ですが、温かい家庭、笑顔の溢れる家庭では無いでしょうか。決して冷たい家庭、苦しい家庭なんて作りたくないでしょう。
でも、問題行動を起こす子供たちにとっては、もしかしたら辛く、苦しい家庭になっている可能性がある。
ですが勘違いしないでください。
僕は親の育て方が悪い!という話をしたいのではありません。(そう聞こえてしまったら申し訳ありません)
子供が問題行動を起こすのは、
あなたが悪いのではなく、あなたの信じているものが、あなたが理想としている世界に繋がっていない可能性があるわけです。
こんな子に育って欲しい、こういう子供になって欲しいという理想と、
あなたが信じているもの(これまでの人生で受けた影響や環境、世間の常識)が、繋がっていないということです。
うーむ、なかなか言葉で説明すると難しい苦笑
ただ、僕が言いたいのは、とりあえず、これから3つの法則をお伝えするので、その中の1つだけでも良いので、試してみてください。
10日もやれば、お子さんの問題行動に大きな影響を与えると思います。
なぜなら、この考え方は、111名の方に試してもらって、109名の方(98%以上)のお子さんに良い影響を与えたからです。
10日間だけで良いです。ぜひ試してみてください!
3つの法則とはコチラ。
・過去の法則
・現在の法則
・未来の法則
それでは、1つずつ説明していきます!
過去の法則
過去の法則は、最初の方で説明した「存在を褒める」ということをやります。
これは、思いったら、出来る時に、何度でもやってください。
僕は中学3年生の息子に今でもやっています。
「存在を褒める」「存在を認める」ということです。
もう少し具体的にするとすれば、
3つのポジティブなストーリーを思い出します。
ストーリー1.その子が生まれる前
ストーリー2.その子がお腹に宿った時
ストーリー3.その子が生まれた時
この3つのストーリーを思い出すんです。
当然ですが、ネガティブなストーリーもあるでしょう。
たとてば、子供が生まれる前に、「子供なんていらない!と喧嘩になった」とか、「妊娠中に浮気をされて、子供なんて生みたくない!」と思ったとか、、、
いろいろなストーリーがあると思います。
そんな中でも、「ポジティブなストーリー」もあると思うんです。
子供が生まれる前に、「どんな子供が生まれるのか楽しみにしていた」とか「名前を決める時に、何時間、何日もかかって一生懸命考えた」とか、「妊娠中に話しかけたら、お腹をけってくれて、凄く嬉しかった」などなど
どんなストーリーでも良いです。
こういったポジティブなストーリーを3つの視点で思い出してみて下さい。
そして、それをお子さんに伝えるんです。
「その時を具体的に思い出し、その時の感情を感じ、それを伝える。」
これこそ、子供の心にダイレクトに届くポジティブなストーリーです。
ただ、過去の法則で最も大切なのは、「あなたの存在がいかに自分にとってハッピーなのか?」ということを伝えることです。
特に思い当たらなければ、生まれる前後のストーリーでなくても構いません。
子供が「自分が生まれてよかったと思ってくれる人がいる」ということ確信させることが重要です。
※これは補足ですが、子供の存在価値が高いかどうか確認する方法があります。
それが、「ママ(パパ)は、あなたのことをどう思っていると思う?」と聞く事です。
もしかしたら関係性によっては「嫌いと思っている」「必要ないと思っている」「わからない」と答えるかもしれません。
ですが、それは単なる「ものさし」。
今の二人の関係を表現しているに過ぎません。だからこそ、今から何をするのかが重要になってきます。
過去の法則を10日間だけでも実践してみて下さい。その後で聞くと、きっと子供は「大切だと思っている」とはっきり言うようになりますので^^
現在の法則
さぁ、現在の法則はすごく簡単です。
なぜなら、怒り狂った後に使う法則だからです。
よく子育てのサイトや書籍で、怒ってはいけない、イライラしてはいけないというように言われることがあります。
ですが、ハッキリ言って無理です笑(僕は無理でした)
だって、何度も言いますが、人間には喜怒哀楽があります。
これらの感情を感じるのは人間だからあり、自然なことなんです。
なので、腹が立ったら怒り狂って良いんです笑
嫌味を言っても、イライラしても全然OK。
ただ、その後が超大切。
ようは、冷静になってからで良いので、この法則を使って欲しいんです。
それでは、現在の法則とは一体何なのか?説明していきたいと思います。
この法則は、怒り狂って冷静になってからでいいので、使ってみて下さい。
その法則とは、この4つの視点で、怒り狂った出来事を分解して欲しいんです。
・一体何が伝えたかったのか?(例;部屋を片付けて欲しい)
・それはどうして伝えたかったのか?(例;自分が大変だから助けて欲しい)
・どうして怒ったのか?(例;片付けないから、ママがやればいいと思ってるんじゃないか?と思って怒ってしまった。)
・感情的になる必要はあったのか?感情的にならなければ伝えられなかったか?(NO)
そして、これを子供に伝えるのです。
(決してあなたが嫌いだから怒ったんじゃない。あなたを傷付けるために怒ったんじゃないということを付け加えてくださいね。)
怒り狂う→分解する→伝える
これを繰り返していると、怒り狂う前に、本当は何が伝えたいのか?を考える様になります。
そうなると、怒りがピークに達する前に話をする事ができるんです。
で、これも注意して欲しいんですが、子供に話をする前に、「私はどうしてほしいと思っている」だけの話では無く、「あなたはどうしたいと思うか?」と聞いた方が良いです。
これが、”相談”になります。
ただこれは、すんごい表面的な一例に過ぎません。
なので、全ての事例が当てはまるわけではありません。
特に「片付けをしない」という事例で言うと、いろいろな視点があります。
子供の視点だと、、、
「片付け方を知らない」
「片付ける場所が決まってない」
「片付けた方が良いと思ってない」
など。
親の視点だと、、、
「部屋の汚れが気になってしまう」
「片付けの頻度多すぎる」
「家事が出来ないと思いたくない」
など。
ようは、両方の視点で考えた時に、「片付け」という出来事一つとっても、多くの視点が存在するんです。
そして、それらを紐解いていくと、子供が過去に親から言われた言葉がきっかけだったり、自分の部屋だという認識がなかったり、、、「片付けをしない」という出来事には、いろいろな理由があるのです。
また、親の場合は、自分がどのように育てられたか、完璧な妻になるためだったり、夫から言われたからなど、「片付けをしなければならない」と思っている理由は人それぞれなのです。
すなわち、「片付けをする」というのは、いろいろな”感情”が働いているということです。
そのため、決して、子供に片付けをさせることや、片付けをしないことが解決にはならないのです。
話が逸れましたが、ようは、なぜその出来事で”感情”が動くのか?を理解しない限り、真の解決にはならないわけです。
未来の法則
この未来の法則は、自分の中の正しさを洗い出し、それを持つ事で、どのような未来を作るのかを想像する事です。
自分の正しさ!?
と思われたかもしれません。
自分の正しさとは
「〇〇しなければならない」「〇〇してはいけない」
などの、自分が持っているルールと言っても良いかもしれません。
この正しさは、育ってきた環境や、出会ってきた人によって作られます。
世の中にはいろいろな正しさが溢れています。
たとえば、「食事中のマナー」や「人に迷惑をかけないために」などなど。
もう少し具体的に言えば、
・箸の持ち方
・食事中のおしゃべり
・食事中に立ったり、ふざけてはいけない
・人を傷付けないように
・相手の事を良く考える
いろいろとあります。
もちろん、これらが間違っている!とは言いません。
ですが、実はこれらって「メリット」しか見えていません。
たとえば、先ほどの例で言えば、
・箸の持ち方→物を落としたり、きちんと食べられる。一緒に食べる人を不快にさせない。
・食事中のおしゃべり→味わって食べる。作り手に敬意を払う。
・食事中に立ったり、ふざけてはいけない→一緒に食べる人を不快にさせない。作り手に敬意を払う。
・人を傷付けないように→人を大切にする。嫌な言葉や態度はしない。
・相手の事を良く考える→相手に不快な思いをさせないようにする。相手を喜ばす。
一見見ると、良い事ばかりですよね。
でもね、僕はあえてこういうことを言っています。
「その出来事のデメリットは何だろう?」
と。
これは、「箸の持ち方を直すデメリット」ではありません。
そうではなく、「箸の持ち方を、強制的に直させるデメリット」です。
そうすると、、、こんなデメリットが出てきます。
・箸の持ち方を強制的に変えるデメリット→箸にばかり意識が向き、食事が楽しいものでは無くなる。他人の箸の使い方が気になる。もしかしたら指摘したり、注意する。
・食事中のおしゃべりを強制的に辞めさせるデメリット→怒られてばかりだから、食事が辛いものに。話をしている人を見ると、気分が悪くなる。
・食事中に立ったり、ふざけることを強制的に辞めさせるデメリット→同上
・人を傷付けないように、強制的に教えるデメリット→自分の言動や行動が相手にどんな影響を与えるかわからなくなる、人との関わり方に不安を覚え、人と距離を取る。
・相手の事を良く考えさせることを強制させるデメリット→自分よりも相手を優先させる事で、自分は何も言えない、何も出来ないようになる。
こういう側面もあるわけです。
そして、僕のワークをやり終えた人たちに、最後にこんな質問をしたんです。
Q:あなたのお子さんは、大人になったらどんな大人になっていそうですか?
そうすると、、、
「私が出来上がりました」
と答えられました。
人の顔色ばかり伺い、自分の意見は言えず、嫌でも気持ちを押し殺して、人に合わせるばかり。
にもかかわらず、子供や夫(妻)には、自分の考え方を押し付け、いかに自分が正しいのかを証明しようとする。
その結果、夫(妻)との関係も、子供との関係も壊れていく。
僕はこういう方を沢山見てきました。
ただし、だからと言ってその人が悪いわけじゃない。その人も全力で家族をより良くしようと、子供を良い子に育てようと一生懸命だったんです。
でも、結果は望んだものではなかった。
そうなんです。
努力をする方向が、実は自分が欲しい未来に繋がっていなかったわけです。
誰も、初めから妻(夫)を苦しめてやろう!子供を傷付けてやろう!なんていないと思っています。
そうではなく、お互いが大切にし合っていた。
自分たちなりに、より良くしようと思っていた。
でも、全力で進んだ道の先には、理想の未来とは真逆の現実になってしまった。
だからこそ、今からどこに向かって進むのが重要になるわけです。
あなたは今からどこに進みますか?
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もし、このレポートを読んでもあまり価値が感じなければ、メールの一番下から解除できますので、試しに読んでみてください^^
今から3ヶ月後、、、、あなたが子供にイライラせずに、子供も自分らしく幸せな人生を過ごせる育て方だと自負しています。
周りから「お子さん本当に良い子ですごいわね!」と言われるような家庭を一緒に作りましょー^^