どうも、ザビエルです^^
いやー、「隣の家族は青く見える」終わりましたねえ~。
涙、涙で感動しました^^
なんか、最後の回は、「本末転倒」という言葉がキーワードだったように感じました。
実際に、夫婦関係や子育てでも本末転倒な事ってたくさん起こっていますよね。
幸せになるために結婚したのに、いつの間にかライバルになったり、相手をバカにしたり、自分が上に立とうとしたり、、、
子供の健康を願って出産を迎えたのに、いつの間にか何かが出来るか出来ないかという事ばかりを重要視したり、自分のコピーを作ろうとしたり、、、
幸せになろうと頑張ったり、子供に幸せになって欲しいと思ってやってきたことが、実は、逆(破壊)の方向に進んでいる。
しかも、全く気付いていない・・・
その結果、夫婦関係は壊れて行ったり、子供の心が壊れていく。
でも、多くの人は、自分の幸せ、パートナーの幸せ、子供の幸せを心から願っているんですよね。
ということで、今回は「隣の家族は青く見える」から、大切な事をお伝えできればと思っています。
1.「本末転倒」な家族たち
僕が印象に残っているのは2つの家族。
1つは、離婚を決意した家族。(真飛聖さん、野間口徹さん)
もう1つは、子供を授からずに危機を迎える夫婦。(深田恭子さん、松山ケンイチさん)
僕がどうして気になったのか?というと、真飛さんと野間口さんの家族が、夫婦関係が壊れる典型的な形のような気がして。
で、深キョンと、松山ケンイチさんの家族は、、、ある意味理想の夫婦であり、僕の中では極めて稀な形だと思っています。
勝手な印象ですが、日本の夫婦で、ああいう夫婦というのは、ほんと5%ぐらいなんじゃないかな。
ぶっちゃけ、僕の夫婦関係もあそこまでいけてません(爆
目指してはいますが、まぁ、そこまで行けなくても良いかなとも思っています。
僕が目指す夫婦関係は、お互いが心地よく、一緒にいる事に喜びや楽しみを感じながら過ごせること。
それだけです。
子供がいるいない、家があるなし、車があるなし、お金があるなし、、、それらは、その後考えれば良い事だと思っています。
ですが、多くの夫婦は、どんな感情を感じながら一緒に過ごすのか?ここにフォーカスが向いていない。
その結果、お互いが辛い感情を感じる環境になってしまい、さまざまな問題が起こっていく。
このドラマの中でも出てきたフレーズ。
「なんのために結婚したのか?」
いつの間にか、その理由すら消え去り、「感謝」と「謝罪」すらない関係になっていく。
ほんの些細なズレが、数年後にとてつもなく大きな亀裂として、夫婦の関係を破壊していくわけです。
2.なぜこんなズレが生じるのか?
これこそ、ちょっとしたズレ。
ほんの些細な事。
「隣の家族は青く見える」でも多くの夫婦喧嘩的なものがあったけど、結局は、それをそのまま放置する事で、関係は悪化していく。
もしくは、自分が悪いとか相手が悪いって思って、その対象を責めて終わるか。
人間関係において、大小さまざまですが、問題はほぼ100%起こると思っています。(自分の中で問題化している場合の方が多いと思いますが)
ただ、それって当たり前であり、そんな大したことでもなく、、、ただ、その問題とどう向き合うかで、その先が決まる。
スルーするのか、無視するのか、反発するのか、自己弁護するのか、、、どうしていけば二人にとってハッピーなのかを話し合うのか・・・
何度も言いますが、ズレってのはほんの些細な事。
ただ、それが積み重なっていく事で、関係が修復不可能なぐらい悪化してしまったってだけなんですよねぇ~。
3.関係を修復するために
僕の中で、これが出来れば最強!って方法があります。
それが、松山ケンイチさんがされた「あきらめない心」だと思っています。
もちろん、それまでには
「相手がどれだけ自分の事を思ってくれていたのか」
「自分がどれだけ相手を傷付けてきたのか」
この2つを知る事は非常に重要になるんですが、これを知った後に、まずは、心からの謝罪をする。
ほんとうに、土下座するぐらい。
もうね、100%自分がすべて悪かった!というぐらいに謝ります。
何度でも。これが本当に大切。
「どげせん」という漫画があるんですが、ぜひ参考にしてもらいたい。
ある意味ギャグマンガ的な要素も含まれていますが、それぐらい真剣に相手に謝る事がものすっごく大切になってきます。
パートナーに離婚を宣言されたり、好きな人ができたと言われたときに、これまでの自分を謝る人は多くいます。
しかし、それは「自分のため」なんですよね。
ようは、謝っている理由が、離婚を阻止する為であり、相手が自分から離れるのを阻止するためにやっている。
すなわち自分の気持ちを優先させている状態なんです。
当然ですが、それを相手はわかっています。
なぜなら、謝っている理由が、「自分の勝手な思い込み」の場合が多いから。
だからこそ、先ほど話した2つがめっちゃ重要になるわけです。
「相手がどれだけ自分の事を思ってくれていたのか」
「自分がどれだけ相手を傷付けてきたのか」
これですね。
でも、それはわかっておらず、ただただ自分や子供の事だけを考えた謝罪だから、相手は余計に嫌気がさすわけです。
この状態では、どれだけ謝っても、相手には「結局は自分の事だけしか考えてないじゃん」と言われて終わり。
そうではなく、自分がどれだけ相手を追い詰めていたのか?どれだけ傷付けてきたのか?を理解した上で、謝らない限り、相手の心には伝わらないわけです。
関係を構築せずにそのまま離婚するのも全然OK。
ですが、僕の中では、世界で一番大切にすべき相手に対して、傷付け、苦しめ、痛みを与えてきた事実を知らずに、別れてしまうのは非常に勿体無いと思いますよ。
当然、あなた自身も、相手から傷付けられ、苦しめられ、痛みを与えられ続けてきたと思います。
しかし、あなたも気付かないうちに、同じ様なことをしている可能性が高いのです。
「相手のために一生懸命やって来た!」と思っても、相手はそう受け取っていない可能性もあります。
「相手をたいせつにしてきた!」と言っても、相手は大切にされたと思っていない可能性もあります。
ここで本当に考えて欲しいのは・・・
あなたが、大切にしていると思えば、それで関係は良好になるのか?ということです。
ドラマの中で、松山ケンイチさんがこんなセリフを言います。
「ナナは、おれにとって何が幸せなのか知ってるの?」と。
まさに、これなんです。
自分が幸せだと思った事を、相手に押し付け、相手が幸せだと感じなければ、
「こんなに与えているのに、なんで喜ばないんだ!」
と思ってしまうのです。
いやいや、相手にとっての幸せは、相手にしかわかりませんよね?って話なんです。
そこを理解しようとせずに、自分が幸せだと思う事をどれだけ与えても、関係は良くならない。
だからこそ、覚えておいてください。
夫婦の幸せとは、、、
あなたが思う幸せと、
パートナーが思う幸せを、
まずはお互いが理解する事。
その上で、どんな家庭にするかを話し合う事なんです。
妊娠、出産、どちらかの親と同居、、、いろいろな事で、二人の環境は変わります。
その都度、ちゃんと話し合う事が大切になってくるのです。
もちろん、きっとうまくいかない時もあるでしょう。失敗もするし、間違うと思います。
それでも、二人で向き合ってハッピーな家庭をどう作るのかを相談する事で、失敗も間違いもハッピーな家庭を作る土台になっていくでしょう。