※この記事は、実際に切迫早産になった妻の記録です。それと旦那さんの視点が変わる記事も含まれていますので必ず二人で読んでください。※
うちの奥さんは、妊娠6カ月で切迫早産になり、お医者さんからは、「安静」にという言葉が放たれました。
妻は、39歳で3人目の子供を身ごもったんですが、、、
1人目、2人目の子供を妊娠しているときは何の問題もなく、順調に出産を迎える事ができていたんです。
しかし、今回は、初の切迫早産ということになりました。
ここでは、実録としてうちの奥さんを観察?していて気をつける点や、どうやって子宮頚管の長さが戻ったのか?について書いています。
そして、最後のほうには、切迫早産を治すことよりも最も大切なことを書いていますので必ず最後まで読んで下さいね^^
それでは、1つずつお伝えしていきますね。
1.切迫早産とは
切迫早産とは「妊娠22週以降37週未満に下腹痛(10分に1回以上の陣痛)、性器出血、破水などの症状に加えて、外測陣痛計で規則的な子宮収縮があり、
内診では、子宮口開大、子宮頸管の展退などが認められ、早産の危険性が高いと 考えられる状態(日本産科婦人科学会編、産科婦人科用語集・用語解説集より)」
と定義されています。
まぁ、簡単に言えば、赤ちゃんが産まれるときに通る道があって、それは本来は、出産予定日近くになって初めて通れるようになるんです。
しかし、なんらかの原因によって出産予定日よりも全然早い段階でその道※が通れそうになる状態を言います。
※その道のことを子宮頚管と良い、本来、7カ月までなら4cm程度が平均と言われています。また、その長さが3cmを切ったら入院させる病院も多いようです。(うちがかかった病院もそうでした)
そしてこの状態の事を切迫早産と良い「早産しそうな状態」のことを示します。また、似た言葉で切迫流産という言葉がありますがこちらは「流産しそうな状態」のことを言います。
2.切迫早産になる原因
切迫早産になる原因はいろいろとあるようで、
・絨毛膜羊膜炎又はB群溶連菌など感染症やクラミジアなどの膣炎
・子宮頸管無力症
・子宮の異常(子宮奇形・子宮筋腫など)
・異常妊娠(妊娠中毒症、など)
・母体合併症(心臓血管系疾患、など)
・母体年齢
・喫煙
・妊娠分娩既往症
ということが考えられるそうです。
ただ、うちの場合はこれらの原因には当てはまらず。兆候が出ていたのにも関わらず、仕事で無理をして子宮頚管が短くなり、切迫早産になってしまったわけです。
奥さんてきには、仕事は事務がメインであり、そんなにハードでも無いから大丈夫だろうと思っていたそうですが、、、
たま~にある階段の上り下りやちょっと長い距離を歩くこともあったそうですが、それらが原因ではないか?と思っています。
では、実際にどんな兆候が現れたのか?についてこの後の「3.切迫早産の兆候と予防」でお話しますね。
3.切迫早産の兆候と予防
3-1.兆候
うちの奥さんの場合は、4つの兆候が現れました。
それが、
でした。
■疲れやすい
これは、感覚的なものらしく自覚症状は無かったのですが、仕事が終わってから、「あぁ~疲れた!」と言うようになりました。
そして、帰ってから昼寝をしたり、疲れて体が動かないということが多くなったような気がしました。
ですので、体が疲れやすいかな?何か疲れが溜まっているな~という場合は、とくにこれから話す兆候は気にしておいてください。
■お腹の張り
仕事から帰ってくると「最近よくお腹が張るのよね」と言っていました。
ですので、そんなに動いていないのにお腹が張るとか、前よりお腹が張りやすくなったという場合は切迫早産の兆候かもしれませんので気をつけましょう。
■恥骨の痛み
うちの奥さんは恥骨の痛みもよく訴えていました。
そんなに「痛い痛い!」というような感じではなく、なんか痛みがあるという程度でしたが、切迫早産だとわかる直前には仕事に行って帰ってきたら恥骨に痛みがある
ということが続きました。
■茶色いおりもの
これは、少量だとしてもすぐに病院に行ってください。
病院の先生に、茶色いおりものが以前から出ていたと伝えたときに、
その茶色いおりものは「出血」だからすぐに来てくださいと言われたそうです。
少量でも色が付いたおりものが出た場合は、早急に病院にいかれることをおススメします。
3-2.予防
予防には下記の2つの方法をお伝えします。
それでは、説明しますね^^
■体を温める(特に冬場)
助産所の先生からは「足を暖めなさい」と言われました。(この先生には2人目を取り上げてもらい、3人目も取り上げてもらいましたw)
体が冷たいと思わぬところで出産が早まったり、逆に遅くなったりしてしまうそうです。
なので、通常の出産を望む場合はしっかりと足を暖めてねと言われました。
うちの奥さんは靴下を2枚重ねてはいてさらにレッグウォーマーもつけていました。(本当に寒いときは)
ですので、足を暖めることもお忘れなく!!
■食事に気をつける
うちの奥さんは「貧血」気味だったんですが、これも中々危険だそうです。
なぜなら、貧血がひどいと出産の際に血が止まらないことがあるそうです。
また、赤ちゃんはおっぱいから鉄分を摂取しているのですが、それが足りなくなるとも言われています。なので、今のうちに鉄分を多く含む、
ゴマやひじき、とうもろこし、小松菜などの野菜から、鶏レバー、赤身の牛肉、また、「1日分の鉄分ヨーグルト」という商品も
良いそうです。
ぜひぜひ、日々の食事も気をつけてくださいね!また、奥さんがどうやって安静にしていたかは、「6.子宮頚管の長さが戻った安静な寝方や姿勢」をご覧ください。
4.ウテメリンという薬について
うちの場合、切迫早産だと診断された後、「ウテメリン」という薬が処方されました。
このウテメリンは、交感神経を刺激することにより子宮に作用し、筋肉の収縮を抑制する薬です。
また、似たような効果を期待してリトドリンという薬が処方されるときもるようです。ウテメリンをうちの奥さんが飲んでいましたがその副作用である、
激しい動悸(ドックンドックンと心臓の音が大きくなる感じ)、手足の震えがかなりきつかったらしく、
薬を飲んだ後は、イライラしやすかったりぐったりとしていました。
また、その副作用が嫌でちょっと症状が良くなるとウテメリンを飲まないときもありましたが、、、処方されたものはがんばって飲まれることをおススメします^^;
5.入院費と入院するとどうなるのか?
切迫早産で入院すると入院費とかはどうなるのか?ということで調べてみました。
入院費は、安ければ1ヶ月で10万円のところもあるし、1日1万円というところもあるそうです。(保険がかからないベッドの利用料とか)
そして、これは知人に聞いた実話ですが、入院すると、先ほど説明したウテメリンを直接、点滴されるそうです。
しかも24時間ずっと。
これがめっちゃ辛かったと言っていました。
最悪は、お風呂も入れず、トイレも行けずベッドに縛りつけられるそうです。ぜひぜひ、そうならないためにも安静にしてくださいね。
6.子宮頚管の長さが戻った安静な寝方や姿勢
うちは、子宮頚管が3.3cmで切迫早産だと診断されました。
確か、妊娠して6ヶ月ぐらいだったと思います。切迫早産だと診断されてからどう家で過ごしたのか?を書いていきますね。
6-1.家での過ごし方
6-2.家事のやり方
6-3.外出時
6-4.家事や育児について
それでは、まずはこちらです!
6-1.家での過ごし方
リビングに布団を敷いて布団の下には、体が痛くならないように分厚いマットを用意。
寝方としては、お腹が上とか下にこないように横を向いた姿勢で過ごしていました。
そして、どうしても立ち上がるときがあると思います。
そんなときには、トコちゃんベルトと腹帯でなるべく赤ちゃんが下にこないようにおなかを締めていました。(でも、病院によってはお腹を楽にするようにススめる先生もいらっしゃるようなので、これは先生と相談してくださいね。)
そしてテレビが目の前にあり、リモコン類は、周りに置いてあるという最強のフォーメーションw(さらに飲み物や食べ物も用意するとより良いですよw)
また、飽きないように海外ドラマをDVDで借りて毎日見ていました。
※おススメのドラマは「LOST」「Lie To Me」「SEX AND THE CITY」「フリンジ」韓ドラは「チュモン」「チャングムの誓い」「トンイ」などです^^
6-2.家事のやり方
本来は家事もやらない方が良いのですが、うちの場合は、どうしても必要なときがありました。それが「食事」。
僕だけではどうしようもなく手伝ってもらったんですが、なるべく座って出来るような環境にしました。(本来は座るのもあんまり良くないです)
6-3.外出時
外出なんてもってのほか!と先生に怒られそうですが、
うちの場合は、外出したときは、トコちゃんベルトと腹帯は必須でした。
6-4.家事や育児について
日々の生活は出来るだけ、楽をする方法を考えましょう。
例えば・・・
・買い物の数を減らす
・でき合いのもので済ませる
・料理は座ってする
・洗濯だけして、旦那に干してもらうw
・出掛けるときはトコちゃんベルト
・足は暖める
・薬はしっかりと飲む
・貧血なら、食事に気をつける
これらをしたことで、子宮頚管は3.3cmから4.1cmに戻るというあり得ない結果になりました(笑
本来は、一度はがれた子宮頚管は戻らないと言われていましたが・・・まぁ、医療的にはどうあれ結果的には良くなったということです。
でもでもこれらのことよりももっと大切な事があるんです・・・
番外.最も大切な1つのこと
でも、それよりも大切なことがあります。それが、、、
「旦那さんに理解してもらうこと」
旦那さんにこの記事を見せて切迫早産で入院するとお金がかかるのよ~とか、女は大変なのよ~と伝え、「私のことを助けてね」と伝えてあげてください。
決して、大変なんだから手伝いなさいよ!!なんてことは言わないように^^;
お互いの助け合いはまずは、言葉から始まります。
僕は最初、家事も子育てもやらなくて良くてテレビやゲームをし放題ってめっちゃいいやん!と思っていました。
しかし、奥さんはこんなことを言っていたんです。
「やる事が無くて、家事も子育ても出来ないし、働くことも出来ない。何も出来ない自分が嫌だ。うつになりそう。」
と。
ですので、もし、旦那さんがこの記事を見ているのであれば、ぜひ奥さんをお姫様のように扱ってあげてください。
奥さんは出産という痛くて、怖くて辛いことをこれから乗り越えるんです。痛みも大変さもわからない僕たちは奥さんが毎日を気分良く過ごせるようにサポートするしか出来ないんです。
ご夫婦が一緒になって出産と言う一大イベントを乗り越えてくださいね!
また、今現在、夫婦関係がいまいち良くないよく喧嘩になったり相手に対してイライラしてしまうと思われた場合、人間はどうしてイライラしてしまうのか?
について「旦那にイライラしなくなり、旦那から大切にされる3つの方法」でお話していますのでぜひ、ご覧ください^^
この記事を見られた方から、夫婦関係が本当に良くなったとか喧嘩になる理由がわかったという感想を頂きます。
より仲の良い夫婦、ラブラブ夫婦になりたい!もっと幸せになりたい!と思われるのでれば先ほどの記事を読まれることをおススメします!
《お願い》
もしこの記事は読む価値もないゴミ記事だ!と思われる場合は、何もせずに通り過ぎてください。
でも、この記事を知らないよりは、知っていた方が良いかも!と思われる場合は、「いいね」「シェア」「ツイート」などのボタンを押してくださいませ。<(_ _)>