こんにちは、ヒロです!
今回は、妻に触れようとすると「やめて!」と強い口調で言われた事例について、どのように深堀していったのか?の具体的な実践&解説付きです~。何かの参考になれば、幸いですm(_ _)m
登場人物:
夫:健太郎
妻:幸子
出来事:健太郎が、幸子を起こそうと、体に触れようとすると強い口調で「やめて!」と言われた。
感情:怒り、悲しさ、惨めさ、孤独
思考:幸子に触れたいと思っていたのに、否定された。
<ポイント1:相手の言葉や行動の背景を探る。簡単に言えば、相手がその言葉を言った理由、行動した理由を考える>
>幸子さんが、強い口調で「やめて!」と言う理由は何か?
<ポイント2:相手の立場に立ち、自分だったら、どういうときにこれが起こるのか?を考える>
>自分(ヒロ)が、体を触られて、「やめて!」と強い口調で言うとしたら、どんな時か?を考える。
しつこい、嫌がらせ、嫌な触り方、痛い、と言う身体的な不快感を感じたら、強い口調で「やめて!」と言うかもしれない。
では、健太郎さんは、幸子さんさんを起こす際に、上記のようなことをしたのか?というと、していない。
じゃー、身体的な不快感以外だと何が考えられるか?
精神的な不快感である可能性が高い。
では、なぜ幸子さんは精神的な不快感を感じたのか?
幸子さんに触れたいと思った、健太郎さんの心に入っていく。
ヒロ:なぜ、健太郎さんは、幸子さんに触れたいと思ったのか?
健太郎:幸子さんとのセックスに持ち込みたかったから。
すなわち、、、
健太郎さんが、幸子さんを起こそうと、体に触れようとすると強い口調で「やめて!」と言われた。
この出来事は、健太郎さんにセックスに持ち込まれると思った幸子さんが反発したことになる。
では、どうすれば良いのか?
幸子さんがセックスをしたくないと思っているのなら、健太郎さんは、セックスを諦める、と言う結論になるかもしれない。
しかし、それは根本解決になっていない。
この場合、セックスを我慢している健太郎さんは、ストレスを溜める。
このストレスは、いつか、どこかのタイミングで、形を変えて、表面化する。
起こりうる事例について、説明する。
事例1:妻に再び触れようとし、妻からさらに強い口調で責められる(さらにストレスを溜める)
事例2:ストレスに限界が来た健太郎さんが、怒りを爆発させ、妻に怒りをぶつける(妻は、渋々セックスをするかもしれないが、この場合、妻にストレスが溜まる)
事例3:妻のストレスが限界まで来ると、日々イライラしやすくなるか、爆発する。
これが繰り返されると、夫婦関係は破綻へと向かう。
すなわち、セックスをしても幸子さんにストレスが溜まり、セックスをしなくても、健太郎さんがストレスを溜めることになる。
どっちにしろストレスが溜まるため、根本解決にならない。
では、どうすれば良いのか?
<ポイント3:正常パータンから考える>
関係が良かった頃は、セックスはあった。
しかし、だんだん幸子さんが拒否するようになった。
それはなぜか?
健太郎さんのセックスに対する解釈に原因がある可能性が高い。
ここで、こんな質問をした。
ヒロ:なぜ、セックスに持ち込もうとするのでしょうか?
健太郎:セックスをすると安心するからです。
ここで、健太郎さんにとって、セックス=安心という解釈があることがわかる。
ここからさらに深く入っていく。
ヒロ:なぜ、セックスで安心を感じるのでしょうか?
健太郎:自分を受け入れてくれた、認めてくれたと思うからです。
さらに深くいきます。
ヒロ:受け入れるとはなんでしょうか?
健太郎:自分の願望を叶えてくれること。
ここで、今回の出来事の原因である可能性が高いものが見えてきました。
簡単にいうと、
健太郎さんは、自分の願望を叶えるために、幸子さんにセックスを要求していた。
この時、【幸子さんの気持ち】よりも、【自分の気持ち(願望を叶えること)】を優先してしまった。
それにより、幸子さんは、自分の気持ちをないがしろにされたと感じ、健太郎さんからのセックスを拒むようになった。(これが正解という話ではなく、その可能性があるのではない?程度で考える)
では、ここからどうすれば良いのか?
<ポイント4(必須):謝罪>
幸子さんの気持ちをないがしろにしていたことを謝ること。(ここで謝りたくない、が出ている場合は、その理由について考え、自分の中で解消していく必要がある)
そして、次に、自分の気持ちを素直に話すこと。
そして、幸子さんとセックスをしたいこと、幸子さんに対して、どんな思いなのか?を伝えること。
<ポイント5(必須):相手の思いや考え方を聞く>
次に、幸子さんの気持ちや考え方を聞くこと。
そして、お互いの気持ちや考え方をすり合わせていく。
お互いの気持ちを大切にしながら、どうすれば、それが叶えられるのか?を一緒に考えていく。
これが重要だと考える。(今回の事象が、答えではなく、1つの可能性でしかない。そのため、上記のことをやっても解決しない可能性もある。その場合は、違うところに答えがあるかもしれない。)
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ちなみに、関係性によっては、これでは解決しないこともある。
その場合は、2つの原因が考えられる。
1つは、本当に自分が妻を傷つけてしまったと心から思っているか?
とりあえず、謝っておこう、セックスがしたいから謝ろう、関係をなんとかしたいから謝ろう、と思っている場合、相手の心に届いていない可能性がある。
心から大切な人だと思い、その大切な人を傷つけてしまった、という思いから謝る、という感覚にならないと、相手の心には届かないかもしれない。
もう1つは、本気で謝ったが、妻の状態が変わらない場合。
この場合、自分がどうしたいのか?を決めても良いかもしれない。
自分の本心を話し、それでも難しいのであれば、一緒にいることに終止符を打つことも考える必要が出るかもしれない。
二人でこのまま過ごすのか?別々の道をいくのか?それを話し合い、決めること。(ここまでやれば、多くの場合、後悔はとても少ない)
ただし、何度もいうが、自分の中で、妻を心から大切な人だと認識していることが必須になる。
そうしないと、結局は、全ての原因を妻のせいにして、別れることになるからだ。
そうなると、次の相手が現れても、同じような結果(相手のせいにして、戦うだけ)になるだけだろう。