夫婦円満の道

7.夫婦の幸せとはなんなのか?

ここから、少し幸せというものについてお話ししていきたいと思います。

これは、心理学などを学んでいくと色々な所にヒントがあります。

その中の一つで、今のところ僕はこれなんじゃないかなと思っているのが、“幸せ”というのは“感情”というふうに思っています。

つまり、自分がどのような感情を日々感じているのか?が僕にとっては幸せであるというふうに意味付けています。

もう少し言えば、物質的なものにどれだけ恵まれていたとしても、“感情”が“幸せ”を感じていなければ、本当の意味で“幸せ”とは言えないのではないか・・と思うわけです。

もう少し説明していきたいと思います。

1.幸せの定義

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僕の中で“幸せ”というのは、自分にとって良い感情・・良い感情というのは、「嬉しい」「楽しい」「癒される」「ありがたい」「感謝できる」など、自分にとって心が暖かくなったりとか、喜んでいるような感情のことをより多く感じることを“幸せ”というふうに思っています。

ただ、逆に「辛い」「苦しい」「悲しい」などの感情が悪い感情なのか?そればかり感じていると不幸なのか?というとそういうことではありません。

僕の中では“不幸”というのは自分がそう思わない限り、存在しないのではないか?というふうに思っています。

話が逸れましたが、この自分にとって良くない感情「辛い」「苦しい」「悲しい」は、自分の心がそのように感じる原因というものを教えてくれる感情だと思っています。

そしてそれはなぜそのように感じるのか?ということを紐解いていけば、良い感情を感じるためのキッカケにもなると思っています。

2.二次目的

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これは結構有名な話ですが、人間には一次目的を達成するために、二次目的や三次目的を持って生きていると言われています。

これはどういうことかというと、一次目的は“感情”になります。

その “自分の得たい感情を得るために、二次目的、三次目的を持つ”という風に言われています。

もう少し説明すると、ある小学生に「将来の夢は何か?」と聞くと「サッカー選手になりたい」と言いました。

そこでこんな質問をしてみます。

「もしサッカー選手になったとしても・・・人から嫌われて、お金も全然入ってこない。しかも、誰からもすごいとは思われずに、どんどん寂しい思いをする。」

というようなことを言うと、その子は「サッカー選手にはなりたくない!!」と言うわけです。

つまり、その子供はサッカー選手になりたいのではなくて、サッカー選手になった時に得られる感情を得たいわけです。

例えば、人から認められる・褒められる・すごいと言われる・喜ばれるなど。

そういう、自分にとって欲しい感情ををより多く感じられるのではないか?と無意識で感じているため、その子は「サッカー選手になりたい」というふうに思った可能性が高いわけです。

ですが、その感情を得られないかもしれないと感じると、そもそもその目的を達成しようと思わなくなるということです。

ここで覚えておいてほしいのは、あなたが欲しいものや、あなたが達成したいことというのは、物質的なものや表面的なものになればなるほど、それを得られたり、達成した時に、自分が欲しい感情を得られるのではないかと思っている可能性が高いです。

なので、常に「何をしたいのか?」「何があればいいのか?」ではなく、「何を感じたいのか?」ということを意識して探してみてください。

実は、物質的なものや、達成したい目標そのものがなくても、欲しい感情は別の手段で得られる可能性があるわけです。

もう少し言えば、この良くない感情というものは、あなたが幸せになるために、その道を教えてくれるひとつのヒントになると思っています。

ここで覚えておいてほしいのは、僕の中で、“幸せ”というのは、日常的により良い感情を、より多く感じている状態のことを指します。

そしてよくない感情というのは、自分の中にある思い込みや正しさ、または意味づけというものを教えてくれる感情でもあるわけです。

なので、全ての感情があなたにとっては“幸せ”になるために必要な感情であるということです。

3.あなたが目指すのは+1

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この+1というのは“状態”のことを指します。

だいたいの方は、基本の状態が-1の人が多いです。

そのため、もともと自分の状態が-1なので、良い環境に恵まれても、物質的に欲しいものを得たとしても、その人は-1の状態に戻りやすくなります。

例えば、自分が欲しいもの手に入れた瞬間は+になるんだけど、ベースは-1なので、時間が経つと、その状態に戻ってしまうということが起こり得ます。

もう1度説明しますが、もともと+1の状態を目指すと、何かが無くても幸せを感じやすい体質になりやすいです。

つまり、自分の基本状態が+1だからこそ、パートナーいればもっと幸せ、子供がいればもっと幸せ、お金があればもっと幸せ、好きな場所に住めばもっと幸せとなりやすいわけです。

ですが自分の基本状態が-1だと、パートナーがいても不幸、子供がいても不幸、お金があっても不幸、いいところに住んでようが、いい車に乗ってようが・・その人の心は不幸と言うか良い状態が保てない、ことになってしまいます。

なので、まずはこの-1ではなく、+1の自分を作る必要性が出てきます。これを覚えておいてください。

そして、夫婦の幸せというのは、まずはあなたが幸せな状態を作り、それをパートナーや子供に分け与えることで、夫婦の幸せというものは作られていきます。(これも、どこかのタイミングでもっと具体的に説明できればと思います)

 

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