楽しい子育て

子供の育て方がわからないと言わしめた妻の心を作った原因と解決法

子供の育て方がわからない、、、
もしかして間違えたのではないか?

と思われているのであれば
大丈夫です。安心してください。

それは「脳みそ」が作り出した
単なる幻想ですから。

 

実際に、僕は奥さんに対して
その「幻想」を植え付けたんです。その幻想が・・・

 

「子供に対して愛情が薄い」

 

という幻想。

そして、それは僕が奥さんに対して結婚してからずっと
思っていたことです。

なぜなら、奥さんは息子(長男)に対しては
ギュッと抱きしめたり、褒めたり頭をなでなでしたり、
そういうスキンシップが少なかったから。

また、奥さんも

「子供(特に男)に対して、
ギュッととか出来ない」

って言ってたんです。

 

だから、僕の中では

「この人は子供があまり好きではなく
愛情が薄いんだな」

と思っていました。

 

まぁ、これは大間違いだったと
結婚12年目の今になって
やっと気付いたんですが(汗

 

何が間違いだったのか?

 

それが、

「僕が持っている常識が原因で
奥さんは、"私は愛情が薄い人だ"という
間違った認識をしてしまった」

ということです。

 

僕が持っていた常識とは

「子供への愛情表現は、
ギュッとしたり、褒めたり
頭をナデナデすることである」

ということ。
(今ではそんな想いはなくなりました)

 

だから、こういうことをしない親を見たり、
聞いたりすると、愛情が薄いんだなと
"勝手に"思い込んでいたんです。

 

まぁ、今考えれば「あほか」という
話ですがw

 

この"僕が持っていた常識"が原因で
奥さんや周りの人に対して
大きな問題を引き起こします。

 

その問題は2つ。

 

1つ目は、奥さんに
間違った考え方を植えつけたこと。

2つ目は、周りの人間に奥さんに対する
間違った印象を与えたこと

 

これはまじでヤベーです。

 

僕が原因で、”子育てが苦手だと思う奥さん”を作り
奥さんの周りには敵を作りあげていたんですから。

 

さらに、悪い面のスパイラルに入っていく。

 

もう少し具体的に話をしますね。

 

1つ目の、奥さんに間違った考え方を
植えつけたことですが

先ほども話したように
僕が持っている子供への愛情表現に
対する常識というのは

「ギュッとしたり、褒めたり
頭をナデナデすることである」

なので、これをしない人に対しては

「愛情が薄い」

と決め付けていました。

だから、子供に対して怒っている
奥さんを見ると

「少しぐらいギュッとできないの!?
たまには褒めてあげなよ!!」

と怒っていました。

 

これを3年も繰り返せばどうなるか・・・

 

うちの奥さんは

「私は子供に対して愛情が薄い」

という間違った認識をしてしまったのです。

 

僕が子供を可愛がれば可愛がるほど、
奥さんの頭の中には

「私は夫みたいに接することができない。
だから、私は母親として失格なんじゃないか?
子供が嫌いなんじゃないか?」

なんてことを考えてしまう。

だって、僕が子供に対してやっている行為が
「正しくて」それが出来ない人間は「間違っている」と
植えつけたんですからね。

 

3年間もかけてじっくりと。

 

そして、子供に対して怒ってしまったり
僕から「たまには褒めてあげなよ」みたいなことを
言われる度に

「私は子供が嫌いだから怒ってしまうんだ・・・
愛情が薄いから褒めることができないんだ・・・」

と間違った認識をする。

 

その結果、「私は子供が嫌い」という
考え方が、さらに深く根付く。

 

そうなると、奥さんは余計に
ギュッとしたり、褒めたりできなくなる。

 

さらに、子供が欲しいという感情も
薄くなり、自分には育てられるだろうか?

 

という自信すらもなくなっていく。
(実際にそうなりました)

こんな感じで相手から
植えつけられる場合もありますが、
もちろん、これがすべてではありません。

 

むしろそれよりも多いパターンは、
「自分自身で植えつける」方が多い。

 

例えば、うちの奥さんの場合は、
子煩悩なママをみて、

「あの人って本当に子供好きよね。
私には出来ないわ。無理。」

と自分と相手を比較して
自分の駄目な部分を再認識したり、、、

世間では書籍や雑誌、テレビやサイトで

・感情的に怒ってはだめ
・声を荒げない
・説明する
・手を出さない

・・・


あれはだめ、これはだめ、
こっちは良いけど、それはだめ・・・

こういう言葉でママやパパたちは
追い詰められていきます。

子供が騒ぐ、友達に手を出す、
おもちゃを貸してあげられない、
言うことを聞かない、親のお金を盗む、
万引きをする、タバコを吸う、
学校に行かない

一般的に言われている
"良い子"とは違うことをする・・・

何を伝えても同じことを
繰り返す。

だから、自分は子育てに失敗したんじゃないか、
どうすれば、「正しく」育てられるのか?
と考え、子供に対して厳しくなっていくし、
自分もしんどくなっていく・・・

 


でもね、

 


これって、心理学の観点から
言わせてもらうと「大間違い」なんですよ。

 

あなたが子育てに失敗したとか
良い母親、良い父親じゃないと思うのは、
あなたが持っている「常識」が原因。

その「常識」というフィルターを通して
子供を見ているから、

 

そのフィルターから外れた行動をすると
「非常識」センサーが働いて、あなたを攻撃するんです。

その結果、あなたは子供を攻撃する。

一度、フィルターを取って見て下さい。

 

あなたのお子さんは、本当に良いところが
1つも無いんですか?

寝顔であなたを癒してくれませんか?
笑顔であなたを癒してくれませんか?
あなたに気遣いをしてくれませんか?
手伝いをしようとしてくれませんか?
存在に救われたことはありませんか?

もうね、どーでもいいフィルタで
大切な、自分と子供、パートナーを
見るのはやめましょうよ。

 

良いんですよ、何をしたって。

 

ちなみに・・・

 

うちの長男なんて僕の財布&奥さんの貯金箱&
下の子の財布からお金を盗んでます。

 

5回も。

 

アヒャヒャヒャヒャ ヘ(゚∀゚ヘ)(ノ゚∀゚)ノ ヒャヒャヒャヒャ

 

どーですか?
僕の子育ては失敗ですか?

もちろん、僕は失敗だとはぜんぜん思っていない。
なぜなら、長男にはすばらしい点が数えられないほどあるから。

奥さんが重たい荷物を持っていると必ず手伝うし、
さらに知らないおばあさんの荷物も持つし、
小さい子の面倒は進んで見てあげるし、
体調が悪いと、気遣ってくれるし、
算数はめっちゃ頭良いし、
学級委員に立候補して、8割の人から選ばれてるし、
友達はめっちゃ多いし、
下の子とはよく喧嘩をするけど困っていると必ず助けるし、
僕たちが覚えていない人の誕生日を覚えていて、
「もうすぐ○○ちゃんの誕生日だね」とか言うし、

勉強に苦手意識が無く、塾も行きたいって言って通ってるし、
小学2年で、隣の県のおばあちゃんちに
一人で電車に乗っていったし、

もうね、彼のすばらしいところは、
数え上げればきりが無いんです。

もし僕が「世間の常識」というフィルターで
息子を見ていたら、こんなすばらしいところに気付かずに
子育てに失敗したと思い込んでいる自分を攻撃し、
出来事の良し悪しだけで、息子を攻撃していたでしょう。

 


でも僕はそれをしなかった。
そんなことはどうでも良かったんです。

そんなことよりも、この出来事が
僕や息子にとって、いかにすばらしい出来事に
変えることができるのか?

 

ということを考えたんです。

 

 

その結果、

「ラッキー!、お金を盗むことは
犯罪行為だってことを教えることができるぞ^^」

と思いましたw

 

※ちなみに、息子と話をしたら「盗む」という定義は違うようでした。
息子は盗むことはしないと言ってました。

「人んちのお金やお店のものを取るのは"盗む"ことだけど、
家のお金は"盗む"というより、"ちょっともらうね"という感じ」

だと言ってました。(笑

 

 

それを聞いてから、2回目以降は、
あんまり気にならなくなりました。

 

もちろん、いろんな切り口で話はします。

・ご飯を食べるお金がなくなる
・小遣いを減らす
・ゲームのカードを取りあげる
(お金を返してくれたらカードを返す条件)
・黙って取るのは卑怯だ

とか。まぁ、あまり効果は無いかもしれませんが、
楽しみながらこの出来事に向き合いたいと思っています。

 

 

またやるかもしれませんが
別に気にしてません(爆

 

 

だって、自分を責めたって
子供を責めたって何も解決しませんからね。

 

 

それよりも僕は「子供を信じる」方を
選択することに決めました。

 

"僕の人生"にとって、そっちのほうが
気分が良いですからね。

 

って、話が大分それて、しかも
かなり長くなったので、今回は終わりにしますねw


2つ目は、また後日ということで m(\ _\)m

最後に少しまとめます。

子供の育て方が「わからない」、「間違えた」と
思うのは、あなたが持っている

 

「世間で良いと言われている子供像」と
「自分の子供の行動や言動」

 

比べているからです。

 

それをしている限り、子供の気になるところや
駄目なところばかりが目につきます。

 

理想的な家庭を作る第一歩は
そのフィルタに気付くことです。

 

そして、あなたが
幸せになる方法を学びましょう^^

 

 

あなたにも、あなたのお子さんにも
すばらしいところは数え切れないぐらいあるんですから。

 

メルマガ

-楽しい子育て