こんにちは、ザビエルです!
今回は、超夫婦円満になり、超幸せな家庭の作り方について説明していきたいと思います。
必要なSTEPは5つ。
かなり長くなってしまいましたが、最後まで何度でも読んでみて下さいませ^^
夫婦関係の改善に関しては、これが全てだと言っても良いでしょう。
また、5つのSTEPだけで良いので、毎日意識して実践していれば、はっきり言って、「必ず夫婦円満になれます」と言っても過言ではありません。
しかも、超シンプルで簡単なんで、ぜひ今日から実践して見て欲しいと思っています。
もし、夫婦関係が悪化していれば、そう簡単に関係は改善しないかもしれません。
ですが、関係が悪化したのも時間がかかってきたように、改善するのにも時間はかかります。
ですので、あきらめずに、実践し続けていただければと思っています。
あと、重要なのは、「誰のために夫婦関係を改善するのか?」ということも忘れないでください。
あなたは
「夫婦円満になりたいですか?」
「幸せな家庭を作りたいですか?」
もし、YESならば、、、その家庭を自分で作る必要があります。
待っていては何も改善しません。
夫や妻のためでも、子供のためでも、周りの人のためでもありません。
「すべては、あなたが幸せな家庭で過ごしたいのであれば、自分でその家庭を作れる自分になる必要があります。」
誰もあなたを幸せにはしてくれません。
自分の居場所は自分で作るしかないのです。
大事なことなのでもう1度言いますが、あなたが選べせる選択肢は2つ。
1つは、夫(妻)が、幸せな家庭をつくってくれるのを待つ。または幸せな家庭が作れないのは夫(妻)のせいにし続ける。
もう1つは、自分で幸せな家庭を作るチャレンジをしてみる。(作れるかどうかは別の話です。)
これしかありません。
あなたはどちらを選びますか?
もし、幸せな家庭を作るチャレンジをしてみるのであれば、ぜひ下記からご覧くださいませ^^
今から5つのSTEPについてお伝えしていきたいと思います。
そのSTEPがこちら。
目次
それでは、1つずつ説明していきますね。
STEP1.心から感謝する
心からの感謝とはなんでしょうか?
「ありがとう」「いつも助かってるよ」「優しいね」
感謝の言葉はいろいろとあります。
ですが、言葉で言うことが感謝ではありません。(言わないよりはマシですが)
感謝とは、実は、何層にも分かれています。
どの層までしっかりと想像して、感じたことを相手に伝えることができるのか?これが心からの感謝になります。
たとえば、夫が、洗濯物を取り込んだとします。
ここで、多くの妻は「洗濯物を取り込んだこと」しか見えていません。
次に思うのは、「どうして畳んでくれないの?」とか「なんでそれぐらいも気づかないんだろう?」です。
そして、こんなことを思いながら「洗濯物取り込んでくれてありがとう」という言葉を発します。
しかし、そもそも思考はネガティブな状態(なんで全部やってくれないの!という意識が働いている状態)なので、発する言葉も暗かったり、ため息が混じっていたり、顔は無表情だったりします。
それを感じた夫は、なんで取り込んだのにそんな態度なんだ!なんてこと言ってしまう。
そして妻は、あのね、この後畳んでしまうんだよ、それが大変なのにどうしてそれぐらいやってくれないの!?私の仕事だと思ってるんでしょ!!
という言い合いから、夫婦喧嘩に発展してしまうんです。
では、どうすればいいのでしょうか?
実は、この「洗濯物を取り込んだ」という出来事には3つの層があります。
ですが、多くの方は一番深くにある「思いの層」まで見えません。
だから、なんでもっとやってくれないの!私のことをバカにしてる!家政婦だと思ってるんだわ!!なんて感じでしまうんです。
では、実際に3つの層に分解してみましょう。
まず3つの層とは、
・結果の層
・行動の層
・思いの層
というものがあります。
これを1つずつ説明していきますね。
◆結果の層◆
これは、出来事です。
ようは、先ほどの例で言えば、「洗濯物を取り込んだ」という事は、出来事であり結果です。
多くの方は、この層しか見えていません。
少しだけ補足として、夫婦喧嘩に発展するパターンを紐解いてみましょう。
結果しか見えていない場合、その結果が自分の期待値よりも低いと、不満に思ってしまいます。
「なんで、ここ(期待した部分)までやってくれないの?」「どうして、それ(期待した部分)ぐらい気付かないの?」
と思い、そこからさらにネガティブな思考に発展します。
ようは、「やってくれない理由」「気付かない理由」を探し始めるんです。
ですが、そもそも
期待値よりも低い=ネガティブ
という状態なので、思考もネガティブな方向へ発展しやすくなります。
その結果、、、やってくれないのは、私のことを何とも思ってないからだ、気付かないのは、私の仕事だと思っているからだ、なんて発想になってしまうわけです。
ここから2つのパターンに別れます。
1つは、怒り、脅し、嫌味などの言葉を言ってしまい、夫婦喧嘩になるパターン。
もう1つは、我慢して感謝を言うけど、結局は、どこかで爆発して、怒り、脅し、嫌味を言ってしまうパターン。
たとえば、ネガティブな状態で感謝をしても、声のトーンは低かったり、投げやりだったり、ため息混じりなど、、、言葉と態度が一致しません。
思っていないのに、超笑顔で、明るい声で「本当にありがとう!すごく嬉しい!!」なんてことは、かなり難しいです苦笑
(↑それが出来たらそうとうの名女優になれるかもしれませんw)
あなたも、経験ありませんか?
誰かに謝ってこられたり、感謝された時に「本当にそれ思ってる!?」と感じたことが。
“思い”というのは、自分の意識とは別に表現されてしまいます。
あなたが思っている事を我慢して、言葉でどれだけつくろっても、相手は無意識に感じるんです。
そして、相手から「言いたいことがあれば言えばいいじゃん!」とか「何が気に食わないんだ!!」という言葉を言われ、爆発する。
話が少しそれましたが、これが夫婦喧嘩が起こる大半のパターンになります。
◆行動の層◆
行動の層は、相手がやってくれたことです。
※これは、プロセスの層とか、労力の層とか、他にも違う言い方で説明している場合もあります。
洗濯物を取り込んだという結果を分解すると、外に出て、洗濯物をまとめ、それを家の中に入れてくれたという、過程が存在します。
過程に関する感謝であれば、寒いのに取り込んでくれてありがとう、仕事から帰って疲れているのに、取り込んでくれてありがとう、という過程に対するねぎらいの言葉が出てきます。
ここが見えるようになれば、心からの感謝もしやすくなります。
ようは、「洗濯物は取り込んで当たり前」ではなく、「夫は洗濯物を取り込まないという選択があったのにも関わらず、わざわざ取り込んでくれた」と思いやすくなるんです。
そこに気付けると、自然とありがとうと言えるようになります。
そして、そこよりも深い層が次です。
◆思いの層◆
この思いの層は、洗濯物を取り込んだ理由になります。
夫は、妻のことを考えて取り込んでくれた可能性があります。
帰ってからやるのは大変だな、そういえば洗濯物を取り込んで欲しいって言ってたな、いつも大変だからやってあげようかな。
と思って、洗濯物を取り込んだ可能性がある。
もちろん、その思いに対する真実が何かはわかりません。
ですが、妻のことを想って行動を起こしてくれた可能性は高いです。
しかし多くの夫婦はこの「思いの層」までは気付きません。だからこそ、感謝よりも足りない部分に意識が向きやすいんです。
これは、妻が料理を作ってくれているということも同じで、3つの層に分解できます。
いきなり思いの層に飛びますが、
妻が一生懸命料理をしてくれているのは、もしかしたら、夫の体のことを考えているかもしれません。
仕事で疲れて帰ってきたから美味しいものを一生懸命作ろうとしているかもしれません。
自分も仕事で辛いけど、頑張って一生懸命作ってくれているのかもしれません。
1品だけかもしれないけど、手の込んだ料理を作ってくれているかもしれません。
こういう、相手の思いに気付ければ、自然と感謝ができませんか?
もしかしたらなんで夫(妻)のためにここまでやらないといけないんですか!!とおもわれるかもしれません。
ですが、僕はあなたに聞きたいんです。
あなたは、相手がやってくれた思いまで気付いて、感謝ができる人でありたいですか?
それとも、相手の思いに気付かず、表面的な感謝ができれば十分だと思うあなたでありたいですか?
これはあなたが選べるんです。
相手がどうとかではなく、あなたがどんなあなたでありたいのか?それだけなんです。
そして、あなたは夫(妻)のことをどれだけ見てきたでしょうか?
思いに気付き、感謝をしたことがあったでしょうか。
僕はどちらが正しいとか間違っているなんてことはなくて、きっと、思いに気付けるほうが、夫婦として素敵じゃないかなぁーと思っています。
あとは、あなたが選んで見てください^^
STEP2.居心地のいい場所を作る(=状態を整える)
居心地のいい場所を作るとは、相手にとって居心地の良い場所になります。
もう少し言えば、相手があなたと一緒にいることが心地良いと思わせることです。
では、一体どうすれば、相手はあなたと一緒にいることに対して心地良いと感じるのでしょうか?
美味しい料理?
優しい言葉?
ステキなプレゼント?
綺麗な部屋?
・・・
残念ながらすべてハズレです。(無駄って話ではないです)
僕が思う、相手が最も居心地が良いと感じるのは何かというと、、、
「あなたの感情」
です。
ここで考えてみて欲しいことがあります。
それが、あなたがイライラしたり、悲しんでいたり、怒っていたとします。
そんなときに、美味しい料理を食べたり、優しい言葉をかけられたり、ステキなプレゼントをもらったり、部屋が綺麗だったりしても、、、
あなたと一緒にいたいと思うでしょうか?
これは勘違いして欲しくないのですが、決して
「イライラしたり、悲しんだり、怒ったりしてはいけない」
という話ではありません。
ネガティブな感情を感じるというのは、人間である証です。
人間は喜怒哀楽を感じることが、自然であり、ダメなことではありません。
ここで言いたいのは、ネガティブな感情をどうやって感じなくするか?ではなく、あなたの状態をどれだけ整えられるのか?ということです。
もう少し言えば、1日のうちに、どれだけ心地良い状態で過ごせるのか?ってことです。
怒り、悲しみ、嫌悪感、疎外感いろいろな感情を感じるのには、すべてにおいて理由が存在します。
その感情を感じる理由を紐解くことで、あなたが心地良い状態は長くなるのです。
たとえば、僕の場合ですが、奥さんと長男の将来について話していた時に、よくぶつかっていました。
特に奥さんの「大学ぐらい行かないと」という言葉を聞くたびに、僕は自分をバカにされているように感じて、感情的になっていたわけです。
僕は高卒なので、「大学ぐらい行かないと」という奥さんの言葉を、僕は無意識でバカにされたと勘違いして、怒っていたのです。
「大学行ってない俺は、ダメなのかよ!」
みたいな、、、今考えれば、勝手な被害妄想ですよね苦笑
ここに気付いてから、同じ会話になっても感情的にならなくなりました。
僕たち人間は、多くの場合、自分から自分の状態を悪くしています。
先ほどの僕のように、勝手に思い込んでしまったり、他には出来事の悪い側面ばかりを探してしまったり、、、
この2つについて、もう少し説明しましょう。
1.勝手な思い込み
2.出来事の悪い側面ばかり探す
それでは1つずつ説明しますね。
1.勝手な思い込み
これは、先ほどの僕の例で説明しましたが、自分がイライラしたり、悲しんだりしたときに、
その出来事を紙に書き出して見て欲しいんです。
そして、その中から「自分が勝手に思い込んでいる部分」を探してみてください。
そうすると、相手の言動や行動から、勝手な思い込みを起こしている場合が、多いことに気づきます。
また、相手から傷付けられるような言葉を言われたり、態度を取られた時も同じで、実は、その前に自分がそっけない態度や、相手を傷付けるような言葉を発している場合もあります。
なので、まずは自分がネガティブな感情を感じた時に、どれだけ客観的にその出来事を分解できるのか?
これが重要だと思っています。
2.出来事の悪い側面ばかり探す
次に、これは僕が「幸せセンサー」とか「不幸センサー」と言っているのですが、関係が悪い夫婦というのは、「不幸センサー」が働いています。
不幸センサーとは物事のネガティブな側面を探すセンサーになります。
食事に行ったり、ホテルに泊まった時に、その料理やホテルのネガティブな側面ばかりを見つけてしまうんです。
スタッフの対応がおかしい!料理が出てくるのが遅い!料理がまずい!ホテルの部屋が最悪!適当にされた!
・・・・
ありとあらゆるネガティブな側面を探します。
もちろん、それは事実かもしれませんし、そう感じることは仕方がないことかもしれません。
しかし、ネガティブな側面を探すことは、結局は「自分の状態を落としている」ことに気付いていません。
きっと、その料理の良かったところや、ホテルの素晴らしいところも1つぐらいはあったと思うんです。
ですが、あえてネガティブな側面を探すわけです。
これが、夫婦関係でも起こっています。
ようは、夫(妻)のダメなところ、嫌なところ、腹が立つところ、、、こういったところばかりが目についてしまうのです。
それは「不幸センサー」をフル稼働させているからなんですが、すごくもったいないなぁーと思ってしまうのです。
だって、きっと付き合っている時や、結婚したての頃は、「幸せセンサー」を働かせて、楽しい毎日を送っていたと思うんで。
だから、僕としては、ぜひポジティブな側面を見つける「幸せセンサー」を稼働させてほしいなぁーと思っています。
ではどうすれば「幸せセンサー」は働かせることができるのかというと、この質問に何度も答えていけば、稼働し始めます。
その質問が、、、
Q.今から24時間以内になった嬉しかったこと、楽しかったこと、感謝できること、有難いことを探して見てください。
これだけ。
まずは、この質問に毎日答えてみてください。それを1ヶ月も続けていると、あら不思議。
自分の状態を良くしてくれてる出来事に気付きやすくなりますので^^
さぁ、それでは次のステップです!
STEP3.相手に興味を持つ
あなたはどれだけ相手に興味関心を持っていますか?
もう少し言えば、どれだけ相手のことを知っていますか?
どんなことに悲しみ、何が好きで、どんなことに喜びを感じるのか、どんな人とどんな会話をしているのか、今どんなことにストレスを抱えていて、どんなことに興味を持っているのか・・・
こういったことを知っているでしょうか?
僕は書籍やほかの記事でも言っていますが、これがわからないのに、相手を喜ばすことはできません。
実際に、相手のことがわからないのに、相手を喜ばすことなんてできないですよね。
夫婦関係が悪い人たちというのは、自分がやってきたことに対して「こんなにやってるのに!」ということを言ってきます。
ですが、僕はそういう方にはこう聞き返すんです。
「それって、本当に相手が心から望んだことだったのでしょうか?」
と。
もちろん、その方は一生懸命自分なりに頑張ってこられたのだと思います。
時間がないなりにも、体調がすぐれない時や精神的に辛い時でも、頑張られたのだと思います。
そこは本当に素晴らしいと思います。
ただ、それが相手の心に届いていないことが問題なんです。
せっかくの努力が、相手からしたら「そんなに嬉しいわけではない」かもしれなかったのです。
どうせ努力をするのなら、相手が心から喜んでくれることに力を入れたくありませんか?
そのために重要になるのが、相手への興味関心になるわけです。
ここでは、相手を知るための方法を2つお伝えしていこうと思います。
その2つとはこちら。
1.観察する
2.組み立てる
もしかしたら内容から、ん???と思われるかもしれませんが、読み終えた時に理解できるように書いていますので、ぜひじっくりと読んでみてください^^
それでは、いってみましょう!
1.観察する
観察するとは、まさに言葉の通りです。
ようは、相手を観察するんです。
では、どういった視点で観察をするのか?
それが、、、
・顔の表情(喜び、無関心、怒り、悲しみなど)
・目を見ているか?目の形は?口角は?
・声のトーン(高い?低い?暗い?明るい?)
・体の動き
など。
人間の顔や体には、その人の思考が反映されやすいと言われています。
すなわち、どんなことをしたときに、どんな反応をするのか?で、その人が本当に望んでいることや、本気で嫌がることがわかってきます。
「いってらっしゃい」や「おかえり」は顔を見ていってますか?
相手の声のトーンや顔の表情で、今日会社や学校で何があったのかが、なんとなくでもわかるかもしれません。
ぜひ、今日からでも観察して見てください。
これまで知らなかったことが、どんどん発見できるようになりますよ^^
2.組み立てる
組み立てるというのは、相手の世界をあなたの頭の中で組み立てるということです。
どういうこと!?
と思われたかもしれません。
これは、相手が生きている世界(あなたの知らないところ)で何が起こっているのかを知るということです。
たとえば、、、
・夫の会社関係(どんな仕事をしていて、どんなストレスがあり、人間関係はどうなのか?誰と仲良くて、苦手な人は誰なのか、その理由とネタ的なこと)
・妻のママ友関係(誰とどんなことを話しているのか?仲のいい人、よくない人、好きな人、苦手な人、なぜ仲良くて、どうして好きなのか?逆に仲が良くない理由と苦手な理由など)
・子供の学校関係(誰と仲が良くて、どんな会話をしているのか?どうしてその子と仲が良くて、何がきっかけなのか?逆に仲が悪い子は何があったのか?)
実は、普段の会話ではこんなことが話されていたりします。(もちろん、関係にもよりもます)
これらがわかれば、僕たちは夫(妻)や子供の特徴を良く知ることができます。
もう少し言えば、夫や妻、子供の日常には、一体何が起こっているのか?というのがストーリーとして組み立てられるわけです。
ただしこれは、ここまでやらないといけない!という話ではなく、ここまでわかれば、相手の感情レベルまで知ることができるので、
相手を喜ばすことも、嫌がることをしないことも容易にできるようになるわけです。
STEP4.建設的な会話をする
よく会議では、建設的な会話が必要だ!なんてことが言われたりします。
ですが、そもそも建設的な会話とはどういう会話のことを言うのでしょうか?
この説明の前に、夫婦関係が悪い人たちはどういう会話なのかについて説明していきたいと思います。
そもそも、夫婦関係が悪い人たちというのは、建設的な会話はとは逆の会話をしています。
具体的に言えば、
「誰が犯人か?」「何が正しいのか?」「どちらが間違いなのか?」「おかしいのはなぜか?」
という、◯◯のせい、◯◯が悪い、という会話が主なんです。
もう少し言えば、4つの会話のパターンが多いです。
そのパターンはこちら。
・非難
・侮辱
・自己弁護
・逃避
これは、ジョンゴッドマン博士という方も言っていますが、このような会話をしている夫婦は、関係が破綻する可能性が極めて高いです。
では、4つの会話についてもう少し説明していきましょう。
▲非難
非難は相手の「人格全般」への中傷行為になります。
例として、女性編、男性編の説明をします。
女性編:なんでいつも忘れるの!?何度も言ってるじゃない!ほんっとあなたって無責任ね!
男性編:どうして何度言ってもやろうとしないんだ!僕のことをバカにしてるのか!?君って奴は本当に大したこともできないのに、いうことだけは立派だな!
▲侮辱
侮辱は相手をバカにしたり、嫌味を言ったり、非難よりもさらにアップグレードした人格の中傷になります。
例として、女性編、男性編の説明をします。
女性編:よくそんなので高校も卒業できたわよね。驚きだわ笑(バカにしたかのように)
男性編:ほんといつも口ばっかりで、こっちのことなんてわかろうとしないじゃないか!自己中のヒステリック女め!
▲自己弁護
自己弁護は、非常に良くできたコミュニケーション方法です。
ですが、ものすごい力を持っています。相手を非難したり、侮辱するのと同じぐらいの力を持っています。
にも関わらず、言葉が巧みすぎて自分も相手も気付きません。
でも、残念ながら、自己弁護をすればするほど、自分は正しいと表現することになります。
すなわち、これは「自分が悪いんじゃなくても、それ以外の人やものが悪いんだ」って言ってるということです。
何を隠そう、僕自身が「自己弁護のスペシャリスト」でしたからね苦笑
もうね、超エリート。自己弁護界のプリンスと言っても過言ではありませんw
それではいつものように、例として女性編、男性編の説明をします。
女性編:私は悪くないわ。だって、家事や育児で忙しかったんだもの。それは流石にできないわよ。
男性編:ゴミが出せなかったのは、目覚まし時計がきちんと動かなかったからだよ。そういえば、昨日の夜に目覚ましをセットしておいてねって言ったよね?
※これは、言葉は優しいが、結局は相手のせいになっている。
▲逃避
逃避は、 会話のパターンはありませんかが、男性で言えば、いわゆる「無視」ですね。
女性の場合は、強制的に話を変える、もう聞きたくない!とヒステリーを起こすなどもあるかもしれません。
関係が悪い夫婦というのは、この4つの会話パターンを繰り返しています。
そして、最後には、会話がなくなり、別居や離婚へ発展してしまうわけです。
では、一体どうすればいいのか?というと。
会話をする際の「視点」が重要になります。
視点には大きく分けて、2つの視点があります。
1つは「障害」、もう1つは「ゴール」です。
それでは、詳しく説明していきます。
★障害★
関係の悪い夫婦は、多くの場合、目の前の障害に対して話し合いをします。
ですが、障害には原因があり、原因にはどちらかが関わっています。(両方が関わっている場合もあります)
たとえば、朝起きるのが遅かった。ゴミを出し忘れた。ご飯の準備が遅い、風呂がわいてない、準備が遅い、電気を消し忘れた、子供が勉強しない、、、
結婚生活には、いろいろな障害が付きものです。
こういったときに、その障害の原因を探そうとします。
ですが、そもそも障害というのは、ネガティブなもの。
その原因を探すことになるので、その障害(問題)が起こるのは、◯◯のせいになりやすいんです。
その結果、どちらが悪い、どちらに原因があるという会話から、夫婦関係が壊れる4つの会話パターンに発展してしまうわけです。
★ゴール★
実は、この「ゴール」に向けて話し合うことこそ、建設的な会話になると僕は思っています。
では、ゴールとは一体なんでしょうか?
ここでお伝えするゴールとは、「二人でどんな家庭を作るのか?」ということです。
これを二人で話しておく必要があると思っています。
もう少し話しましょう。
二人でどんな家庭を作るのか?というのは、主に「感情」に目を向けてください。
ようは、二人でどんな感情を多く感じる家庭を作りたいのか?ということです。
当然ですが、悲しい、辛い、苦しいと感じるような家庭は嫌だと思います。
ということは、嬉しい、楽しい、感謝できるような家庭を作りたいのではないでしょうか。
次に、ここをゴールに詳しいことを考えていきます。
たとえば、家事。
この「家事」については、どうしたらいいのか?
家事をするのは妻の役目、、、という視点ではなく、二人で楽しい家庭を作るために、家事はどうしたらいいか?という視点で考えていく。
仕事も同じで、それは夫の役割、、、という視点ではなく、二人で家庭を作るという視点は絶対に外してはいけません。
二人が作るということです。
もちろん、これは理想論であり、二人の関係や状況によっては難しいかもしれません。
ですが、どちらか一方でも、「ゴールから考えてみる」という視点を持たない限り、夫婦関係は改善することは非常に難しいでしょう。
STEP5.存在を認める
これは、最終目標であり、できるかできないかは別の話になります。
ただ、ここを目指すことは、あなたの人生が確実に豊かになると言っても過言ではないでしょう。
当然ですが、夫婦関係も良好で、子供達も毎日イキイキと過ごしていることでしょう。
では、早速お伝えしていきたいと思います。
この存在を認めるというのは、一体どういうことなのか?というと、、、
今の僕が表現するとしたら、
「相手の全てを受け入れる」
という言葉が、一番近いかもしれません。
相手の全てを受け入れるというのは、相手のこれまでの言動や行動、性格的な特徴、すべてです。
もう少し簡単に言えば「相手が生きてきた世界(価値観)は、相手にとっては100%正しい」という事。
この視点を持つと、相手の言動や行動を、自分の価値観で判断しなくなります。
自分の価値観で判断し無くなれば、「正しいVS間違い」という戦いは起こらなくなります。
また自分の価値観で、相手が判断できないので、「相手はどうして、その言動をしたのか?どうしてその行動をしたのか?」ということを知る必要が出てくるわけです。
知ろうとしない限り、相手がその言動をしたり、行動をした理由(価値観)は一生わかりません。
これは、相手を一人の人間として認めている状態でもあります。
しかし、他者の言動や行動を自分の価値観に照らし合わせて判断している場合、相手を一人の人間として認めていません。
言い方を変えると、自分の価値観に合えば味方だし、価値観が違えば敵になるという事です。
これが夫婦関でも起こっているため、価値観が違う部分が出てくれば、そこを起点に夫婦関係は壊れていきます。
そう、いつの間にか敵同士になってしまうのです。
だからこそ、この存在を認めるということは非常に重要になることを覚えておいて下さい。
これは、夫婦関係だけでなく、子育ても同じです。
子供を一人の人間として知ろうとしないと、自分の価値観通りに育てようとします。
そうすると、子供の心は壊れていき、問題行動を起こすようになります。
少し話が逸れたのでまとめますが、「存在を認める」ということは、あなた主観で他者を判断しないということでもあります。
もう少し、言葉を変えると
「自分は他者の事はわからない。だから、どのように思い、どう感じるのか?」を知ろうとすること。
これこそ、人間関係の悩みを解決し、結果的に夫婦関係も良好になるというわけです。